NTTホテルといえば、一時パスコがユニットオーナー(退職者)の依頼で退職者がビザ申請の間利用するゲストハウスとして利便を図っていたところだ。パソンタモ通り、マカティ・スクエア(リトル東京のあるエリア)から至近距離で日本人が住むには大変便利で、また、パソンタモ通りから、一歩奥まったところにあるから、返って車の騒音も少なくて暮らしやすい。
最近はマネージメントが変わって、エレベーターにはIDカードを差し込まないと作動しないなど、セキュリティがしっかりして、以前と比べて住みやすいコンドミニアム/ホテルに生まれ変わった。その分宿泊料も大分高くなったが、そのNTTにスツジオタイプ(ワンルーム)のオーナーとしてお住まいの方が、勤める会社の事務所の引越しに伴ってユニットを売却をしたいと希望している。2014年4月10日、本ユニットは売却先が決定しました。
NTTホテルの入り口は道路冠水に備えて大分高くなっている
入り口を入るとすぐ左にレストラン、正面右にはレセプションがある、その奥がエレベーターだ
ユニットは今時のスツジオとしては大型の32m2で、左をキッチンと居間、右側をベッドと執務スペースとしてうまくレイアウトしている。ベランダもあって、洗濯物も干せるし、窓には網戸が備えられ、蚊などに悩まされる心配も皆無とのこと。オーナーは数年の歳月を費やして、住みやすい快適な住宅に仕上げたと自負されており、是非日本人の退職者、特にお子様連れの奥さん等に買ってもらって大切に使ってほしいと期待している。
左側の居間の部分はベッドとしても利用できる。右側のベッドスペースには大型のダブルベッドが置いてある。入り口からはベッドが見えないように仕切りが設置してある。
居間から台所をトイレの方向。ベッドの脇は執務机が設置されている
オーナーは自ら料理することはめったにないそうだが、一通りの調理器具はそろっている。また、お湯は、シャワー、洗面台、台所の3箇所で使える。風呂桶はないが、シャワーはトイレとはスライド・ドアーで仕切られていて、日本人の好みにあっている。
窓からはマニラ、パサイ方面が望め、モールオブエイシアの花火はすばらしいとのこと。ということは西向きなので、天気の良い日の午後はカーテンをしめて日差しを防ぐ必要があるだろう。その他、パソンタモは雨季には道路が冠水することで有名だが、現在、下水道工事をしているので、完成したら、改善されるだろうと期待されるとのこと。
左の写真の中央あたりがモールオブエイシアで、毎週金曜と土曜の午後7時からは花火を楽しめる。
売却希望は家具や電気器具一切を含んで、ネットで200万ペソ。ネットということは、キャピタルゲインタックス、タイトルの移動に伴う諸税および手数料は含んでいないということ。この付近の新築のコンドミニアムの相場は最低で10万ペソ/平米程度だから、半値に近い。また、タイトル(CCT)や納税申告書なども完璧にそろっており、固定資産税や管理費なども支払い済み、即刻売買を完結することができる。
新築物件は、まだ、タイトル(CCT)がないということで、PRAの預託金を使用できないなどのトラブルが多発しているが、この物件は、そのような心配は全くない、新築物件に比べて安心して取引ができる。参考ブログ「SRRV預託金を使ったコンド購入の事例 2014年3月1日」 参照。
さらに、現在パスコのゲストハウスとして退職者に提供しているユニットも希望があれば売却可能。条件は、上記のNTTのユニットと全く同様で、価格は家具付で、200万ペソ(ネット)あるいは、キャピタルゲインタックス、登録のための諸税、タイトル移動の手数料等をすべて含んで225万ペソ(5万ドル)。ただし、こちらは42m2の2ベッドルームで広めのユニットだ。もちろんタイトル(CCT)なども完璧。場所は、マカティのパスコ事務所と同じ敷地内で、NTTほどの至便さはないとしても、周辺にはスーパーやレストランがあって便利に生活できる。しかも、エリア全体が高くなっているので、冠水の心配は全くない。参考ブログ「パスコ専用ゲストハウスの開設 (マカティ・プライムシティ・コンド)2011年10月9日」参照。
上記二つの物件に、ご興味のある方は志賀、kazutamishiga@yahoo.co.jp まで連絡ください。追記;2014年4月8日、パスコのゲストハウスは売却先が決定しました。