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フィリピンでは会社設立はSEC(Security Exchange Commission)に会社の設立を申請する。通常はCPA(Certified Public Accountant)が経営する公認会計事務所あるいは弁護士事務所に申請手続きを依頼する。会社の規模にもよるが数万ペソで代行してくれる。SECの標準の書類を使用してエクスプレス・レイン(特急窓口)を利用すれば1週間で承認されることになっているが、書類の準備とその他の許可も含めると1ヶ月程度かかるようだ。SECの窓口は主要な地方都市にあるので地元で申請することができる。

しかし、会社設立だけで営業が開始できるわけではない。税務署(BIR、Bureau of Internal Revenue)、営業許可(Mayors Permit)あるいはSSS(厚生年金)、Philihealth(国民健康保険)、Pagibig Fund(住宅資金)などの登録も必要だ。ちなみにBIRの届出では、OR(Official Receipt)の様式の印刷などが必要で、毎月、四半期、通年の各種税金支払いの報告義務がある。Mayors Permitは毎年取得しなければならない。

SECにおいては毎年GIS(Gneneral Information Sheet)の提出が必要で、株式の移動、役員、オフィサーなど主要な会社情報を届け出しなければならない。

その他、建設業、人材派遣業などにおいては、それぞれの役所に、別途ライセンスの申請が必要だ。

 

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