Monthly Archives: September 2020


キアンのレゴへの執心と息子のアドバイス、さらにヤフーメールのニュースで、レゴの組みたてが子供ばかりではなくて、コロナ禍のおり、自宅で遊べる大人の趣味として、ブームになっているとの記事を読んだ。そこではランボルギーニ「シアン」が紹介されており、ブロック数が3691個、対象年齢が18歳以上、ただし価格は5万円程度とまさに大人向けだ。毎日挑戦しても一週間、ゆっくりやったら一月程度はかかるだろうか。まさに、暇つぶしと脳の活性化にはうってつけだ。参照ブログ 待望のレゴが到着した 2020年9月2日 そんなわけで、まずは、ニッサンGTR、2000ペソ(純正品、ブロック数298個)をオンライン・ショッピングのShopeeに注文した。2~3日で配達されたが、キアンとの共同作業で、たったの2時間で終わってしまった。レゴ・マスターを自認するキアンの役割は私の指導員ということなのだが、私の隣で、口や手を出して、うるさくて仕方が無い。よほど私がのろまにうつるのだろう。それで、交代に組み立てることにしたら、そのスピードに舌をまいた。一体、考えているのだろうかと思うくらい、ブロック探しと、組み立てが、解説書を見ながら、同時並行して進んで、瞬く間に組みあがる。私の数倍の早さだ。 この原因は、どうもピアノのレッスンにあるようだ。楽譜を見ながら、鍵盤をたたいて、音をきいて補正するという作業を、連続かつ高速で脳をフル回転させなければならないピアノのレッスンの賜物なのだ。いわゆる頭の回転の速い子に育ってきているということなのだが、これはまさに思惑とおりだと、一人ほくそ笑んだ。 次にオーダーしたのが、Compatible(相当)と書いてある中国製の模造品だ。模造品は純正品に比べてとにかく価格が安い。三分の一から五分の一程度、しかもほとんどのレゴ製品のコピーがある。見てくれは同じだが、キアンは部品が足りないなど質がおちるので、きらいだと言って、興味を示さない。しかし、金を出す私に身になってみれば、この価格は魅力で、多少のことなら我慢できる。とにかく試してみて、だめなら純正品で行くということで決めた。 そういうことで、少しグレードの高いスポーツカー、ブロック数728個、価格1383ペソの模造品を注文した。しかし、中国から取り寄せるということで、2週間以上かかってしまい、その間の場がもてない。そのため、キアンの勧めで純正品も試しに買うことにした。たまたまハーレーダビッドソン(ブロック数1023個)が通常、1万ペソが6400ペソ(40%引き)で出ていたので、飛びついた。こちらはマニラに在庫があるので、2~3日で到着する。さらに、パパ・カーネルの愛車、Toyota FJ クルーザー(1631ペソ、ブロック数999個)の模造品を見つけたので、合わせて注文したが、これも2週間かかる。どうも模造品は、マニラにおいておくと当局に根こそぎ没収される恐れがあるので、マニラには置いていないのだろう。 模造品のスポーツカーと純正品のハーレーダビッドソンがほぼ同時に配達されたのだが、キアンのたっての願いで純正品のハーレーダビッドソンから組み立てを開始した。ステップごとに私とキアンで交代で組み立てたのだが、対象年齢は16歳となってはいるが、10歳のキアンはやる気満々で、待っている間もすぐに口と手を出してくる。ちょっと別件の仕事が入ったので、その間、キアンにやらせておくと、瞬く間に進んでしまい、私というよりほとんどキアンが組み立てたと言えるほどだ。途中、3回ほどつまづいたが、私と共同でなんとか克服して、一日2~3時間、3日ほどで組み立てが完成し、キアンは大満足だ。 次に挑戦したのが模造品のスポーツカーだ。これについては、キアンは、はなから全く興味を示さず、応援を頼んでもそっぽを向いている。まず、ブロックが組み立ての順序に小分けしていないで、ごそっとまとまっている。そのため、ブロックを探すのに手間がかかるので、ブロックを、形、大きさ、色等で仕分けして、プラスティックのトレイに分類した。この作業が、面倒だとキアンは参加しない。こうしておけば、組み立て中にブロック探しに時間が節約できると言っても、組み立てに直接寄与しないせいか、やる意義を見出すことができないようだ。 先日の「チコちゃんは知っている」でやっていたのが、何故学校で数学を習うのか、という興味深い話をしていた。四則演算、分数、小数点等の小学校で習う算数は生活に必要な計算能力を養うものだ。しかし、中学校からの数学、方程式、因数分解、微分積分、、、が社会に出て役立つのは一部の専門家でしかない。しかし、チコちゃんは、論理的な思考や行動を養うのに大いに役立っているのだと言う。このレゴ・ブロックを同じ種類ごとに分類するという作業は、チコちゃんによると因数分解の応用で、数学を通じて得た論理思考だというのだ。 多くのフィリピン人は、小学校の四則演算、分数・小数点でつまずいて、ハイスクール卒業までのあいだ、数学には目を閉じてそっぽを向いてすごす。現代社会では四則演算は計算機がやってくれるし、数学なんぞ労力をそぐ必要ないと思っているらしい、というか、数学などはちんぷんかんぷんで手に負えないのだ。しかし、これこそが、フィリピン人と付き合っていて、その発想になにか違和感を感じる原因ではないか。数学を避けて生きているために、論理的思考が未熟なのに違いない。要は、井戸端会議的発想でことを進めようとする人が多いのだろう。 レゴに話題を戻すと、模造品のスポーツカーはキアンがそっぽを向いているために単独で挑んだ。キアンのようにレゴ・マスターでない私は、じっくりと、ありあまる時間をかけながら進めて、それなりに楽しかった。まず、出くわしたのが、足りないブロックがあったことだ。これは、ダンボールに一箱も溜まっているブロック群から探して事なきをえた。 次の問題は、ドアやフロントグリルなどのパーツを組み立て終わって、本体に取り付けるときに、強く押すと、他の部分が外れてしまったり、組み立てたパーツからブロックが外れたりして、後戻りが頻発し始めたことだ。順番に組み立てきて、それが壊れると、元からやり直さないと訳がわからない。そのため、一つの作業を10回以上繰りかえさなければならない羽目に陥った。インターネットで調べてみると、この辺がレゴがレゴであるゆえんであって、純正品はこういう見えない部分に金をかけているから高いのだそうだ。 そうなると、楽しいというより、苦痛であって、なんとか最後までたどり着いたものの、ぼろぼろとブロックがこぼれ落ちる始末で、苛立つことこの上ない。キアンにもダダのいらつき具合は尋常でないと評された。脳の活性化、認知症予防、暇つぶし、キアンへのプレゼントなど、一石3鳥、4鳥を目論んで始めたものの、このいらつきで脳が損傷され、キアンとの関係にも傷が入るのではないかという気がしてきた。 […]

