フィリピンの人口が9000万人に肉薄2008年11月20日


 国連人口基金の発表によると、フィリピンの2008年の推定人口は8970万人で、2007年より380万人増加したそうだ。2000年代の平均の人口増加率は約2%、したがって5~6年の内に1億人に達する見込みだ。 東南アジアではインドネシアについで2番目の人口大国で、減少に転じている日本の人口が12790万人だそうなので、このままでは15年後位に日本の人口を抜くのは間違いないだろう。ちなみにマニラ首都圏の人口は2007年に1055万人と1千万人の大台を突破し、全国の人口増加割合よりはるかに大きく、地方から首都圏への人口の流入が激しい証拠だ。写真のようなフィリピンの若者達がこれから子作りに励むとなるとこの傾向は決して変わらないだろう。

若者は恋に夢中、その結果、子供ができるのは自然の原理だ

若者は恋に夢中、その結果、子供ができるのは自然の原理だ

 ちなみに私が初めてフィリピンにやってきた1989年には、フィリピンの人口が7000万人、マニラ首都圏が700万人、国土面積は日本の70%、また島の数が70007づくしで大変憶えやすかった。あれから19年、ずいぶんと変化したものだ。フィリピン政府はこの人口増が貧困増につながると人口抑制にやっきとなっている。しかし、あの子供好きなフィリピン人から子供を奪ったら一体何が残るのか。子供が唯一の幸せと考えている彼らから子供を奪うことなどできなはしないし、はなからあきらめた方が賢明というものだ。カトリック教会でも現在下院に提出中の「人口抑制法案」に対しては徹底抗戦の構えだ。

子供は家族の宝だ

子供は家族の宝だ

 フィリピン人はほとんど見境もなく子作りに励んでいるように見える。たとえ経済的に許されなかろうが、結婚していまいが、お構い無しだ。避妊がはばかれ、堕胎が禁止されているから、妊娠すると皆出産することになる。したがってシングルマザーも多いが、いずれの場合でも子供たちは家族中の愛情を一身に受けてたくましく育っていく。そして子供を育てることが親の生きがいであり、親子ともども幸せなのだ。仕事があるから、面倒を見れないから、経済的に難しいから、などなどと理由を挙げて、子供を作らない、あるいは妊娠してもおろしてしまう、という日本の発想は、なにかおかしいのではないか。フィリピンの方が自然で愛と幸せに溢れているのではないかと感じるのは私だけだろうか。

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