マニラ・ズー(動物園)訪問 2011年1月19日


        マニラ・ズーはマニラ、マラテ地区のキリノ・アベニューとマビニ通りの角、ハリソン・プラザのすぐ裏にある。平日でも高校生などそこそこの人出だった。中は動物よりもアイスクリームやおみやげの売り子が目立った。マニラ・ズーの正式な名称は「Manila Zoological and Botanical Garden」という仰々しい名前だ。

入場料は大人40ペソ、4フィート以上の子供20ペソ、先日のオーシャンパークの2フィート以上、一律500ペソとは違って懐も痛くならない。20年ほど前に一度来て以来、久々の訪問だが、中の印象は昔とほとんど一緒だった。

 象やカバ、ワニや蛇、サルや鹿、トラやライオンなど一通りの動物はいるものの、施設が古いせいか、肝心の動物は遠く小屋の中で寝ていたり、動物を至近距離で見ることができない。日本の近代的な動物園やオーシャンパークとはかなり違っている。 キアンも遠くにいるのが何なのか認識できずにぼやっとしていることが多かった。 

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動物園のなかごろに大きな池があって高校生がボートを楽しんでいた。その昔、中学や高校のころ自分が石神井公園などでボート遊びをしたことが思い出される。CIMG6041s-1

 キアンの目を引いたのが大きな鳥のケージだった。孔雀などがけたたましい声を出して鳴いて、コウノトリのような大きな鳥が舞っている。そういう動きや音のするものに興味があるようだ。ワニやカバなど動きの無い動物は、それが動物であることさえも認識出来ないだろう。

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さほど期待はしていなかったが、まあこんなもんだろうといった印象だ。しかし、午後3時過ぎに家を出て、往復のラッシュを含めて6時前にはマカティの家に戻ることが出来た。だから子供や赤ちゃんをつれてちょっとでっかけるには丁度良いだろう。毎週行ったとしても、40ペソの入場料なら負担にならない。ちなみにジェーンが学生時代は入場料が10ペソだったそうだ。オーシャンパークもいいが、庶民が気楽にいけるマニラ・ズーも残しておいて欲しいと思う。ところでお出かけが大好きなキアンは車の中でも大はしゃぎでご機嫌だった。ママやヤヤがいなくて何の問題もなかった。CIMG6056s-1

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