マニラ郊外の生活環境視察ツアー2017年8月14日


退職ビザ申請中のお若い奥さんご一家の要望で、マニラ郊外の居住エリアの住まい、学校、買い物どころなど、生活環境の視察ツアーに同行した。行き先は、日本人などの外国人が比較的多く住むメトロマニラの南のはずれ、アラバン/パラニャケ/ラスピニャス、ラグナ県のサンタロサ、そしてカビテ県の別荘地帯、タガイタイ。サンタロサは時間の都合で素通りしたが、アラバン/パラニャケ/ラスピニャスとタガイタイに関してそこにお住まいの方に案内をお願いしてつぶさに観察することができた。

足は11人乗りのハイエースを使ったので4歳と0歳のお子さんを含む4人一家とヤヤ(子守)、それにガイド役の私とキアンを乗せ、さらに途中で二人のガイド役の日本人に同乗してもらってもまだまだ余裕があった。8時半にラスピニャスのSMサウスモールの前のマクドナルドで待ち合わせたが、日曜日ということもあってマカティからスカイウエイ経由で30分で到着した。

アラバン、パラニャケ、ラスピニャス地区はアヤラアラバンビリッジを始めとする高級ビリッジや中級ビリッジ、それにコンドミニアムが多数あり、フェスティバル・モール、タウンセンター、さらにはSMサウスモールなどの巨大ショッピングモールも近くにあって住環境は申し分ない。学校についても、サン・ベーダ(San Beda)、エリザベス・セトン(Elizabeth Seton)、モンテッソーリ(Montessori)などの一流私立、さらにサウスビル(South Vill.)などのインターナショナル・スクールが通学圏にあり子育てにも申し分無い。ただ、この地域を横断するアラバン・ザポテ道路がいつも渋滞しているのが難点だ。

はじめに訪問したのがオハナ・コンドミニアム、フィリピンの建設会社の雄、DMCIが開発した大型コンドミニアム群だ。ちなみにここは私が日本人退職者の依頼でユニットを管理していて、賃貸や売却のお手伝いをしている。たまたま、新しいテナントが入るというので改装中だったが、リゾート風のつくりで、生活環境は抜群。ただし、歩いて買い物に行くのはちょっとかったるいので、車が必須だろう。

アラバンの高級コンドミニアム”OHANA” 2012年8月19日

オハナはまさにリゾートビラといった雰囲気で住環境としては申し分無い

次に訪問したのが、アラバン・ヒルズ・ビリッジに入ってすぐのサン・ベーダ、休日で閉まっているの写真を撮り損ねた。

San Beda College Alabang

次がBF ホームズ の中にあるサウス・ビルIS、同行していただいたお母さんが子供通わせていて、おなじみの学校だ。

Southville International School and Colleges Manila | Philippines

サウスビル・インターナショナル・スクール訪問 2012年8月12日

サウスビルはインターナショナルスクールとしては手ごろな授業料で人気がある

BF ホームズはパラニャケとラスピニャスにまたがる広大なビリッジだが、いくつものビリッジに仕切られていて、内部には商店街や学校がある大きな街だ。戸建ての家は5万ペソ程度で借りることができるが大きすぎるので、日本人が開発したエリジウム・タウンハウスはてごろだ。

Elysium Townhomes, BF Homes Paranaque City, Philippines

 

エリジウムはコンドミニアムとして登記されているので外国人でも購入できるので人気が高い

BF ホームズの中にはサウスビルISの他にもモンテソッリなどの私立校もある。

Montessori de Manila

ここは日本でも有名な学校で手ごろな授業料で学べるそうだ

アラバンザポテ道路を挟んでBF Homesと反対側にあるラスピニャスのBFリゾートビリッジの中にはエリザベス・セトンという名門私立校がある。この辺は家が小ぶりで日本人が住むにはてごろな住宅が広がっている。この付近にお住まいの退職者のお住まいを見せてもらったが小ぶりのアパートで、2LDK、40m2で12000ペソ、マカティに比べると半分以下の賃料だ。

Elizabeth Seton School

私立エリザベス・セトン校の紹介 2013年3月27日

フィリピンとしてはめずらしいモダンな外観のアパート

共有スペースもモダンでとてもきれいだ

マカティの南方30~40kmに位置するラグナ県のサンタロサは時間の関係で素通りしたが、この付近は巨大な工業団地があって、最近は比較的高級なベッドタウンとして発展している。特にヌバリ(Nuvali)地区のアヤラモールをはじめとする巨大なモール群は一見に値する。ここにあるカリタス・ドンボスコ・スクールも人気校だ。日本人におなじみのカンルバンやサンタ・エレナなどのゴルフ場も至近距離なのでゴルフ好きにはたまらないだろう。

