久しぶりにDream Play訪問 2017年4月29日


ASEAN首脳会議の影響で5連休となり、この機会にKIANをどこかに連れて行ってやりたいと思った。KIANの希望はあの巨大カジノCity of Dreamsにある子供用のテーマパーク、Dream Playだった。前回訪問したのが、2015年10月で、一年半ぶりの訪問となる。現在、家で居候しているのは双子の片割れのアレクサだけなので、今回は3人で、9時過ぎに出かけていった(生後6ヶ月のクッキーは人ごみに連れて行くのは早すぎるとママ・ジェーンのNGが出た)。当日、ASEANの影響で交通規制のため、果たしてたどり着けるのかどうか確信はなかったが、だめならグローバル・シティのマインド・ミュージアムあたりに行こうと思っていた。

思い切って最近、全面開通した空港スカイウエイを通ることにした(空港スカイウエイについては別途報告の予定)。ここを規制したら空港が麻痺するから、大丈夫との読みだった。スカイウエイはマカティのいずれかの入り口から空港を経由してCity of Dreamsのあるマカパガル通りまでつながっており、20分もあれば到着する。そして、その読みは当たった。ASEANのために人々は外出を控えたのか、スカイウエイはがらがらだった。

がらがらの空港スカイウエイ。前方に見えるのはCity of Dreams

 City of Dreamでは、外には黒塗りのセダンが並び、カジノの入り口には大勢の警官やセキュリティーガードがいて、ASEANの首脳がカジノでもやりに来るのかと思ったりもした。 City of Dreamの前の通りには黒塗りのセダンが並んでいる

 入り口で料金を聞いてみると、現在は、2時間、4時間の料金はなくて、大人も子供も同じ料金(週末880ペソ、680ペソ)で終日有効の一本。2時間くらい遊んでどこかで昼飯を食べて帰るという目論みは外れ、入場料だけで3人で大枚2640ペソも支払う羽目になった。

Dream Playの入り口は前と同じだ

 Dream Playの出し物は2015年3月の開場以来代わっておらず、ちょっとがっかり。入場者も朝早いせいか、あるいはASEANのせいか、われわれ3人程度しかおらず、退屈な日になりそうだった。しかし、KIANは、身長ではねられ、外で眺めるているだけだった前回の苦渋を覚えていたのか、真っ先にアスレチックの施設にかけつけた。アスレチックは二つに分かれていて、それぞれ120cm以上と140cm以上の子供が入場を許されている。KIANの身長は120cmを若干下回るようだったが、係員がOKを出してくれた。そこにあるのは、最近はやりの岩壁をよじ登るロック・クライミングとWay to Heavenという銘うった順に高くなる柱の列を上っていくやつだ。

ロッククライミングは、体重のあるKIANには酷のようだ

 まさかと思ったが、KIANは果敢に挑戦したのだが、案の定、岩登りも柱列もちょっと登っただけでギブアップだった。体重が30kg近いKIANにとってはこの手のスポーツは至難の業だろう。しばらくほったらかしにしておいたら、KIANは何度も何度もアスレチックに戻ってきてチャレンジを続けていたようだ。

直径30cm程度の円柱の上に立つことはかなりの勇気がいる。しかも高くなるに連れてゆれるのでとても怖いはずだ

 昼食のために外に出たら(出かけて2時間以内なら再入場できる)、高級レストランが居並ぶ中にスターバックスを見つけた。価格も普通のスターバックスと同じなので、ここで簡単に昼食をとることにした。黒のスーツに身を固めた国籍不明の紳士淑女が大勢いたがASEAN Business Advisory Councilとやらが開かれていたようだ。

スターバックスでは簡単に軽食が取れるので、満員だった

ちなみにアレクサは女の子なのだが、髪を切って男の子になりきっている

黒いスーツのビジネスマンが目だったが、ASEANがらみのコンファレンスの開場になっていた

 再度、Dream Playに戻ってくると、腹ごしらえをした、KIANはWay to Heavenに再挑戦した。小さなKIANは歩いて上れないので、一段上の柱に座って、よいしょと立ち上がって次の柱に腰を下ろすという作業を続ける。そのため、5~6本目の柱では疲れ果ててロープにぶら下がってジャンプして下りてくる。しかも9本目の一番高い柱となると7~8mの高さになるので、かなり怖いはずだ。それでも、KIANは順番を待ちながら何度も繰り返す。そして8回目、午後になって増えてきた客の見守る中で、ついに頂上を極めたのだ。観客からは大声援と拍手喝采が沸き起こった。この後、KIANの快挙に刺激されてアレクサも頂上を極めた。 CIMG0076  をクリックして動画を見てください。     

中段で一休みしてカメラに応える

さらに上に向かって挑戦だ

そして、ついに最上段の円柱に座って観客の大声援に応えるKIAN(まさに豚もおだてりゃ木に上るだ)

KIANの快挙を見上げて声援と拍手を送る観客

 3Dの映画を2回見たりしているうちに、いつのまにか4時を回っていた。帰りは混むかも知れないので、夕飯に間に合わないとKIANをせかして家路に着いた。ここの巨大な駐車場の出口を探すこと、そして空港スカイウエイを探すに手を焼いた。せっかく持っていったナビには、まだ空港スカイウエイがアップデートされたいなかったために役に立たなかった。

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