食事所


お正月は、初詣の代わりにグリーンベルトの教会に出かけた。先日、ある退職者の方から、正月、グリーンベルトは開いているかと質問され、お店によりけりでしょうと回答したが、開いているどころではない、初詣客が殺到していたのだ。 グリーベルト5のクリスマスの飾りつけの前で、写真撮影のためにブレーキ、フィリピーノにとって写真を撮ることは何よりも大切なのだ。 クリスマスギフトを模した箱でさえも写真撮影の背景になる   主目的は教会でのお祈りだが、すでに暗くなっていたので、10分ほどで切り上げたが、教会の中、そして外は人であふれていた。 教会の入り口まで人で一杯だ 中はモダンな内装になっており、グリーンベルトのシンボルだ 教会の外にまで参拝客はあふれている  グリーンベルトにはしゃれたレストランが建ち並んでいるが、いずれもかなりのお値段だ。しかし、グリーンベルトのはずれにはそこそこの値段の店がある。今日、訪れたのは今のグリーンベルトが出来る前からあるグリーンベルト1の中華料理屋だ。名前はDAVID TEA HOUSE 麺点皇という大衆中華料理屋だが、おいしい安いという評判で、中は満員だった。雰囲気的にはジュピター通りのルートンマカオと似ている。4皿頼んでビール3本、5人で1400ペソは実にリーゾナブルだ。 David Tea Houseの外観 KIANの大好物のシーフード・スピナッチ・スープはKIANが唯一食する野菜料理で、カップ3杯もたいらげた チャーハンと焼きソバは控えたいところなので、前菜のコールドカットを注文して腹を満たす […]

お正月のグリーンベルトは初詣の人々であふれていた 2017年1月2日


数年ぶりに20年来の付き合いの女性建築家ジーナから連絡があった。久しぶりにあって話がしたいとのこと。私が駐在員としてマニラに出向していたころ、兄の会社で働いていた人で、そのころは卒業したての新米だったが、その後、パンケーキ・ハウスなど小規模店舗を手がけ、今や、やり手のベテラン建築家だ。 Wild Flourの概観は地味で、中はレストランとはおもえない。サルセド・ビリッジのPRAの近くにも同じ外観の店がある  20日(火)のブランチをマカティのレガスピ・ビリッジで摂ろうということだが、当方はマカティスクエアの和食店しか知らないというと、Wild Flourという店を指定してきた。一緒に招待されたママ・ジェーンによると、最近の人気店だという。私は、ブランチなどをとるしゃれたことはしたことはないのだが、面会は、9時半から11時ということなので、ランチのつもりで臨んだ。 見たことも無いようなパンが店先にはならんでいた  少し早めに到着すると、店は若者で満員だった。ブランチということでパンを中心とした料理を出すようだが、店先にはかなり凝ったパンが並んでいた。われわれは、サラダにオムレツという、いかにもブランチあるいはミリエンダ(おやつ)を注文したが、ジーナはかなりヘビーなパン料理を注文した。結局、私が半分もらって食べたのだが、十分ランチとなった。 朝の9時過ぎだというのに店は若者でほぼ満員だったが、朝の6時から開いているそうだ 客席に面して厨房あり、いかにもブランチの趣を出している ジーナが注文したハムとベーコンを挟んだ揚げパン、これで半分だ  ジーナとは数年前にマカティメディカルでばったり出会ったのだが、その時は確か二人目の子供を生んだばかりだった。今回、その女の子を連れてきたのだが、すでに4歳になっていた。ジーナによると、上の男の子はすでに14歳で、大人への入り口で、ジーナがキスをしようとすると避けるそうだ。その点、ジーナにとってこの子は、エネルギーのチャージャーで、どんなに疲れて、ストレスがたまっても、この子のおかげで元気を取り戻すそうだ。かけがえの無い子供は親にとってまさに生きる糧なのだ。 ジーナの二人目の子供はエネルギーのチャージェーだ  メニューを見るとちょっとブランチにしては高い。しかし、いまどきの若者にとってこの程度の出費は痛くも痒くもないらしい。3人分の食事で、1500ペソほどになったが、ジーナは当然のことのように全部支払ってくれた。  ブランチ言えども400ペソ前後の食事は決して安いとはいえない。ちなみにフィリピンの最低賃金の一日分だ   […]

