昨年開店したアンヘレスのマーキー・モールの100円ショップ、サイゼン(ダイソー)に立ち寄ったが、半年前に行ったときはモールのかなりの店が開いて いなかったが、今は全面的に出店して近代的なモールが出現している。アヤラ系だからSMクラークにに比べるとかなりハイ・センスだ。関連ブログ「100円ショップ・ダイソー(サイゼン)2号店の紹介」参照。
NLEX(エンレックス、北ルソン高速道)のアンヘレスの出口を出たところにこのモールはあるが、モールの前にはバスターミナルが出来ていて、マニラから の直行便もそこに止まる。また、おなじみバリバゴのフィールド・アベニューまでトライシクルで15分ぐらいで、もう一つのバスタミナルのダウと大差ない。
この日はチャイニーズ・ニュー・イヤーということもあってか、以前に比べてそこそこの人出だった。またSMクラークに比べてなんとなく歩いている人が上品だ。内部は広々、ゆったりとしていて、実に快適な空間が広がっている(運営側としては採算が気になるだろうが)。
1階のレストラン街もジョルビー、チョーキン、マクドなどのファースト・フードの老舗は顔を揃え、たくさん人も入っている。TOKYO・TOKYOという和食のファースト・フードも健在だ。
この日食事をしたのはケニーロジャー・ロースターという店だ。やはりチェーン展開をしているが、ジョルビーやマクドに比べて、少し上のレベルを行く。健康志向にあやかってサラダなども豊富だ。
外へ出てみるとアンヘレスとは信じられない、マニラのボニファシオ・グローバルシティとも伍する空間が広がっている。SMクラークの周囲がコンクリートで 固められているのとは大きな違いだ。デザインも、なにかマカティのグリーンベルトを思い起こす。きっと同じデザイナーが手がけたのだろう。場所的にも不便 なところではないので、今後多いに客を集めるに違いない。
タクシーを拾おうとしたら、そこに客待ちしていたのはトライシクルだった。そう、アンヘレスにタクシーは走っていないのだ。こんな超近代的なモールで客を 待っているのはトライシクルというのがいかにもフィリピンらしい取り合わせだ。トライシクル乗り場の前にあった看板には1.8Mの住宅の紹介だ。マニラの 郊外ならば、こんな程度が庶民の住む住宅の価格なのだ。