ホリーウイークの休みを利用して、レガスピの高台にあるジェーンの土地を訪問した。現在フェンスを建設中で、引き続きレストハウス(5部屋ほどの小ぶりのもの)を建設予定とのこと。近い将来完成するので、退職者の方も是非宿泊してほしい。
左手にはマヨンを望む(農場とはマヨンを挟んで丁度反対側になる)
道路沿いに所有権を主張するフェンスが張られている。
土地は、案外なだらかで資材の運搬もさほどの問題ではなさそうだ。当面はヤギや牛を放牧するということだが、まったく問題なさそうだ。
マヨンの風景は下からも十分満喫できる。
道路から一番離れた敷地の奥に小さな小屋が作られ、そこで作業員が寝泊りして建設工事に従事している。
自給自足をしようとしているのか、畑を作って作物を栽培している。またさらに敷地全体に果物の苗が植樹がされている。
この斜面でも作物を作ることができるという証明でもある。
レガスピ市を眼下に見渡す石の上で一休み。KIANは眠っていたので、私に抱っこをせがんで土地を視察した。KIANにこの土地は誰のものかと聞いたら、誇らしげに「ミー」と答えた。もっともKIANにとってみれば、農場も自分のものと思っているから、しかたのないことだ。しかし、遠い将来を見ると、この土地は確かに遺産として彼の手に入ることになるのだ。幼少にして資産を持つということはうらやましい限りだ。子供に資産を残してやりたい、これは親としての夢なのだろう。
土地の境界付近で草を食べる牛は、誰かさんの持ち物だ。
ゴメスーヤン家族の持ち物と主張するたて看板、その後ろにレガスピ市を一望できる。
ウベット以下、4人の職人が常用で働いている。
自分より大きな動物をこわがるKIAN、またこのときは臭いと文句を言っていたらしい。
メインの土地、約6000m2の道路を挟んで反対側に800m2の小高い土地がある。ここは、後ろ半分は市の所有地となっているそうだが、この後ろの景色も捨てがたいので、是非手に入れたいところだ。そうすれば、ここに360度の眺望を楽しめる展望レストランあるいはカーネル夫妻の終の住処を建設できるだろう。