若者に人気のWILD FLOURでブランチ 2016年12月23日



先日、皆でKIANを公文に付き添った後、私だけがPRAと銀行に寄って用事をしていると、先に帰ったはずのママ・ジェーンから、ジュピターのチョコレート・カフェにいるから来てみないかと電話があった。丁度、銀行の用事が終わったところなので、銀行のあるペトロンのガソリン・スタンド(マカティアベニューとブエンディアの交差点)からジュピター通りを東に10分ほど歩いたところでパパ・カーネルが待っていた。日本料理の萬月や食べ放題-焼肉/シャブシャブのTong Yang(冬陽)の先、あるいは入管のマカティ支所の向かいにあるChocolatierという見慣れない店だった。 店の名前の通りチョコレートをテーマにした店で、大量の板チョコやチョコレートで作った花束などが飾られ、料理もチョコレートをふんだんに使ったものだ。板チョコには70%とか85%など、チョコレートの含有量が明示され、ほのかな甘みのある大人用、いわゆるビターチョコレートだ。チョコレートは健康にすこぶる良いという評判だが、あの甘さが糖尿病やダイエットの天敵で手が出なかった。しかし、ここの商品や料理は決して甘くないので、安心して食べることができる。 メニューはサンドイッチやスパゲッティなどかなりバリエーションに富んでいて、50種類ほどありそうだ。カカオから作ったお酒まである。料理の値段は100~200ペソ程度で、フィリピン流ならミリエンダといった量だが、当方にとっては十分ランチないしディナーといえる。アイスクリームもチョコレート中心でKIANのお気に入りだ。 店の雰囲気もなかなかよい。フィリピンにもこんな店が出てきたんだと感心することしきりだったが、どういうわけか客は全く入っていなかった。以下はメニューの一部だが、一見に値する店だ。   

チョコレート・カフェ、Chocolatierの紹介 2016年12月9日


1
我が家が(Prime City CondominiumないしPalm Tower)があるマカティ市のサンアントニオ・ビレッジは中間層が暮らす比較的落ち着いた街だが、フィリピン人向けの意外なレストランがある。先日報告した喫喫茶店8065などもその口だが、今回はママ・ジェーンが情報を聞きつけて、家族全員でものは試しと出かけていった。場所はパソンタモからエステレリア通りを入って、300mほど進んで、そのつきあたりにあるベトナム料理店だ。名前はVINA TRANG、何を意味するのかわからないが、きっとベトナム語だろう。 普通のアパートの駐車場と一階を改造して店にしている 恒例の家族一同記念写真  ベトナム料理とはどんな料理なのかと期待する面々  メニューはスープ麺が中心で200ペソ前後(一人分)、必ずしも安くない。それに、ソフトドリンクは置いてなくて、自家製のフレッシュジュースがトマト、ニンジンなど、それに紅茶やコーヒーなどが80ペソ程度、かなりの健康志向の店だ。 日本レストランのメニューはあまりに種類が多くて逆に選びようがないが、ここはほどほどだ キアンが注文したのはローストチキン、ライスとチキンがあればご機嫌のキアンは毎日来たいという 一見、うどんやそば、あるいはきしめんのような感じだが、麺の量は少なくて、逆に生の野菜がたくさん入っている。スープの味はあっさりしていて、若者にはちょっと物足りないかも知れない。しかし、逆に飽食を皮肉るような料理ともいえ、ベトナム人はこんな質素でヘルシーな食事を摂っているからこそ、世界で唯一アメリカとの戦争で勝利したという名誉を獲得することが出来たのだろう。 あっさり味にスープに肉や生野菜の具がたっぷり、糖尿病の気のある私には丁度よい 生春巻きの中身はほとんど生野菜、とても健康的だ。一方、あげた春巻きの中身はひき肉で、キアンのお気に入りだ 会計は全部で約1400ペソ、一人あたり200ペソ、日本食を食べに行ったら、倍はかたいだろう。この程度の値段でかつメニューもかんたんな日本の家庭料理を出すような店ができたらありがたいのだが。最もここ、Palm […]

