KIANのいとこのアレインは14歳、ハイスクールの2年生だ(右下の写真の左から2番目)。この日は、年長組の女の子5人が勢ぞろいして、ファームハウスの石畳で親交を深めていた。一方、年少組は、お猿さんの小屋の前に止めてあったトライシクルで遊んでいた。
その時、アレインが学校のクラブで練習している器械体操、床の演技を披露し始めた。色白で細身のアレインの演技は、なかなか見ものだった。それを見たKIANが、我もと闖入し、演技中のアレインを突き飛ばしたのだ。
そこで、アレインとKIANの競演が始まった。KIANにしてみれば、アレインが遊んでいるように見えたのだろう。KIANも開脚には自身がある。アレインのスタイルを真似るが、アレインの足の長さにはかなわない。今度は、ジャンプだが、私のバカチョン・カメラで見事、空中姿勢を収めることができた。
さらにKIANは何を勘違いしたのか。空手の構えを始めた。これが、後日、空手道場に通わせるきっかけになった。