12月31日、晦日にタバコの街に正月の買出しに出かけた。またこの日は朝から天気が回復し、マヨンがその絶景を見せてくれた。しかしそれも、本の数時間でマヨンは再び雲に隠れてしまった。
タバコの市街地は晦日とあって、大勢の人が買出しに出ており、マーケットやデパートは人であふれかえっていた。また、銀行のATMも長だの列ができていた。
新しくできた市営マーケットも人でごった返し、店はかき入れ時とばかりに大声を張り上げて客を呼んでいた。
魚売り場は、昼近いので半数程度しか店は開いていなかったが、それでも新鮮な魚が客を待っていた。
果物売り場も大繁盛だ。
タバコ市、唯一のデパート、LCCはすれ違うのが難しいくらいに人で埋まっていた。レジには10m以上の列ができていて、1時間も待たされたが、人々は辛抱強く順番を待っている。我々は長兄ダシンの奥さんのノーマに買い物中並んでいてもらって、さほど待たずにレジを済ますことができた。
フィリピンでは晦日に花火や爆竹を鳴らして新年を迎えるのが習慣だ。市役所の脇の通りには花火を売る店が軒を連ね、年に一度の商いに励んでいた。