ベトナム料理を満喫 2016年9月18日



1989年、初めてフィリピンを訪れたとき、フィリピンには喫茶店がなくて、街でちょっと人と会うときに往生したものだ。仕方がないので、ホテルのコーヒーショップやジョルビーなどでコーヒーを飲みながら話すしかなかった。すなわち、フィリピンには喫茶店という概念がなかったのだ。もっとも、フィリピン人は一日に5回食事を取るというから、人とちょっと会って話をするときもしっかり食事を取るので、それでよかったのだろう。しかし、1997年にスターバックスの一号店が開店してから、マカティのいたるところにスターバックスが開店してフィリピンにも喫茶店文化が根付いた。しかし、喫茶店といえる代物はスターバックスなどのチェーン店だけで、他には見たことはなかった。 ところが、最近、KIANの英語の家庭教師のレッスンに立ち会うようになったのだが、そこは紛れもない喫茶店なのだ。私の住んでいるコンドから歩いて数分のところにあり、住宅街の一角、St. Paul St.とEstrella St.の角を私のコンドと反対に向かった50mくらいの左側にある。その通りは100回以上通過したと思うがついぞ気がつかなかった。下記、HP参照。Coffee 8065, San Antonio, Makati City – Zomato Philippines つくりは普通の民家の一階といった雰囲気で、これといったしゃれっ気もなくて、名前もCOFFEE 8065と地味だ。店の内部は古びていて、スターバックスなどのこぎれいな内装とは異なり、いかにも庶民的で、フィリピンの喫茶店文化の原形を見る思いがする。 […]

喫茶店COFFEE 8065でKIANの英語レッスン 2016年7月31日


兼ねてから楽しみにしていたうなぎ専門店(うな吉)がオープンした。うわさを聞いてチャンスを狙っていたのだが、偏食のKIANはうなぎなど食べないので、KIANが食べられるメニューがあるかどうかが問題だった。今日、思い切ってカーネル一家を誘ってみたが、KIANを除いて皆、うなぎが大好きとのことでランチを取ることを決定した。場所はパソンタモ、マカティスクエア(リトル東京の隣)の裏側の駐車場に面している、かつて琴乃が営業していたところでカラオケ原宿のすぐ隣だ。 控えめな看板の前でご機嫌なKIAN うな吉のことは二ヶ月ほど前、統一選挙のとき、Fさんに誘われて樹海(テッペン)で食事を取った折、Fさんにうな吉のオーナーを紹介され楽しみにしていたものだ。うなぎの最近の高騰で大分遠ざかっていたものの、うなぎはやはり一番のごちそうだ。そこそこの値段で本格的うなぎを食べたいと願っていた。 店内は簡素だが十分な雰囲気をもっている ランチメニューを見るとうなぎが三種類、極上(1580ペソ)、上(980ペソ)、小(490ペソ)、それにKIANでも食べられそうな鳥から揚げ(380ペソ)もあった。私とカーネルに上、ジェーンとキムに小、それにKIANにはから揚げを注文した。しめて3000ペソ強、まあまあといったところだ。夜のメニューを見るとかなり料理の種類はかなり豊富で、KIANも十分楽しめそうだ。 これはランチメニューだが、夜のメニューはとても充実している やってきた料理を見ると付けあわせが豊富で、なかなかの見ごたえだ。小の方も女性なら十分なボリュームだ。しかし、問題はKIANのから揚げで、スパイスが効いていて、KIANには手を付けることができない。しかし、ご飯を汁に入れたり、しょうゆをかけて食べたりして、それなりに楽しんでいた。 うな重の上、うなぎは勿論だがサラダなどの付けあわせがおいしい 小も女子供には十分なボリュームだ 大人にはおいしいから揚げだがKIANの口にはあわなかった 料理を前にHappy Family そして帰り際、なんとPRAのカバンサッグGMに遭遇、日本通の彼は家族とうなぎを楽しみに来ていた。彼は、フィリピン観光省の代表として日本に駐在していて、娘さんは日本の中学を卒業したそうだ。 PRAのカバンサッグGMに遭遇(右端)

