フィリピンは雨季の真っ只中 2012年7月25日


先週の土曜日(21日)、退職者の方がゲストハウスに移るため、マラテに迎えに行った。この日は明け方から強い雨が降っていて、途中道路冠水していると思われたが、試しに出かけてみた。これは、ルソン島の東方沖に発生した熱帯性低気圧(ファーディー)の影響で、ルソン島北部に大雨をもたらし、マニラにも強い雨が降ったもの。この時期は、月に数回、こんな雨が降り、10~11月の雨期明けまで続く。

案の上、主要道路は10~20cmの冠水で、なんとか通れたものの、脇の道路は50cm程度冠水して、車も人もおらず、人々は水が引くまで家に閉じ込められている様子だ。

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それでもマラテに近ずくと勇気ある人々が自転車を漕いで商売に励んでいる。乗用車は恐る恐る脇を走る。

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 ところどころ立ち往生している車や自転車が放置されており、人影は見えない。

こんな時は、トラックやSUVでないと安心して走れない。いつ何時エンジンが止まって、車を放置する羽目になりかねないからだ。

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歩道にまで冠水が及ぶと人々はすそを折り曲げて道路を横断するしかない。しかし、そこに口を開けたマンホールがあったりすると一大事、ドブネズミになってしまう。

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 勢いよく走るトラックが起こす波にふらふらになって走るファストフードのデリバリーのバイク。家に閉じ込められた人々に食料を運ぶ彼らは、転んではならじと必死に走る。倒れてしまったら、ビザやハンバーガーは売り物にならず、配達員が弁償しなければならないから、命がけだ。

 こんな時に役に立つのがサイドカーつきの自転車だ。かれらは人力だから、濡れてもへっちゃらで、稼ぎ時とばかりに、街の主要な交通手段になる。

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 人通りもほとんどない通り。こんな時に出かけていくのは我々ぐらいのもの好きだろう。結局、目当ての場所には近づけず、午後に出直す羽目になってしまった。

ちなみにメトロマニラの唯一の排水先ともいえるパシッグ・リバーは、普段でも満潮時は水位が地面より高くなり、すべての排水路は水門を閉めて逆流を防ぐ。だから、雨と満潮が重なると雨水はたまる一方で、簡単に道路冠水を引き起こす。メトロマニラはほとんど平だが微妙に高低差があって、低いところは簡単に腰ほどの高さまで水が来て動きが取れなくなるので、住宅の選定は雨季にするのが無難だ。

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