Daily Archives: March 26, 2017


用事があって退職者のゲストを伴って農場のあるビコール、タバコ市へ出張することになった。その話を横で聞いていたKIANは即座に自分も同行すると宣言した。一年ぶりの農場行きとなって、夏休みに突入したKIANをマニラに残していくということはありえないので、2泊だけだよと言い聞かせて同行させることになった。 NAIAターミナル3の登場口で、笑顔を押さえきれないKIAN、一本歯がちょっと気になるが ひょんなことで日本旅行が実現したKIANにとっては、農場行きは当然のことと受け止めているようだ。幸い、早めにチケットを確保したこともあって、4人で1万ペソ強と、一人片道1000ペソちょっとという格安のチケットを確保することが出来た。 ボニファシオ・グローバル・シティとアメリカン・セメタリー、周りにいくらでも土地があるのにここだけに高層ビルがひしめいている しかしながら、KIANはそのまま2ヶ月の夏休み中、農場に滞在しようと企みがあった。家族の誰か一人でも一緒に農場に滞在してくれればいいからと、私に執拗に頼み込んできたが、いくらなんでも2ヶ月も仕事を休むわけにはいかない。その代わり、ホリーウイークを長めに休んで、4月1日からホリーウイークの終わるまでの2週間、農場に滞在するということで話がついた。昨年末の台風で農場がかなりの被害を受けたので、その修復のためにも一石3鳥の休暇となるわけだ。 マヨン火山は残念ながら雲の中、それでも両手をひろげて大喜びのKIAN 4月18日(土)、パパカーネルが運転するハイエースでNAIAターミナル3へ向かうKIANは終始ご機嫌で、久しぶりのレガスピのエアポートにおりたつと、その喜びを全身で表していた。農場に到着すると、早速、お気に入りのプールで水遊び、さらにトライシクルで遊び、さらに動物たちとのあいさつに忙しい。 たったの2泊だからプールに水を入れることを躊躇していたママ・ジェーンを説得して水を入れさせたが、そんないきさつはお構い無しにKIANははしゃぎまわっている。 ダシン叔父さんのトライシクルはKIANの格好の遊び場だが、マフラーに足をふれてやけどをしてしまった 豚が丁度お産をした後で、9匹の子豚が可愛い。しかし、農場の主のカラバオは死んでしまったそうだ 二匹のサルが飼われていた。前回の訪問中に死んだしまったのだが、再び手に入れたようだ。しかし、どういうわけか2匹とも雄だった 農場にはママ・ジェーンのお兄さんのアラン一家が移り住んでいた。一年ぶりだから、赤ちゃんが子供になって歩いているのが当然だが、もう一人、赤ちゃんがいたので、混乱した。どっちがどっちなのかわからなくなってしまった。聞いてみると、つい2ヶ月前に新しい子供が生まれたのだという。なんともはや電撃的なすばやさだ。これでアラン叔父さんは3人の妻にと6人の子供を作らせたことになる。しかし、面倒を見ているのはこの二人だけで、あとは、元妻の実家やおばあちゃんが面倒を見ている。もっとも4人目の子供ヤナ(10歳)は元々農場に居候しているので、現在は一緒に暮らしてはいるのだが。ちなみにヤナのお母さん(アランの二人目の妻)は癌で他界しており、それまではダバオで生活していた。 アリヤナという名前のこの子は姉さんのヤナとほとんど同じ名前だ。 一方、アランの元妻(正式な妻)もアランと別れた以降、複数の男性と5人の子供を作っているそうだ。アランの前に一人、アランと3人、そして5人、合計9人の子をなしたという子作りの達人だ。長女のアライサは、今年20になるのだが、現在、レガスピの名門私立大学に通っている。将来クルーザー(豪華客船)の乗組員になって世界を回り、8人の兄弟を学校にやるのだと頑張っているとのこと。そのためにHRM(Hotel and […]

KIANの農場訪問、2泊3日の旅 2017年3月26日