キアン・キアンで過ぎ去ったクリスマスと正月だったが、いよいよマニラに、そして日常に戻る日がやってきた。従姉妹達も学校を休んでまでして、キアンに別れを告げた。]
レガスピ空港も最近は便数も増えて、常にPALやCebu Pacificの飛行機がとまっている。先日農場に泊まった方はレガスピからセブへ直接向った。大雨で飛行機が飛ばないのではないかと心配したが、それどころか、バックのマヨン火山も半分以上姿を見せていた。
カーネルは娘と弟を伴って前日に車で帰ったので、この日はキアンとママ、そして日本人二人の旅だった。
離陸直後の飛行機から見たレガスピ市。天候にめぐまれ、Albay湾も穏やかだ。
右の写真では、遠くに先日、訪問したカグラライ島が臨める。
飛行機の右側の窓側に座って待った甲斐があって、マヨン火山はこちら側だけ見事に姿を現していた。農場のある反対側の斜面と違って溶岩が流れる荒々しい姿を見せてくれた。まさに活動中の活火山なのだ。
40分ほどの飛行時間でマニラに到着する。マニラも快晴で、マカティ(左)、ボニファシオ(中央)、オルティガス(右)のビル群が一緒に見える。
手前のラグナとマニラ湾に挟まれた狭い部分に空港とSLEX(南ルソン高速道路)が見える。右の写真はアラバンのタウンセンター付近だ。
飛行機はマニラを通り越し、カビテでUターンして、マニラ湾側から滑走路に入る。カビテの新興住宅地がモザイクのように見える。
久々にPAL(フィリピン航空)を利用したのでターミナル2に到着した。そこには最近のコンドミニアムの建設ラッシュを反映して、壁にあるディスプレイはほとんどがコンドミニアムの宣伝だった。
最近空港タクシーに乗って料金をぼったくられることが多発している。イエロー・タクシーはメーター制だが、そのメーターがどんどん回ってマカティで、 2000ペソになったり、200ペソのところを2000ペソと一桁上の金額を請求されたり、かなり悪質だ。そうなるとクーポン・タクシーに乗ったほうが間違いなさそうだ。
空港の係りとおぼしき人にクーポン・タクシーの場所を聞くと、えてしてレンタカーを案内して、これまた倍くらいの料金を請求される。クーポン・タクシーの場所には写真の大きな看板があり、行き先ごとに料金が書いてあるので、この看板を頼りに自分で探すことだ。ちなみにマカティは440ペソで、多少割高だが、この程度は我慢して欲しい(画面をクリックして拡大してみてください)。