携帯を買い替えました 2020年9月21日


封鎖が6ヶ月に差し掛かった9月はじめ、いよいよスマホ(ソニーエクスぺリア)使い物にならなくなってきた。私には物足りない、たった2年と9ヶ月の寿命だった。コロナ封鎖で外出ができない私は、息子に頼んで修理に出したのだが、「リセットしないとどうしようもない、リセットしたら、全てのデータは消失する」と言われて修理をあきらめた。参照ブログ「ついにスマホを買いました 2017年11月28日   

一見して悪いところはないのでが、3年足らずでほとんど使用するに耐えない状態となってしまった。

主な不具合は①音声通話ができない(ラインやメッセンジャーでの通話はマイク付イヤホンで可能。電話嫌いの私には返って好都合なのだが、ロードできないのは不便だ)。②電池の消耗が激しくて夜間、スタンバイで使っていないのに30%くらい消費してしまう。③画面の端にあるAやPの文字の入力がきわめて難しい。④画面が頻繁にスタック/フリーズしてスタンバイ用On/Offを繰り返さなければ前に進めない。この④が決め手となって買い替えることにした。

ノキアの携帯は、さすが、通話とローマ字のテキストという限定された機能についてはしっかりと果たしている。実は裏蓋はなくなって代替品はなくて、絆創膏をはってあるという始末なのだが。

因みにノキアの旧型携帯は、裏蓋がなくなったり、満身創痍ながらも健在で、スマホの通話機能が故障していることもあって音声通話用に使用中だ。こちらは、何の不具合もなく、スマホが故障したり、無くしたりしたとき、緊急用に維持しておく必要がある。フィリピン人とコンタクトをとるためにはなんら不自由もないし、小さくて軽いノキアは永久保存となるのだろう。

新しいソニースマホは、若干大きめになっていて、旧ソニースマホの次の型のようで、使用法は全く同様だ。これが私には一番、ありがたい。

機種の選定については、使い慣れたソニーにしたいのだが、昨年、ソニーはフィリピン市場から撤退してしまって、市場に出回っていない。息子に相談したら、中国のショップから取り寄せることができて、価格も16000ペソで、前のスマホと同程度ということで即決した。機種が違うと、同じアンドロイドだとしてもデータの互換性や操作が異なって、簡単に使いこなすことが出来ないと踏んだのだ。

学校の宿題で消火練習をするキアン

ソニー・エクスペリアのウエブ・サイトによると、すでに新しい機器が発売されていて、複数のレンズや防水機能付など、良いこと尽くめなのだが、私として、今使っているものと同じなのが一番だ。防水機能は良いとしても新しい機能は、私には猫に小判だ。

週に一度、パパカーネルが帰宅する。子供達は大喜びなのだが、クッキーの様子がちょっと変だ。

2週間ほどして到着したが、息子に頼んで、主要なアプリ、GoogleやYahoo、LINEやMessenger、銀行のオンラインバンキングを設定してもらった。スケジュール表のデータもシンクロしていて、旧スマホが、そのまま新スマホに入れ替わったごとくほとんど元の状態になった。さらにシムやSDを移設したら、そのまま使えて、もちろん旧スマホの故障はすべて解決した。

キアンの演奏で、皆でプレスリーの「I Can’t Fall in love with you」を唄うのが慣わしなのだが、クッキーはなかなか交わろうとしない。

息子によると、裏蓋に隙間があって開けた気配がある。本体をいじくったら証拠が残るので、電池を代替品に交換したのではないか、そのせいか、こころなしか電池の消耗が早いと報告があった。仮にそうだとして、証拠を見つけてクレームしたとしても徒労に終わると思うし、電池は消耗品なので、泣き寝入りすることにした。中国となると、どうしてもそんな疑りを持ちたくなる。

舌をかんで、膨れるクッキー。このあと、大騒ぎになるのだが、要はクッキーがパパ・カーネルを独り占めにしたくて、パパがキアンや、ココを相手にするのが気に入らないのだ。サッカーボールの遊びを始めたら、キアンをはずせ、とやかく言うママ・ジェーンは2階に行け、と泣き叫んでしばし事務所内は騒然とした。結局、パパ・カーネルが譲ってクッキーだけを相手にして、キアンにはレゴの組み立てを許し、ママ・ジェーンはココを抱いて2階に上がって場は収まった。たまらないのは仕事中の私で、親がいなければ、クッキーを怒鳴ってしまっていたところで、次回からは耳栓をして、この騒ぎに文字通り耳をふさぐことにした。因みに、クッキーが、たまの父親の訪問を出迎える態度はママ・ジェーンの子供のころ、父親を迎えた時と瓜二つだそうだ。

因みに、旧スマホを修理に出すと、4~5千ペソかかってしまうということなので、取り止めて、後釜として予定していたママ・ジェーンの14歳の姪にはその修理代で新品を買ってやることにした。コロナの影響で行なわれるオンライン授業にどうしても必要なのだそうだ。なお、旧スマホは少なくともゲーム機としては使えそうなので、キアンのアドバイスに基づいて、将来末っ子のココがゲームに目覚めたら譲ることにした。

不満だらけのクッキーと違って人生が楽しくて仕方がないような、ココ。あと、2ヶ月で一歳になるが、よちよち歩きはじめて、手当たり次第、破壊しまくるのだろう。

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