ボニファシオ・グローバル・シティのコンドミニアム・プロジェクト 2012年3月17日


  PRAの集いがあり、マッサージなどが只でやってもらえるというので、暇をもてあましていたので、出かけて行った。確かにPRAの職員が10人ほど来ていたが、どう見ても単なるコンドミニアムの商談会だ。しかし、せっかく来てしまったのだから、それもよろしかろうと、しっかり只のランチとマッサージを楽しんで帰った。

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受付で笑っているのは、PRAの退職者サービス・グループのマネージャーのピットさん。

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KIANに顔を寄せているのはPRAの営業部長のノエルさんだ。ジェーンと友人のマルーはまじめな顔をして販売担当の話に耳を傾けている。

プロジェクトの名前は、Arya Residence、ボニファシオ・グローバル・シティのマッキンリー・パーク・ウエイに建設中の高級コンドミニアムだ。モデル・ルームは1LDK- 66m22LDK-92m22LDKExec-127m2などSMDCのプロジェクトなどに比べて、広めのコンドミニアムだ。しかし、値段を聞いてびっくり、それぞれのユニットが、約10M14M19Mペソと平米単価はなんと15万ペソ(30万円)もする。円換算でも2000万、2800万、 3800万円で、もはや日本と大差のない価格帯だ(広さや場所の違いはあるが)。

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内装は確かに立派でため息がつくほどの高級感だ。先のワン・サルセドのコンドミニアムの一枚上を行く。これだけ立派な内装と家具、調度品を含んだ値段とすれば、こんな値段もありうるのかと思い、担当者にフル・ファーニッシュ(家具付)かと聞いた。ところが答えはフル・フィニッシュ、要は壁や床天井の仕上げを含んでいるだけで、家具調度など一切含まれていないというのだ。ここからこの贅沢な調度品を除いたら単なる狭苦しい空間が残るだけで、そんな空間に誰が数千万円の金を出すのだろうか。

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ちなみに、マカティの我が家は築20年近い中古とはいえ、4LDK-200m2の物件を400万ペソで買って、改装や家具に100万ペソかけ、全部で 500万ペソ、平米単価は25千ペソ足らずだ(相場的には平米5万ペソ)。この物件はその6倍の値段でしかもベア(空)だ。フル・ファーニッシュなら7~8倍はするだろう。一体どこまで相場は上がるのか、そんな高値のコンドミニアムがいつまで売れるのか、そして空前のブームとなっているコンドミニアム建設ラッシュはいつまで続くのだろうか。

 

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