レゴの組み立てに挑戦 2020年9月27日


封鎖が6ヶ月に差し掛かった9月はじめ、いよいよスマホ(ソニーエクスぺリア)使い物にならなくなってきた。私には物足りない、たった2年と9ヶ月の寿命だった。コロナ封鎖で外出ができない私は、息子に頼んで修理に出したのだが、「リセットしないとどうしようもない、リセットしたら、全てのデータは消失する」と言われて修理をあきらめた。参照ブログ「ついにスマホを買いました 2017年11月28日    主な不具合は①音声通話ができない(ラインやメッセンジャーでの通話はマイク付イヤホンで可能。電話嫌いの私には返って好都合なのだが、ロードできないのは不便だ)。②電池の消耗が激しくて夜間、スタンバイで使っていないのに30%くらい消費してしまう。③画面の端にあるAやPの文字の入力がきわめて難しい。④画面が頻繁にスタック/フリーズしてスタンバイ用On/Offを繰り返さなければ前に進めない。この④が決め手となって買い替えることにした。 因みにノキアの旧型携帯は、裏蓋がなくなったり、満身創痍ながらも健在で、スマホの通話機能が故障していることもあって音声通話用に使用中だ。こちらは、何の不具合もなく、スマホが故障したり、無くしたりしたとき、緊急用に維持しておく必要がある。フィリピン人とコンタクトをとるためにはなんら不自由もないし、小さくて軽いノキアは永久保存となるのだろう。 機種の選定については、使い慣れたソニーにしたいのだが、昨年、ソニーはフィリピン市場から撤退してしまって、市場に出回っていない。息子に相談したら、中国のショップから取り寄せることができて、価格も16000ペソで、前のスマホと同程度ということで即決した。機種が違うと、同じアンドロイドだとしてもデータの互換性や操作が異なって、簡単に使いこなすことが出来ないと踏んだのだ。 ソニー・エクスペリアのウエブ・サイトによると、すでに新しい機器が発売されていて、複数のレンズや防水機能付など、良いこと尽くめなのだが、私として、今使っているものと同じなのが一番だ。防水機能は良いとしても新しい機能は、私には猫に小判だ。 2週間ほどして到着したが、息子に頼んで、主要なアプリ、GoogleやYahoo、LINEやMessenger、銀行のオンラインバンキングを設定してもらった。スケジュール表のデータもシンクロしていて、旧スマホが、そのまま新スマホに入れ替わったごとくほとんど元の状態になった。さらにシムやSDを移設したら、そのまま使えて、もちろん旧スマホの故障はすべて解決した。 息子によると、裏蓋に隙間があって開けた気配がある。本体をいじくったら証拠が残るので、電池を代替品に交換したのではないか、そのせいか、こころなしか電池の消耗が早いと報告があった。仮にそうだとして、証拠を見つけてクレームしたとしても徒労に終わると思うし、電池は消耗品なので、泣き寝入りすることにした。中国となると、どうしてもそんな疑りを持ちたくなる。 因みに、旧スマホを修理に出すと、4~5千ペソかかってしまうということなので、取り止めて、後釜として予定していたママ・ジェーンの14歳の姪にはその修理代で新品を買ってやることにした。コロナの影響で行なわれるオンライン授業にどうしても必要なのだそうだ。なお、旧スマホは少なくともゲーム機としては使えそうなので、キアンのアドバイスに基づいて、将来末っ子のココがゲームに目覚めたら譲ることにした。

