無事にSRRVの取得を終えて、日本に帰国された方に体験談をお願いした。因みに、この方は、フィリピン入国メモを書いていただいた方でもある。これからフィリピ入国あるいは日本への帰国を計画している方は是非参考にしてほしい。
記
3月25日に、NAIAマニラから羽田空港への直行便で帰国、入国しました。
その際の私的な体験をかいつまんで書かせていただきます。
なお、事前の準備なのですが、SRRV保持者はTravel PassをPRAに申請することが必要ですので書き添えます。予約の出発便の一週間前までの申請が求められているようでして、ここは要注意です。(これが無いと出国できない例もあったやに聞いています。)
また、その文面中に、「(フィリピン帰還後)3日以内に、PRA公式メールアド宛てに入国時の入管スタンプ押印パスポートページなど送り、帰還の報告をしなければならない」というような内容があり、これも気を付ける必要がありますね。
また、後述もしますが、フィリピンでのPCR検査では日本入国用の検査証明だけに焦点があたりがちですが、私がPCRでお世話になったクリニックでは、フィリピン出国用の検査証明も自動的に出していただき、チェックイン時に航空会社に提出しました。
(これが無いとチェックインできないのかどうかは分かりませんが。。)
Covid-19下の国際移動~日本入国時の必須は、MySOS(救命健康サポートアプリ)というアプリの、自分のスマホへのインストールからでした。厚生省のアプリです。
ファストトラック (mhlw.go.jp) にアクセスして説明を読んで、ダウンロードをしていって下さい。これを一読しないとずっと不安だと思いますし、珍しく?分かりやすい説明になっていると思います。
なおこれを読んで分かるように旅行者がスマホを持っていないことはそもそも想定されていません。(持ってない人は日本の到着空港で貸与されるようですが、その場合の具体的な対応は私には分かりません。MySOSの事前対応をせずにどうやってフィリピンなど外国を出国できたのかを含めて。。)
このMySOSがFast track に活用されるわけですが、むしろこれらはイコールという方が分かりやすいと思います。 MySOSの事前審査でQRコードを取得し画面の色が赤色から事前審査がとおったという意味の緑色に変わっていれば(上述の ファストトラック (mhlw.go.jp) を参照してください) 安心で、到着空港でのチェックがとても簡単に済み、早く進みますよ、という理解です。(特別な別レーンのFast Trackなるものがあるわけではありません。)
繰り返しで恐縮ですが、MySOSを事前に(出発便の16時間前までに)埋めて、事前審査をとおしておけば、入国出来たも同然と言って良い気すらします。
ですから、そのMySOSの事前審査をとおす「肝」に集中して、以下、書き進めます。
MySOSは4箇所、まず最初の3個所である、「質問票WEB」 / 「誓約書」 / 「ワクチン接種証明書」なる箇所を、指示に従い埋めたり証明書を添付で送ったりします。
なお、ワクチンは、3回目接種がされていることが前提の造りなので、2回だけの方の場合は事前審査は保留になり、入国時の審査になるはずです。はずと書いたのは、私は3回接種済みだったので、そうでない場合の手順は分からないという意味です。決定的な違いは到着後の行動制限の有無だと思います。
ここまでは個々の実態どおりに時間に余裕持って対応出来るかとは思います。
問題は、4つ目、「出国前72時間以内の(PCR陰性)検査証明書」、です。
72時間前とは、便の出発予定時間に対しての検体の採取時間、ということのようです。
また検査証明書は、日本の厚生省の指定フォームが望ましいとされています
ただ、これらに自分で過剰に神経を使うよりは、こういうことに手慣れたクリニックで検査及び証明書を依頼するのが良いですね。→ 私が受けたクリニックについては後述します。
私の場合は、そのクリニックでまさに72時間前に検体採取していただき、約18時間後に検査結果を、まずはLINEに、陰性証明書の写真を送付頂きました。
(なお、検査は外注で、結果に時間がかかる可能性あるので、採取は早めを勧められました。)
証明書オリジナルは、検査翌日の日中/出発前々日に、取りに行き入手しました。
なお、私の場合は、写真の陰性証明書ですぐにMySOSの審査にかけ、オリジナル入手前には事前審査がとおってたという運びでした。一安心でした。
なお、MySOS4箇所のうち、3つ目まで審査がとおると、元々は赤色のMySOSが黄色になり、最後の陰性証明の審査がとおると緑色になります。
繰り返しですが、この緑色になると一安心、もう出国及び入国出来たも同然なのでしょうね。
ちなみに、出発時のチェックイン時には緑色であるMySOSのQRコードをチラ見でしかチェックされなかった印象です。
日本入国時は、入管職員に言われるままに緑色のMySOSのQRコードを見せ続けるだけ、と言っても良いでしょう。最後に、到着空港で改めて、唾液接種によるPCR検査が待ってますが、これは検査結果が出るまでひたすら我慢、仕方ありません。
なお、参考までに、私の受診したクリニックはマラテにあるSTC Medicalで、Dr Akagi Junが対応して下さりました。約4,000pesosでした。
日本での検査(唾液でのPCR検査)で陰性判定、かつ、3回ワクチン接種済みの人は、私もそうですが、隔離無しまた公共輸送機関利用オッケー、自宅待機も無しでした。
空港で配られた検疫所の資料を参考にしてください。