サンタロサはマニラッ子の買い物のメッカ 2016年12月7日

CARITAS DON BOSCO SCHOOL – Home

サンタロサからタガイタイまでは約20kmの道のりだが、休日、特に夕方のマニラ方面は渋滞がはげしい。サンタロサを出ると、まずお目にかかるのがゆでとうもろこしの販売所が軒を連ねている。一本、せいぜい10ぺそないし20ペソで、おやつに丁度いい。左右にパイナップル畑が広がってくるとタガイタイの山頂が近い。

パイナップルは土にもぐっていると思っていたご一家は始めてみるパイナップル畑に感激

タガイタイではまず、サウスリッジ(Southridge)というビリッジに自宅を建設中の退職者を訪問した。まだ未完成ということだったが3階建ての住居はまさに豪邸、しかし、周囲の家と比べると、決して目立つこともない普通の家だ。豪邸がたくさん建っていたが、ほとんどは週末だけの別荘だそうだ。裏手はパイナップル畑で、高所なので涼しく新鮮な空気を感じることができた。

モダンな外観の家におもわず感心、土地と家で1000万ペソかかったそうだが、日本なら一億はくだらないだろうバックはパイナップル畑がひろがり、景観をさえぎるものはない

さらに周辺の賃貸住宅を案内してもらったが3ベッドルームで2万ペソ~4万ペソ、やはりマカティの半値以下だ。

連続立ての住まいは3LDKで2万ペソ強の家賃

退職者が借りていた戸建ての家賃は35000ペソ

クラブハウスは別荘地のビリッジという位置づけだけのことはあってプール、屋内テニスコート、バスケットボールコートなどいたれりつくせりだが誰も使っていなかった。家はたくさんあるものの、住んでいる人がいなくて寂しいなという印象だった。

プールはビリッジの顔でもある

屋内テニスコートも立派

タガイタイは別荘地であるだけに大きな学校はなく、生徒数250名程度の学校がいくつかある程度だそうだ。小さなお子さんを通わせるにはその方がよいような気もした。

TISE(Tropical Innovative School of Excellence) – TISE SCHOOL

 

平屋の校舎が好ましい

幼稚園の教室も広々としている

せっかくタガイタイに来たのだから、マホガニーマーケット、タールビスタホテル、スカイランチ遊園地などをざっと回ってみた。マホガニーマーケットの豊富な果物売り場は相変わらずの賑わいだったが、果物の苗木を売る店が多くなっていた。さらに名物の牛肉を売る店が移動して新しい売り場を準備中だった。また、乾物を売る店やレストランがあった場所には裁判所が建っていた。しばらく来ないうちに随分と様変わりしている。さらに従来ロビンソンのモールだけだったものがアヤラモールもできており、さらにさらに大きなモールも建設中で、すでに都市化しているという印象だった。

新鮮な果物が所狭しと並んでいる

百軒はくだらないと思われる店が建ち並んでいる

タアル・ビスタ・ホテルの前面には相変わらずの絶景が広がっている。それまで、携帯ゲームに熱中していたキアンはこのときばかりは外に出てきた。彼にとっては思い出の場所なのだ。

タアル湖バックに思い出にふけるキアン

となりのスカイランチ遊園地は外から眺めるだけでお茶をにごした

そろそろ5時近くになって、家路につかなければならない時間だが問題は渋滞だ。タガイタイのエリアでも、メインの通りは渋滞が始まっている。そこで退職者の方が教えてくれたのが、抜け道だ。サンタ・ロサへ曲がり角をそのまままっすぐ行って、5分ほど走り、タガイタイハイランドへ右に下りる道のすぐ先に左へ入る小道がある。それを行くとサンタロサの南のインターに直接いけると言うのだ。運転手がわかると言うので決行したが、高速道路の近くまですれ違った車が数台という究極の抜け道だった。途中の景色もすばらしく、さらにマルコスの旧家もあったりして、この日一番の収穫だった。

究極の抜け道はすれ違う車もほとんどない

マルコスの旧家、今は荒れるがままだ

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