携帯を買い替えました 2020年9月21日



クッキーが小型の I Padを落として壊してしまって、パパ・カーネルが大きめの I Padを持って帰って、修理の間ということで、貸し与えた、らしい。翌日、外出中のママ・ジェーンから、このI Padを私が預かっておいて欲しいとのメッセージが入った。カバーがないので、クッキーが落として壊してしまうことを恐れたのだ。そのとき、クッキーはオンライレッスン中だったので、I Padを彼らの部屋から持ち出して、私の部屋においておいた。 レッスンを終えたクッキーはI Padを探して、私の部屋にあるのを見つけて、返せと要求したが、私は、断固として求めの応じなかった。過去、キアンのソニータブレットを投げつけて修理不能とし、最近は、自分のI padも壊した前科があるので、パパ・カーネルのカバー無しのI Padもみじめな運命をたどるのは、目に見えている。しかし、ママ・ジェーンも出かけて相手にするものがいないクッキーにとってI padだけが友であり、執拗にI Padを返せと私を責める。 面倒くさいので、戻ってきたママ・ジェーンにI Padを渡そうとしたら、クッキーの怒りは頂点に達していて、すでにパパ・カーネルに告訴していたのだ。そして私がお世辞に顔を近づけるとすかさず張り手が飛んできて、危うくパンチを食らうところだった。顔つきも真剣で、冗談で手を出しているとは思えない。 […]

