先日、皆でKIANを公文に付き添った後、私だけがPRAと銀行に寄って用事をしていると、先に帰ったはずのママ・ジェーンから、ジュピターのチョコレート・カフェにいるから来てみないかと電話があった。丁度、銀行の用事が終わったところなので、銀行のあるペトロンのガソリン・スタンド(マカティアベニューとブエンディアの交差点)からジュピター通りを東に10分ほど歩いたところでパパ・カーネルが待っていた。日本料理の萬月や食べ放題-焼肉/シャブシャブのTong Yang(冬陽)の先、あるいは入管のマカティ支所の向かいにあるChocolatierという見慣れない店だった。
店の名前の通りチョコレートをテーマにした店で、大量の板チョコやチョコレートで作った花束などが飾られ、料理もチョコレートをふんだんに使ったものだ。板チョコには70%とか85%など、チョコレートの含有量が明示され、ほのかな甘みのある大人用、いわゆるビターチョコレートだ。チョコレートは健康にすこぶる良いという評判だが、あの甘さが糖尿病やダイエットの天敵で手が出なかった。しかし、ここの商品や料理は決して甘くないので、安心して食べることができる。
メニューはサンドイッチやスパゲッティなどかなりバリエーションに富んでいて、50種類ほどありそうだ。カカオから作ったお酒まである。料理の値段は100~200ペソ程度で、フィリピン流ならミリエンダといった量だが、当方にとっては十分ランチないしディナーといえる。アイスクリームもチョコレート中心でKIANのお気に入りだ。
店の雰囲気もなかなかよい。フィリピンにもこんな店が出てきたんだと感心することしきりだったが、どういうわけか客は全く入っていなかった。以下はメニューの一部だが、一見に値する店だ。