うなぎ専門店(うな吉)がマカティスクエアにオープン 2016年6月26日



6月19日(日)の朝、ランチあるいはディナーのどっちがいいかとママ・ジェーンに聞かれた。怪訝な顔をすると、今日は父の日、だから皆で外で食事をするという。要は、父の日にちなんでご馳走しろということだ。ここのところ、KIAN以外とは、外で食事をする機会が無かったので、二つ返事でOKと返事をした。行き先は決まっていて、モール・オブ・エイシア(MOA)、そこでシャブシャブを食べることに決まっていたようだ。前日、パパ・カーネル、アティ・キム、それにKIANと4人でMOAにでかけて、目星を付けておいたらしい。 MOAの内部は、スケートリンクが移設され大改造中だが内部は人であふれていた。 行ってみるとシャブシャブと言っても、おなじみの天天火鍋と同じ台湾風のシャブシャブだ。マニラ湾面した2階にある店でいわば高級レストラン街の一角にある。早めに行ったので、店内はまばらだったが、出るころには席待ちの客がいるほどの盛況だった。店の名前はHealthy Shabu-Shabu、養生しゃぶしゃぶ鍋、明らかに中国系でシャブシャブの部分におかしな漢字をつかっている。 養生シャブシャブ鍋と銘をうった高級レストランでロックウエルにも支店があるそうだ メニューは肉の種類を牛肉、豚肉、鶏肉、マトン、和牛などから選んで、それにシーフードと野菜の盛り合わせを選ぶ。単品で注文も出来るが、8人あるいは4人セットを選ぶと、肉とシーフィードと野菜のセットが出てくる。もちろん和牛を選ぶと目が飛び出るような値段なので、一番安いローカルビーフを選んだ。 メニューは慣れないと何が出てくるのかわからないのでセットメニューを頼めば無難だ   4人前の牛肉セットを頼んで、3000ペソ弱。アイスティーがついてくるが、かなりの分量で、6人でも食べきれないほどだ。おじやも作ったが、手付かずのまま、かなりの分量をテイクアウトすることになった。特にシーフードと野菜が豊富で、満足度は100%。しかも、6人で3000ペソ弱であれば天天火鍋と大差ない値段だが、お店は高級感があふれ、大人数で食事をするにはもってこいだ。シャブシャブ鍋は小さめのものが一人一人についていて食べやすい。 特にシーフードと野菜がてんこ盛りだ KIANは、ことのほかご機嫌でママ・ジェーンや私にべたべただだった。KIANはシャブシャブといえば、イカボールとヌードルさえあれば十分。他のものには一切手を出さない。しかし、彼の狙いは他にもあった。食事も終盤になるとKIANはしきりに外に出たがる。要は遊びに行きたいのだ。パパ・カーネルとママ・ジェーンを店に残して、アティ・キムと外に出た。もちろん会計係の私は欠かせない。向かったのがタイムゾーン、毎週土曜日、ピアノのレッスンの前に楽しんでいるゲーセン・チェーンだが、さすがにMOAのタイムゾーンは人であふれ、機械の数も多い。        人であふれるタイムゾーンの内部 中は人であふれ、空いている機械を探すのは至難の技と躊躇されたが、KIANそしてアテ・キムまでもが興奮気味で留めることはもはや不可能だった。500ペソを使い切って小一時間ほどでたところで店を出たが、KIANは超ご機嫌。しかもKIANにはもう一つの狙いがあった。  KIANよりもアテ・キムのほうが興奮気味だ 前日、MOA内の自転車屋さんに立ち寄ったKIANは小さい時に遊んだスクーターを発見した。ただしこれは大人でも使える大型のものだ。KIANは、お店の人に値段を聞いて、また戻ってくるからと、ませたことを言って店を後にした。彼には私と一緒に来ればきっと買ってもらえると確信があったのだ。両親には決してダダをこねることはなく、私なら二つ返事であることを知っているのだ。値段(2250ペソ)を聞いて一安心、この程度であれば、一回の食事代にすぎない。 […]

父の日とシャブシャブ、そしてスクーター 2016年6月26日


オーナーが変わってしばらくご無沙汰していたマカティアベニューの韓国料理SEOULが我が家の外食の定番に復活した。SEOULは、ホテル・飲食店が立ち並ぶ、マカティアベニューの北のはずれ、Kalayaan Aveの次のGen. Luna通りをちょっと東(高層ビルとは反対側)に入ったところにある。付近はいかにも下町風だが、ハングル文字が跋扈する韓国街だ。SEOULは焼肉が主体だが、対面の店はシーフードがメインで、両方とも本場韓国料理を提供する店として捨てがたい穴場だ。    そもそもの馴れ初めは、私が2008年韓国KBSの特集番組の取材を受けた際に、そのスタッフらに連れて行かれたのがここだ。ここは、まさに韓国そのもので、ここにいると韓国にいる錯覚に陥るそうだ。それからしばらく病みつきになって通い続けたが、オーナーが変わってから、数年、ご無沙汰していた。ほとんど忘れかけていたが、何を急に思い出したのか、ジェーン夫妻がKIANを連れて行ったら、大喜びだったので、また行こうと言い出したのだ。それで早速、日本からやってきた息子を含め、我が家全員で出かけていった。 料理は焼肉主体だが、キムチなど豊富な野菜の漬物がありがたい。しかも只でお代わり自由。スープやそばなどのどんぶりものも色々あって、なかなかのバラエティーだ。 メニューを見ると豚肉やどんぶりは300ペソ前後で従来と変わりない。しかし、牛肉の料理は1000ペソ前後でがくんと高くなる。どうもそれがご無沙汰していた理由らしい。しかし豚肉さえ取っていれば、5人で1500ペソ程度とリーゾナブルだ。 翌週、再度出かけていったが、いつもなかなかの満足度だ。KIANも一丁前に食事をしている。もっともKIANはご飯に醤油をかけて食べるのが大好きで、どこへ行っても醤油ライスが主食だ。

