フィリピンで退職生活を目指す日本人女性の依頼で、タガイタイ・ツアーを行った。はじめは、スービック、クラークを回る予定だったが、往復400kmの日帰りは、いかにも強行軍ということで、適当な距離のタガイタイを目指すことにした。
タガイタイは、1990年の後半から、別荘地ブームにのって、急速にホテル、レストランやアミューズメント施設が整い、リゾートとして脚光を浴びている。マニラから一時間あまりという地理からも、休日は渋滞するほどの混みようだ。この日は、万聖節(All Saint Day)あるいはハロウィンデイなので、敬虔なクリスチャンは皆、墓に行って、リゾートは空っぽと思いきや、意外と観光客であふれていた。
タガイタイ名物はパイナップル。パイナップル畑が丘を覆う(写真左)。タアルビスタホテル庭園よからのタアル湖の絶景(写真右)
この日の旅程は下記だが、マニラのきれいな部分を取り上げている。
1.タガイタイ;タアル湖を望む絶景(タアルビスタホテルの庭がベスト)のほか、マホガニーマーケット、スカイランチ(遊園地)、ジョセフィンレストランなど
2.アラバン・パラニャケ;アヤラアラバン・ビリッジを筆頭とするBFホームズ(イリジウム)などの住宅街、外国人が多く居住するメトロマニラ屈指のベッドタウン
3.モールオブエイシア;世界屈指の巨大モール、マニラ湾の夕日、金・土耀の花火が見もの
4.シティランド・コンドミニアム;マカティの庶民向けコンドミニアム
5.グリーンベルト;都会のオアシス、マカティのど真ん中の庭園とレストラン、外国人のたまり場
6.ボニファイシオ・グローバル・シティ;21世紀の新興都市。将来はメトロマニラの中心になると目される(今回は旅程に含まれなかったが是非含めたいところだった)
タアルビスタホテルのロビー(写真左)とジョセフィン・レストラン(写真右)、ともにタアル湖の絶景を見渡しながら食事ができる。
建設が、あらかた完了して、入居も始まったSMDCの大型コンドミニアム・WIND(写真左)、タガイタイの景観を損ねることはなはだしい。タガイタイ名物道端に立ち並ぶ果物商(写真右)
モールオブエイシアのスケートリンク、ここからオリンピック選手も出てきているらしい(写真左)。グリーンベルトの夜景、いかにも都会のオアシスだ。
グリーンベルトの木々に暮らすヤモリ(写真右)。この日は万聖節(ハロウィンデイ)なので、街中、いたるところにゾンビが出没した(写真左)。