Sacred Heart Churchの式に引き続き、マカティの北、高級コンドミニアム街、ロックウエルにあるRockwell Clubで披露宴を行った。
私の役割は、日本人の招待客の足のない方を車で来た方に便乗してもらうアレンジ、そして無事に披露宴会場の席に案内することだ。そこで問題だったのは、入り口に並ぶ幹部候補生のために、すでに会場に入っていいのかどうか、さらに席のアレンジはどうなっているのか、見当がつかなかったことだ。誰かに聞こうにも誰にきけばいいのかさえもわからない。式をアレンジしたジェーン本人は花嫁で、見当たらないし、一々客のことを構っているわけにもいかない。田舎からかけつけたジェーンの兄弟たちもなにもわかっていない。そこで、意を決して、10人がけのテーブル、2台半を独断で確保して、連れも含めて約25名の方々を生バンドの前の一番良い席に案内した。
新郎の挨拶の後、すでに5時を回っていたので、早速食事の開始だ。テーブル数は10人がけのテーブルが15~6ほど用意されたテーブルは若干の空席もあったので、140~50人程度の参加者と思える。そのため、ビュッフェスタイル恒例の長蛇の列ができていた。
中央に新郎新婦の席が設けられ、その両側にニノンとニナンの席。
食事が一段落したら、生バンドをバックに定番のカラオケだ。この日は、キムと一緒に一ヶ月近く練習した退職者も得意の喉を披露した。新郎新婦も当然、一曲披露する。緑の服はプロ歌手のシャーロン。
ケーキカッティングの瞬間を撮ろうと多くのカメラマンが殺到。
クラブの前面のガーデンには子供達用のテーブルが置かれていた。だから、KIANは中と外を行ったりきたりだ。
いよいよ恒例の写真撮影、それぞれのグループごとに新郎新婦の後ろに並んで記念撮影だ。KIANは昼寝の時間でダダをこねている。
この日は、PRAのアチエンサGM、ノエル営業部長、フィリップ財務課長さんが駆けつけてくれた。
ハイスクール4人組、そしてキムとKIAN。姻戚関係の女の子の服装は赤に統一されて、皆新調の赤いドレスを着て、うれしそうだ。
パーティもそろそろ終わりに近づいて、新郎新婦がダンスを披露、それから、バンドのギタリストが得意のロックを披露。ギタリストとして有名なフランキーの演奏は、なかなか見ごたえがあり、退職者の方々も見とれていた。
最後はKIANが締めくくって幕を閉じた。KIANは退職者からいただいた現金のギフト(赤い封筒)をしっかりと握り締めていた。お金の持っている意味と力をしっかりと把握しているようだ。すべてを片付けて帰るころは8時になっていた。昼の12時ごろから約8時間の大イベントだった。