ロングステイフェア2013に出展、一年ぶりの日本は? 2013年11月10日


  112日(土)に東京ビッグサイトで開催されたロングステイフェアに参加するために日本に出張した。115日(火)に帰比したが、111日(金)は万聖節で休日、114日(月)は文化の日の振り替え休日で、まさに連休中の出張だった。

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ターミナル1の入管はTの字型に一列に並ぶようになってブースの選択による運不運がなくなった

 ジェットスターで行ったが、早朝の出発なので、家を4時半に出たが、空港は意外と混雑していた。しかし、出国手続きにおいては、退職ビザの保有者は、右端の特別ブースを使えるので、待たずに手続きが終わった。

  久しぶりに日本に行ってみると、なにもかもが小奇麗で、箱もの(ビルや施設)だけが目立つが、そこにいる人影はまばらで、人の温かい息吹を感じることができない。

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成田第2ターミナルの連絡電車がなくなってエスカレーターと歩道になっていた

 東京ビッグサイトで開催されたロングステイフェア、今年は9671人の入場者を数え、過去最高だったそうだが、毎年9000人代で、あまり代わり映えがしない。

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ロングステイフェアのパスコのブース、拙著「金無し...」を大量においたが、訪れるほとんどの皆さんがすでにこの本のファンで、1冊しか売れなかった

 フィリピンブースは入り口正面に設けられ、宿敵マレーシアの半分程度のスペースだったが、同等の賑わいを見せ、フィリピンもロングステイ先として、いよいよ表舞台に出てきた感がある。

CIMG0709s-4PRAからやってきたノエルさんとマービンさんは、フィリピン観光省と机を並べていた

 フェアの翌日、助っ人に参上してくれた息子と共に、先般フィリピンで交流を深めた山本のぶ子さんのお宅を伺った。のぶ子さんのアレンジで、思いを一緒にする方々が20名近く集まって、フィリピン移住に関する話題で盛り上がった。

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のぶ子さんと息子ののツーショット

 たった一日の横浜(実家)滞在だったが、近所のすし屋で孫娘二人と会食、特に下の子(2才)が子供らしく成長していた。お姉さん(5才)のお茶目ぶりもますます磨きがかかり、おばあちゃんをやりこめることもしばしばだそうだ。

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お土産のピンクの珊瑚のネックレスを首にかけるユっちゃんと妹のユメちゃんはおじさんに抱っこされてポーズ

 夏の間は休む暇も無かったお父さん(私の三男坊)の肩に抱かれてご機嫌のお姉さん、洋の東西を問わず、子供はお父さんの肩車が大好きだ。そう言えば KIANに肩車をしてやるのを、しばらく忘れていた。しかし、女性では抱っこさえ出来かねるヘビー級(約20kg)のKIANを肩に乗せるのは容易な事ではなさそうだ。

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肩車は世界共通のお父さんのサービス。180cmを越える三男坊の天車はきっと迫力ものだろう

 今回、横浜からの帰りは、京急で行くことにした。京急一本で成田空港まで直行できるという情報を息子からもらったためだ。直行列車は一日に数本しか出ていないというが、0845横浜発、2時間で成田空港着という、1310発のジェットスターJQ078に丁度良い特急電車があったのだ。

CIMG0735s-4電車の路線図も壁に貼り切れず、天井に貼ってある。三浦半島の先っぽから成田まで3県にまたがる大路線だ

 通勤ラッシュ時だったので、金沢文庫まで戻って、始発の増結列車に乗って、品川まで座っていった。そこで、車両を乗り換えて、成田まで一直線、約3時間の道のりだったが、乗車賃1800円、横浜から成田エクスプレスで行く、半分以下の乗車賃で快適に到着することができた。

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京急の赤い車両に誇らしげに「成田空港」行きの文字が掲げられている

 京急、都営浅草線、京成とつながったものと思っていたが、北総線を経由して成田スカイアクセス線という新線につながっていた。まさに建設したての駅や線路を興味深く観察したが、これで、JR、京成そしてスカイアクセス線と3本もの鉄道が成田まで通じていることになる。しかし、私が乗った列車はほとんど人が乗っておらず、がらがら、過剰なまでのインフラ整備に感心する。一方、フィリピンのマニラ空港(NAIA)には一本の鉄道もつながっておらず、バス路線もない。すべてが車頼りだから、あの悪名高いタクシーがのさばり、空港周辺は休みの日でも渋滞している。だから鉄道、一本くらい分けてやれないものかと思う。

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京成スカイライナーの待ち合わせ、ちなみに成田空港のアクセスは単線となりホームは京成と一緒だ

 

最後に、フェアで行った3分間スピーチを紹介する。

 

フィリピンのロングステイの近況 

 はじめまして、フィリピン、マカティサロンの志賀と申します。宜しくお願いします。

先日、4人のお母さんと6人の子供達、総勢10名の団体を迎え、退職ビザのお世話などをしました。

この方達は、マニラで退職ビザの申請を終え、その発行を待つ間はセブで英会話学校の宿舎に滞在し、親子で英会話の学習に励んでいました。フィリピンの英会話学校は通常、宿舎、3食、英会話の授業付きで、しかも1週間程度の滞在から可能なので、このようなロングステイの準備期間を過ごすには最適です。これらの英会話学校はフィリピン全土にありますが、最近は、企業ブームで、日系の英会話学校の設立がブームとなっています。

 

 この方達がフィリピンに来るのは、初めてで、お子さんを連れて母子だけで、この3Kのイメージが強いフィリピンにやってきて(危険、汚い、金が無い)、しかも永住ビザを申請するという決死の覚悟なのです。それは、ずばり、放射能に汚染された日本に子育てをするところは無い、ということ、いわば母子疎開、原発難民なのです。そして、また、日本の将来を憂え、子供たちをバイリンガルの国際人に育てたいと思っています。

 この方達は口をそろえて言っています。「フィリピンは怖いけれど、日本に近い、物価は安い、永住ビザが取りやすい、しかも、フィリピンの公用語は英語で、英語教育が充実しているので、他に選択肢が無かった。」と。しかも、2~3日も滞在すると、今度は「今まで持っていたフィリピンのイメージが、一変した。人々は皆、笑顔でやさしいし、街を歩いても日本にいるのと違和感がない。特に、子供達には優しくて、可愛がってくれるので、子育ての自信がわいてきた」と。

 最近フィリピンは、パラワン島とボラカイ島が世界第一位と2位のベストアイランドに選ばれ、女性の格差報告では世界第5位(ちなみに日本は105位)と北欧諸国と肩を並べています。一方ではマニラ空港、第1ターミナルが世界ワーストワンに選ばれ、ボホール島では大地震が発生し多大な被害を被るなど、マイナス面もありますが、世界に認められつつある感があります。

 

 皆さん、そんなフィリピンで、偏見を捨てて是非、ロングステイをエンジョイしてください。ちなみに、フィリピンの標語は、More Fun in the Philippinesです。

 

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