フィリピン退職庁の創立記念パーティ2008年7月8日


 74(金)、フィリピン退職庁(PRA)の第23回創立記念パーティが催された。PRAは退職者ビザを発行する機関で、日本を始めとする中国、韓国、アメリカ、イギリスなど世界各国の退職者に退職後の人生をフィリピンですごしてもらい、フィリピン経済に寄与してもらうことを推進する政府機関だ。PRA のトップはゼネラル・アグリパイという元フィリピン国家警察(PNP)の長官を務めた著名人だ。

23回目の創立記念日をむかえたフィリピン退職庁(PRA)

23回目の創立記念日をむかえたフィリピン退職庁(PRA)

 この日はPRAの職員のほか、銀行などの協力機関、フィリピン在住の各国の退職者を招待し、年に一回の顔合わせのパーティだ。場所はマンダルヨンのランカスタースイートというコンドミニアムのメザニン(2階)で、聞いたことも無く、まずその場所を探すのに一苦労した。駐車場も少なく、大きなパーティを開くにはどう見ても適しているとは思えない。会場も狭く、入り組んでいてなぜこんなところで開催したのだろうかと疑問に思い、PRAの職員に聞いてみると、MRT(電車)の駅に近く職員が帰るのに都合がいいからだという。そもそもPRAは毎年会場を代えるのでいつも場所を探すのに苦労する。どうも地理に疎い退職者のことは二の次のようだ。

アグリパイPRA長官は元警察庁トップの有名人だ

アグリパイPRA長官は元警察庁トップの有名人だ

 翌日、とある退職者から私に抗議の電話が入った。パーティの通知が来ず、知らなかったというのである。しきりに文句を言っていたが、私に言われても仕方がない。私はもはやPRAの職員ではないのだ(私はかつてPRA2年間コンサルタントとして勤めていた)。考えてみると退職ビザを持っている私にも招待状は来なかった。ただ仕事がら多くの退職者の住所に事務所の住所を使っているため、招待状の存在を知っていたのだ。PRAとしては退職者の便宜を図ることに傾注はしているものの、どうもやることがちぐはぐで、所詮フィリピンの役所の域を出ることは困難なのだろう。とかく文句の多い各国の退職者の目から見ると PRAは一体何をやっているのだという批判が絶えない。

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