クッキーが怒った 2010年9月16日


月末までの防疫隔離措置(GCQ)も早、半分が経過して、感染の平坦化(それでも日本の10倍に近い4000人/日前後)により、10月からは、首都圏も最もゆるい規制のMGCQに緩和されるとの希望的観測が流れている。SRRVを保有している退職者の方々も、フィリピンへ戻れる日を首を長くして待ち望んでいる。さらに、ID更新や、痺れを切らしてSRRVの取消を希望する方々の問い合わせが増加している。この調子であれば、隔離措置緩和後のビジネスも無事に回復できそうだ。 ところで私自身の体調管理のための必須食品である、豆乳、味噌、納豆などの大豆製品が入手困難となってきている。豆乳は、封鎖の当初からなくて、牛乳で作ったヨーグルトで代用してきたが、便通が今一だ。納豆は1ヶ月近く入手できなくなってしまったが、簡単に代用品がみつからない。味噌汁には乾燥椎茸とワカメ、それにコンニャクと、植物繊維をたっぷり入れて3食、まるで主食のように食していたが、味噌まで、品切れの状況だ。参考ブログ「自己流精進料理(朝食)の紹介 2018年9月2日」 この三すくみの状況に対して、助け舟になりそうなのが緑豆(モンゴ)だ。先日、「試してガッテン」で紹介していたのが、小豆(アズキ)が便秘の特効薬だというのだ。とある筋肉女子がアズキで美ボディを維持しているそうで、大豆とは基本的に異なる成分であるものの、その効能は並び称することができるほどの健康食品だというのだ。しかし、フィリピンで小豆を入手するのは容易なことではない。小豆の煮豆の缶詰くらいのもので、常食というわけには行きそうもない。 そこで思いついたのが緑豆(モンゴ)だ。緑色で見た目は小豆を小さめにしたもので、フィリピンではモンゴとマロンガイ(モリンガ)のスープ(ギニサンモンゴ)や、砂糖を混ぜてあんこのようにして食する極めて一般的な食材だ。色は違えど、小豆と似ているので同類であろうとにらんだ。そして、インターネットで調べてみると、やはり小豆と同属で、緑豆と称し日本では主にもやしの原料ととして使用されるだけだが、効能は薬膳や漢方の生薬として使われほど、極わめつきの健康食品であることが分かった。それで毎朝、茶碗半分ぐらいを納豆と味噌汁の代用として食することにした。それに入手が容易な発酵食品の雄、キムチを加えることにした。 豆乳についてはママ・ジェーンの協力を得て、自家製豆乳を復活することにした。かつて、農場に住まっていたころ、自家製豆乳は常食していたので、作り方については熟知しているつもりだ。それを今回は豆乳ヨーグルトに加工して食するつもりだ。ママ・ジェーンが快く自家製豆乳に動いたのは、豆腐が好物で、ダイエットに効果的であることを承知しているせいだ。ちなみに農場で豆乳を常食していたのは、豆腐作りを目指していたのだが、一度として成功することはなく、どうせ同じだと、毎日、豆乳を飲んでいた。自家製納豆も挑戦したのだが、これも成功しなかった。豆乳メーカーや納豆メーカーを日本から持ち込んだのだが、すぐに壊れて、ほとんど役に立たず、手作りがもっとも確実とも悟った。 台所で大豆を発見した時は、良くぞと思ったのだが、いつまでたっても豆乳を作る様子がない。聞いてみると、ミキサーが壊れていて、ミキサーを買うのが先決だという。ミキサーなどは1000ペソも出せば、買えるので、豆と一緒に買ってくればいいと思うのだが、やることがちぐはぐだ。問いただしてみると、過去、何台も安物のミキサーを買って、ことごとく壊れてしまった。今回は万単位の日本製のヘビーデューティのミキサーを買うと張り切っている。どうも、一家総出で豆乳を食するつもりのようだ。 モンゴを数日食したあと、さてその効果は、いかがと、ことに臨んでみたが、今まで、長めのバナナ状であったものが、とぐろを巻いている。ということは、能書きどおりに水分が補給されて柔らかくなっているのだ。しかも量が半端でないのも筋肉女子の報告どおりだ。しかし、量が量だけにトイレが再び詰まってしまったので、100%の解決にはいたっていないが、今後が楽しみだ。参考ブログ「コロナ戦争番外編(ウンチとの格闘)2020年6月6日」 もう一つ「試してガッテン」のお世話になっているのが、夜間の頻尿だ。夜中に3~4回、目が覚めてトイレに行くのが習慣になっていた。この原因は、加齢による足の筋肉の衰えで、昼間、血流が足に溜まって、それが夜間、横になっていることで、上がってきて尿になるというのだ。いわゆるむくみなのだが、自覚症状はないが、確かに3~4回分の尿がどこに隠れいたのか不思議ではあった。その解決策が、昼間、弾性ストッキングをはいて血流を足にためないことだという、目からうろこの智恵だった。早速、日本から弾性ストッキングを取り寄せて使用しているが、夜尿は確かに1~2回に減っているようだ。