韓国料理 SEOULが我が家の定番に復活 2015年12月6日



1
イタリアネスといえば、大きなモールでは必ず見かける本格的イタリア料理のチェーン店だ。値段もなかなかなので、あまり入ったことはないが、ここ、グリーンベルト・ワンの端、パセオデロハス通りのマクドナルドの近くにあるイタリアネスはいつも繁盛している。 この日、ジェーンの招待で、皆で、イタリアネスへ出かけて行った。9人もで食べたら、相当な金額になるのではないかと思ったが、ディスカウント・カードがあるから大丈夫だという。 まず出てくるのは無料のパン。一流ホテルのロビーの食事と同じだが、まずは、これであらかた腹ごしらえができてしまう。もちろん、子供達にはドリンクはなし、アイスウオーターだけだ。KIANにとってはいつもと同じだから不満はない。ただし、私だけはビールを注文する。       ランチタイムならば、スパゲッティとピザのセット(895ペソ)ですんでしまうところだが、夜は、普通のメニューから選ばなければならない。それでもちょっと大き目のものを注文しても倍程度の値段ですむ。16インチ程度のピザとスパゲッティはなかなか食べごたえがあって、9人のお腹を十分くちくしてくれた。したがって、9人でディスカウントもあって1500ペソ程度の出費で済んだ。なんと、一人当たり200ペソにも届かない。 ディスカウント・カードは、2500ペソを支払って買うそうだが、すべての系列店(Bistro Group)で通用し、20~30%の割引が受けられる。ちなみに和民(ワタミ)も系列店の一つだ。さらに只のアペタイザー、コーヒー、なども付いてくるし、いたれりつくせりだ。 イタリアネスの隣にはとんかつ店が開業していたが、これもBistro系列だそうだ。次回、試してみたいと思う。そのあと、しばらくグリーンベルトを歩いてみたが、夜のグリーンベルトは外国人でいっぱいで、ここが一体どこの国なのかわからない。その、真ん中には教会があって、人々が熱心に祈りをささげている。KIANといえば、水牛(カラバオ)の背中に乗ってご機嫌だ。もちろん、このカラバオは本物ではない。

イタリア料理イタリアネスで食事2015年5月24日


アヤ・メデルと言えば、かつて一世を風靡したセクシー女優だ。宿敵、ロザナ・ロシェスと同様、日本で働いていたこともあり、日本人との間にイシという女の子をもうけ、レストランの名前は,自分と子供の名を取って、Ishi・Aya Garden Bistro と名づけている。 彼女が、農場のあるタバコ市に和食レストランを開業しているというので、早速、皆を引き連れて、久々の日本食を食べに行った。         レストランはガーデン・ビストロというだけあって、かなり広めの庭にテーブルがたくさん並んでいた。和食と銘を打っているだけには日本風の絵や飾りがたくさんあったが、そのセンスと言えば、いかにもフィリピン風だ。 有名人の開いた店というもの珍しさもあって、店内はほぼ満員だった(ただし外のガーデンにまで客がいるほどではなかった。こっちは、きっと夜用なのだろう)。ウエイトレスの衣装はこれまた、いかにもフィリピン風着物だ。       日本食に飢えていた息子と私は、早速、日本食を注文しようとした。しかし、マグロもエビもなくて、あるのはサーモンの刺身とカルフォルニア巻きだけ。ちょっと、 がっかりしたが、こんな田舎で本格的な日本料理を注文する人もいないだろう。周りが注文しているのはクリスピーパタなど、まさにフィリピン料理の定番ばかりだった。        アヤ・メデルとジェーンは友人だという。同郷のよしみかと思ったら、Face Bookで知り合ったのだという。アヤは調理師の免許を取って、ここでチーフシェフをしている。単に、オーナーとしてふんぞり返っているのではなくて、厨房で忙しそうに働いていた。こんな根性なら、ここもはやるかもしれない。

往年のセクシー女優 アヤ・メデルの日本レストランで食事2015年2月6日