カラオケにも春がやってきた 2011年10月29日


マカティのパサイロードからパソンタモのマカティ・スクエア界隈には20軒ほどのカラオケがひしめき、激戦地となっている。ドーシット・ホテルから順に、ブルー・エンジェル、アップ・ステージ、イルージョン、ラ・ジューラ、SHIAWASENEW SACHI、真珠の森、などの大型店や、美人座、原宿、KYO、クリーク・サイド、夢の中へ、スバル1、2、ラジューラ2などのカラオケが立ち並び、シノギを削っている。

 一昨年のリーマン・ショックの後、企業の駐在員の激減や緊縮財政の結果、海岸に打ち寄せる波が引くように、これらのカラオケから客足が遠のいた。そこで始まったのが、飲み放題、歌いたい放題で400~500ペソ均一料金というディスカウント作戦だ。そのおかげで、はやっている店もあったが、それなりに台所は苦しかった。

 ここのところ、長いことカラオケからは足が遠のいていたが、カラオケ友達ともいえる退職者の誘いで久しぶりにNEW SACHIを覗いてみた。去年行ったときは、客は我々二人だけで、何時間も二人だけでツーマン・ショーをやったこともあるくらいだ。これだけのGROを常時そろえて、オーナーの気苦労は大変なものだろうと、そのたびに同情したものだった。 

件の退職者は風邪を引いて喉の調子が悪くて、しばらくの間、私のワンマン・ショーが続いていたのだが、ふと気がつくと、ほとんどの席がお客さんで埋まっているのだ。こんなことは記憶にないくらいのことだ。大きな席に一人二人というのもあって、満員とは言えないものの、かなりに賑わいだ。 カラオケにもかつての賑わいが戻ってきたと、なにか感動すら覚えた。

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10時からのショータイムも復活している。元気の良いダンサーが踊りを披露し、オカマがバラエティ・ショーをやっている。ショーが終わるとダンサーが客席を回って、目の前でちょっとセクシーな踊りをしてくれる。以前は握手をするだけだったのだが、どうもチップのおねだりらしい。これもまた、一石2鳥の趣向で、目の前で腰をくねくねさせられると財布を開けざるを得ないのが男の性だ。

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ざっと周囲を見回すと、どうも若い人が多い。企業の駐在員なのか、あるいは観光客なのか、定かではないが、1990年代のおじさま駐在員のグループとはちょっと違うニュー・ウエーブだ。彼らも日本脱出組みなのだろうか。先日、パサイ・ロードのカラオケ・ボックスのWAKOとクリーク・サイドのカラオケ、クリーク・サイドのオーナーと一緒する機会があったが、その方も長い厳冬期を乗り越えて、きっと我が世の春を謳歌しているのだろう。その方とは今度は歌比べをしようと約束しているのだ。 

話は違うが、最近、マカティ・スクエアのカラオケないしナイトクラブのファラオに警察の手入れがあった。ここはフィリピン式の高級クラブで、マカティでは唯一、要は連れ出しが可能なカラオケなのだ。人身売買の容疑とあったが、起訴することに決まったそうで、しかも起訴の決め手は金魚鉢の存在だそうだ。

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金魚蜂とは覗き窓のなかに女性が待機していて、客が選べるようになっている部屋だ。この手の金魚鉢はどこのショークラブにもあって、マニラでは常識だ。ファラオで働く女性達はすべて否認しているそうだが、窓から覗いて女性を選ぶというのはまさに人身売買だというのが当局の見解だ。そうなると例のAsian Entertainment Netwrk Manilaも危ない。マニラも段々遊びにくくなっていくようだ。 

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