モンゴ(Mongo-緑豆)は快便の特効薬となるか 2020年9月14日



予測どおり、マニラ首都圏は9月末まで現状維持(GCQ)となった。ある程度の社会経済活動は継続するものの、私にとっての一番の関心事である高齢者の外出禁止は継続し、さらに外国人の入国禁止についての音沙汰もない。これがいつまで続くのか、ワクチンが普及するまでとの話があるが、それがいつになるのか、誰も確定的なことは予測・約束できない。 現状維持と一口で片付けられてはたまらないのがこの防疫隔離措置(封鎖)により職=生きる糧を失った人々だ。国も何の援助も出来ないというのだから、どうやって生きていけばいいというのだろうか。GCQで限定的に社会経済活動が可能となっていたとしても焼け石に水だ。 私にとっても外国人の入国禁止、高齢者の外出禁止、官庁の限定的運営は、三重苦で、上記の失業者の一翼をなしているわけだが、何よりもつらいのがやることがないことだ。さらに、これがいつまで、続くのがわからないとなると、他山の石と眺めているわけにもいかず、不安がつのる一方だ。 ところで、そんな外界の出来事には、あまり興味のないキアンがShopeeとかいうオンライン・ショッピングのサイトを開けて、スペース・シャトルのレゴが欲しいと盛んにモーションをかけてくる。よく調べてみるとクレジット・カードかデビット・カードでの支払が可能だという。クレジット・カードや自分のデビットカード(兼ATMカード)はスキミング詐欺でやられる恐れがあり躊躇されるのだが、新生銀行のGAICAカードならば使用する額だけ都度チャージしておけばいいので、被害は、チャージした額に限定されるので心配がない。しかも、たったの数百円の買い物でも、日本から直ちにE-メールで引き出しの報告が来て、残高もチェックできるので、安心だ。これでコロナ封鎖で自宅にいても自由に買い物ができることになり便利この上ないのだが、おかげでキアンの買い物癖が復活してしまった。コロナの影響もあって世の中はオンライ・ショッピングが買い物の主流になりつつあるようだが、外出もままならない状況では、現金主義の私も遅ればせながら、その波に乗らざるを得なくなってしまったようだ。 今回はスペース・シャトルのレゴ(2300ペソ)をねだられたわけだが、3月31日の10歳の誕生日にはコロナ封鎖に突入しており、何もプレゼントできなかったので、その見返りとしてよしとした。そうなると、9月誕生のリオ(近所に住む孫)と10月誕生の妹のクッキーも買ってやらないと納得してもらえない。しかし、ママ・ジェーンの事前了解を取り付けておかないと、あとから何を言い出すかわからないので、メッセージで打診したものの、返事がなく、”バハラカ(勝手にして)”なのかと念を押すと、ようやく”うん”との答えだった。日本なら、うれしそうにありがとうと礼を言われるはずなのだが、どうも恩を着せられるのが嫌らしい。 そういうわけで3個で5000ペソの出費となったわけだが、4日後の27日に到着すると告げられたキアンの待ちわびる様は尋常ではなかった。そして到着の日がやってきた。午後一で来たのだが、配達物は半日以上天日にさらして、消毒してからでないと家に入れることはまかりならぬというママ・ジェーンのお達しがある。コロナウイルスで汚染しているかもしれないというわけで、キアンが夕方開けていいかときくと、明日の朝にしろと、言われた。翌朝になると昼過ぎといわれ、さらに午後、3時にママ・ジェーン自らに厳かに封をあけ、消毒をして、いよいよ子供達に手渡された。 キアンの至福の時も一時間と続かずあっという間に組み立てを終わってしまったが、そのあと、クッキーの分の袋を開けてキアンが組み立ててやろうとした。しかし、クッキーは、その申し出を断って、自らがチャレンジするという言って、キアンにさわらせない。4歳前のクッキーにはまだ無理なのだが、それでも、自分が買い与えられたということに大いなるほこりをもっているようで、付属の箱に部品を入れて後生大事に持ち歩いている。過去に私がキアンに買ってやったレゴの山を見て、「世の中不公平だ」と嘆いていたクッキーにとっては、私からのプレゼントがよほどうれしいらしい。今回もキアンだけにしか買わなかったら、一生恨まれるところだった。 キアンは、その日、翌日、翌々日と携帯の使用をママ・ジェーンに禁止された。あたかも、レゴをもらった喜びに対してのお返しで、何でも思い通りになったら大間違いという甘えへの戒めなのだろう。おかげで時間を持て余したキアンの次のレゴ獲得への執念はすさまじく、Shopeeのサイトを食い入るように眺めて、物色している。次のターゲットはクリスマス・プレゼントというわけだ。 3歳間近のリオにはレゴの組み立ては無理で、そこでパパ(私の息子) の出番となるのだが、彼の子供の頃はスマホもなくて、プラモデルとレゴで育ったと豪語するくらいで、自信はある。その彼が、今時のレゴは、とても精密で、1980年代のレゴとは似ても似つかない、これならは大人の趣味としても十分通用すると感心していた(よほど組み立てに苦労したらしい)。私も認知症予防に挑戦してみるのも良いかもしれないが、チェスと同じようにきっとキアンにはかなわないだろう。世代は交代していくのが世の常というものだ。

待望のレゴが到着した 2020年9月2日