台湾料理「天天火鍋」は野菜が一杯 2010年1月30日


フィリピンにしばらく住んでいると野菜不足に陥る。フィリピン料理の野菜料理といえば、チョップソイ(野菜炒め)かピナクベット(牛肉と苦瓜の煮込み)くらいしかないし、サラダなどは滅多にお目にかからない。毎日和食レストランで食べるのも金がかかるし、そこでありがたいのが、中華シャブシャブの天天々火鍋だ(中国風にチアンチアンと呼ぶ)。マカティのパサイロードとマカティアベニューの交差点のすぐそば、ニューワールドホテル(ルネッサンスホテル)の裏手にある。

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クリアスープとスパイシーと、2種類のスープがあって、生の具材を注文して煮て食べる。日本のようにセットになっているのではなく、それぞれ単体の具材を一皿ごとに注文する。

CIMG8473s-4具材の種類は豊富で100種類くらいはある。一皿100150ペソ程度。一人につき二皿注文すると丁度良い。それに飲み物で、一人せいぜい 300400ペソ程度であがる。写真にあるように、肉類、シーフード、野菜、それに烏賊ボールや豆腐などの加工食品など、自分で好きなものだけ注文できるのがうれしい。

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ここの売りはたれだ。天天独特のたれが人気に秘密で、それにさらにニンニクや唐辛子をいれて自分好みに調整できる。子エビは生きていて、これをゆでて食べる。まず初めに煮立ったお湯をお玉でお椀にいれて死なせてから鍋に入れる。そうしないと、鍋の中で暴れまわって、大変なことになってしまうのだ。仕上げはご飯と生卵を取っておじやを作る。ネギの刻みを載せて、たれをちょっとかけて食べるととてもおいしい。

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 この店の2階はほとんど日本人の客だが、企業の駐在員が圧倒的に多い。私も駐在員のころは客が来るたびに案内した。客は100%満足するし、当方としては安いのでありがたい。ここで食べたらパサイロード沿いに建ち並ぶカラオケに行くのがいつものパターンだった。退職後フィリピンに戻ってからも、たびたびお忍びで出かけていった。しかし、しょっちゅう知り合いに会ってしまい、お忍びどころではなかった。今でも退職者を食事に案内するときの第一候補と決めており、月に23回は訪れている。私にとってマカティで食べるなら、天天火鍋、新宿ラーメン、ルートンマカオ、瀬里奈/MARUCHAN、お好み焼きの神楽5本の指といった所だろうか。

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