キアン9歳の誕生日2019年4月5日


キアンがいよいよ9回目の誕生日を迎えた。一歳の盛大な誕生日が昨日のことのように思えるが、10年近い歳月が流れたなんて信じ難い。新学期が始まると4年生だが、ティーンエイジャーも間近だ。私が齢を取るのも無理はない。

KIANの誕生会 パート2 2011年5月14日

今年は、キアンの通うドンボスコスクールの夏休みが毎年少しずつ後ろにずれて、いずれ欧米と同じ9月を新年度とすることを目指しているため、夏休みの開始は4月末になること、 ホリーウィークが4月15日からであることなどの兼ね合いで、誕生日はマニラですごすことになった。

近年、タガイタイのブームで土日の行き帰りの道はメトロマニラ並みの混雑を呈する。しかしながらサンタロサに向って左折せずにそのまままっすぐ行って、タガイタイハイランドをすげてしばらく行くと左に分かれ道がある。これがSLEXに向う秘密の抜け道の入り口だ
途中マルコスマンションと呼ばれる廃屋を通過して、未舗装の道路を通るが、交通混雑というか、車さえ通らない。なぜなら途中私道を経由するので本来は侵入禁止なのだがその付近の住人のために開放しているらしい

数年前の教育制度の改定でハイスクールは2年間延長されて6年となり、義務教育が6+6=12年間、日本ないし世界標準になった。キアンが小学校を卒業するまで、後、3年間、このくらいは現状維持で行くだろうが、ハイスクールの6年間はキアンの成長と私の衰えでキアンと私の関係は一体どうなるのだろうか、と最近とみに気がかりになっている。

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この日、たまたま来ていったカーネルからもらったポロ。よく見ると右袖にBernieとネーミングがされているが、これはカーネルの愛称だ。ヌバリのショッピングセンターの近くで、上述の抜け道に入ろうとしたら、チェックポイントで警備員に止められた、ここは私道だからステッカーが無いと進入できないというのだ。そして、私のほうを見てカーネルかと尋ねた。ジェーンは咄嗟に私の亭主はカーネルだ(これは本当)と返答し、警備員は敬礼をして通してくれた。どうもこのポロはカーネルクラスだけが切れるポロらしい。
最近、タガイタイを我が物顔に闊歩しているのがこの電動トライシクルだ。年配の方にはダイハツのミゼットを想起させるデザインだ。確かに現状バイクの横に座席をつけたものより乗り心地は良さそうだ。しかし、10人くらいの鈴なりの客を乗せて走るという芸当はできそうにない。

女の子は思春期を迎える頃、なぜか父親を遠ざける、お父さん不潔とか、生理的に父親を嫌うのは周知の事実で、父親にとっての悲しい現実だ。それでいて、他の男の子に興味を持ち初めて、中学校にあがったあたりでは男子への憧れは果てしないものがある。

バックミラーに写った子供の写真を撮るのは私の得意技だ。こうすると子供の自然の表情をとることができる。
メガネをつけた振りをするクッキー。2歳半になって色々しゃべったり仕草をとるようになったクッキーは外出が大好きだ。

これについて、ある方は、これは近親相姦を避けるための本能だと仰った方がいた。そんな話を11歳の女の子を連れてマニラにやってきたお母さんに話をしたら、それは母親も同じで、とあるママさんは思春期の自分の息子の放つにおいがいやで、息子が遠ざけるようになったという。

クッキーは自撮りも好きで、ワッキーフェースをすることも忘れない。
ベランダでセルフォンにいそしんでくつろぐキアンの写真を撮ろうとしたら、すかさずママ・ジェーンが割り込んで照れるキアン。

なるほど、女の子と父親の関係は男の子と母親の関係と同じなのだが、嫌がるのはいつも女で、決定権は女にあるようだ。ならば男の子と父親、女の子と母親はどうなるのだろうか。そういう目で周りを見てみると、特にそのような決定的な別離はなくて、生涯の友であるようだ。事実、私もいまだに息子と友達のように接している。

ベランダから、いまや英雄のパパ・カーネルを 総出で 迎える
いよいよパパカーネルの登場だ。パサイ警察署からの直行だ

11歳の女子を持つ母親は、そんな結論に安心したようで、いつまでも娘がべったりしていてほしい、喜んでいた。そして、私とキアンの関係も生涯の友達ですよと、うれしいことを言ってくれた。

パパカーネルの愛車、トヨタのFJクルーザーは、すでに生産が中止になったそうで、元々レトロなデザインに加えて希少性が加わって、中古価格が下がらないだろうと目論んでいる。
プレートナンバーの入手に2年以上かかってしまったが、その番号がなんとBRY95(Bernard Renato Yang)、彼の本名の頭文字だ。しかも95という番号は彼のポリス・アカデミーの卒業年度だそうだ。しかしもう一台の車の末尾番号が6で、水曜日が車を使えない日、FJクルーザーも5で水曜が使えない。もっともカーネル自身にとっては関係のない話ではあるが。

キアンが生まれたとき、男の子と聞いて、私には3人の息子がいるから、興味無しと言っていた。しかし、生まれて一年もすると、3度の食事を私のひざでさせるなど、今になってみれば、とんでもない勘違いをしていたようだ。

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ジョセフィーンレストランは1990年代、まだタガイタイを訪れる人もマバラなころから営業している老舗高級レストランだ。しかし、7人で食べて3500ペソで、値段的にはそこそこだった。

この日は、住宅の売却の話をするために仲介業者と面会する予定があったので、皆でタガイタイに出かけて行った。一方、パパ・カーネルは現地集合となった。誕生日のお祝いと言っても、全員でレストランで食事を摂るだけなのだが、将来、それがキアンの思い出、宝となるのだ。

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タアル湖をバックにポーズをとるクッキーだが、いつもの笑顔がない
キアンはFace Book用のポーズをとっている、これもママ・ジェーンのしつけだ

クリスマスが終わると、キアンは、次は誕生日プレゼントとばかり、指折り数えて楽しみにしていた。このときも誕生日の1ヶ月以上前から、いつ買いに行くのか、どこで買うのか、プレゼントはポケモンカードがいいと、計画に余念がなかった。

二人のヤヤは、農場のあるタバコ市のタバコ港の沖合いに浮かぶサンミゲル島から来ている。私はすっかり無人島だと思っていたのだが、沢山人が住んでいる層で、今度の夏休みには是非訪問する決意をしている
後ろはジョセフィーンレストランの一部だが、老舗だけあってしゃれた建築だ。広大な敷地を有する大型レストランだ

誕生日の一週間前に、計画通りグリーンベルト5のトイザラスに行って吟味した。そこで、なんとあろうに6000ペソもするポケモンカードのセットに目をつけたのだ。前回クリスマスで買ったせいぜい2000ペソ程度と目論んでいたものの、その熱意に負けて、一桁の年齢最後の誕生日ということで踏み切った。誕生日まで開けないという条件をつけたものの、私に隠れて開け始め、誕生日を迎えた時にはすべて影も形もなかった。

ジョセフィーンレストランの入り口で、よく見るとママ・ジェーンとクッキーがおそろいの服を着ている
なぜか誕生ケーキの登場がなかったが、家に帰ってからタガイタイから買ってきたブコパイ(ココナッツの実のパイ)にロウソク一本をかざして祝った。

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