セブンイレブンの隆盛 2017年4月30日


KIANはアイスクリームに目がなくて、100ペソあるいは200ペソもするカップ状のアイスクリームを一人で平らげてしまう。ブランドはクッキーandクリームに限定される。したがって私は近所のコンビニ、セブンイレブンかミニストップに頻繁にアイスクリームを買いに行く羽目になる。そのため、最近は、そこかしこのコンビニに詳しくなった。その中でもセブンイレブンは出店の数で圧倒している。我が家から、マカティスクエアさらにドンボスコまでのパソンタモ通り、たった1kmの間に5店のセブンイレブン、そのほかにローソンが2軒、ミニストップ、ファイミリーマートが一店づつある。まさに、日本の一昔前のコンビニの出店ラッシュのようだ。

我が家の至近距離にあるセブンイレブン、ここでは毎日のようにお世話になっている

マカティスクエアのセブンイレブン、ピアノのレッスンの帰りにはご褒美としてアイスクリームを買う

同じく、我が家の近傍のミニストップだが、品揃えはセブンイレブンにかなわない

新規に出店したローソン、中は、日本資本を思わせるしゃれた感じだ

ドンボスコの前にあるファミリーマートはKIANの水泳教室の帰りの定番になったが客足は今一だ

 セブンイレブンやミニストップはマカティ中心地、サルセドビレッジなどにも出店を続けており、公文のある場所からPRAまでの間、5分ほど歩く間に2店のセブンイレブンと1店のミニストップがある。おかげでKAINはアイスクリームを買うのに事欠かない。

セブンイレブンの攻勢は地方で顕著だ。先日、2週間ほど滞在したタバコ市ではセブンイレブンが2店出店しており、毎日アイスクリームを買いに行った。KIANの好みのアイスクリームはセブンイレブンにしかおいていないのだ。驚いたことは、近くのバカカイ・ビーチに行ったおり、こんな田舎の街にもセブンイレブンがあったのだ。品揃えはマニラの店と一緒で、昔ながらのマーケットの横にマニラと同じ立派な店構えの店が出現していた。

KIANは右手のカップ状のアイスクリームを一人でたいらげるせいか、最近は少々太り気味だ。そこでママジェーンから禁止令が下った

KIANの糖尿病の恐れから、最近はコーンのアイス一個に制限している

 マニラ新聞の記事によると、セブンイレブンは店舗数は全国で2000店に達しており、ミニストップの493店、ファミリーマートの81店、ローソンの30店を圧倒している。店舗数のシェアは63%に達しており、売り上げは317億円、ミニストップは85億円とこれも圧倒している。セブンイレブンは1984年に一号店を開業して以来、2010年に500店、2013年に1000店の大台に達し、そして2017年には2000店目をオープンした。しかも、2017年度は410店の出店を計画しており、まさに、日本の一昔前のコンビニの出店ラッシュのようだ。

セブンイレブンはフィリピンセブン社(PSC)が運営し、日本の資本は入っていないようだが、この10年で株価は0.67ペソから169.9ペソの300倍に跳ね上がり、かつてのジョルビーのように、フィリピンにはまだまだ投資チャンスがあるようだ。

従来、フィリピンのコンビニといえば、スナック菓子と飲み物だけとうイメージで日本のコンビニとは比較しようがなかったが、最近はサンドイッチやホットドッグ、チキンのから揚げなど、簡単な昼食も取ることが出来る。店にはテーブルが並べられて、コンビニで簡単な食事を取ることが若者のトレンドにもなっているそうだ。

スナックがコンビニの定番だったが最近は品揃えが豊富になった

飲み物もコンビニの定番、酒も売っている

中華饅頭やホットドッグ、それにカップヌードルなどもその場で食べられる

 

店内、ないし天蓋にはテーブルが置かれて、即、食事ができる

レジもフィリピンの一般の店と違ってこぎれいだ      

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