韓国料理のソール・ガルビといえば、もはや我が家では定番中の定番、我が家から歩いてもいける距離なので、外食といえばここと決まっている。最近では週に2回から3回は通っているが、とにかく、うまくて、安くて、量が多くて、しかも早い。焼肉料理が基本なので、肉とライスしか食べないキアンにはもってこいだ。一方、糖質制限ダイエット中の中年には只の野菜が一杯で皆満足だ。特に我が家のフィリピン人はビコール出身なので辛党であることも幸いしている。
したがって、日本からのゲストを招待するときもここが一番、ほとんど感激される。日本の熟年紳士はどういうわけか韓国料理が大好きだ。バンク・オブ・コマ-スの支店長、ケイトさんの子供でキアンのクラスメートのカレル君を連れて行った時も大感激。後で家族を引き連れて再挑戦したそうだ。
韓国料理 SEOULが我が家の定番に復活 2015年12月6日
最近、良く招待するのが息子の一家とその居候だ。息子は、OFW(Oversea Fipino Workerの略)として日本に出稼ぎに行っているので、 息子から 嫁たちが退屈しているから連れ出してやってくれとの依頼があって、早速連れていったのここだ。普段は外食といえば、もっぱらイナサールかジョルビーだろうから、はじめはちょっとためらってライスばかり食べていたが、おいおい慣れて気に入ったのかバクバク食い始めた。
さて我々が注文する料理はほとんど同じで、豚のばら肉、豆腐のスープ、それに今回は新規にお好み焼きを追加した。それにイメージ的に同等の量の漬物や野菜、さらに卵料理がついてくる。
メニューの一番に載っているのがSAMGYEPSAL、サンギョップサールと呼ばれる豚のばら肉(Fresh Pork Bellyないし五花肉とメニューには書いてある)。肉料理といえば、我が家ではこれしか注文しない。キアンの一番の好物でこれ以外は口にしないので仕方が無いのだ。2015年のブログを見ると値段は290ペソで現在と変っていないことにキアンは商売上手だとなぜか感心していた。
最近気がついたのは、この肉は韓国焼肉の代名詞のようで、この肉の名前の韓国焼肉料理店があるくらいだ。ちなみにマカティ・スクエアの韓国焼肉料理店の名前は SAMGYEPSALamatでタガログ語のありがとう、Salamatとつなげている。
以上2品が我が家の定番なのだが、多人数を招待した時は、ちょっと物足らないので、今回挑戦したのが韓国式お好み焼きだ(日本語での呼び名は忘れしたがメニューにはPajeon、Korean Pancakeとなっている)。食べ終わる頃にやっと出来てきたがふわふわで意外にいける。以前他の韓国料理店で注文した時はいつも硬めでおいしくなかったが、これは絶品だ。
キアンが、食後の定番、アイスクリームを店で買うよう運転役のアランに頼むと、私はリオにもと念を押した。そうしたらアランはキアンとリオに一個ずつ、自分の分(これはいつものことなのだが)の他にさらに2個買ってきた。オヤッと思っていると、それを彼女たちに配ってやったのだ。息子からはリオがアイスクリームを2個も食ったと嫁から連絡あったと伝えてきた。
アランは最近7人目の子供のお産で10日ほど休んだのだが、女の子に対する心配りという点においては20数人の子をなした性豪、父親譲りの天分の才があると感心した。そういえば普段静かなアランが、やけに多弁だった。