Daily Archives: February 10, 2019


札幌二日目は苫小牧にアイスホッケーと介護施設の見学にでかけた。アイスホッケーは学生選手権が開催されるというので是非というお勧めだった。介護施設はオーナーがフィリピンから介護士を呼び寄せたいということで顔合わせといったところだ。苫小牧は千歳の少し先の港町だが、40年位前、苫東の石油備蓄基地の計画で、室蘭と並んで名前だけは馴染みのあるところだ。この辺は雪が少なくて工業地帯や空港も出来ているとのことだが、先日、千歳空港が大雪で閉鎖されたとのニュースが流れていた。そんなことになっていたら、年内にフィリピンにもどれないところだった。 アイスホッケーとはなにかも知らないキアンは、そのぶつかり合いで選手がフェンスに激突してくるのを喜んでいた。しかし、トーナメントの緒戦ということで、優勝候補の明治大学と九州の大学の試合で、30対0というような一方的な試合で、ちょっと興味を失しなってしまった。後で聞くとやはり明治大学が優勝したそうだ。 その後、いかにも港町の水産物の販売所とめし屋といったところで食事を取った。店の雰囲気は築地などの場外市場といった感じでムードがある。さらに野菜類もスーパーに比べて大雑把な感じがして好ましい。旅行をするとかならず、市場と称するところを覗いてみるのだが、そこにはまさに市場の雰囲気があった。 市場に混ざってレストラン、というよりも飯屋がある。いくら丼やうに丼、ホッき丼など、北海道らしい庶民の食事が取れる。問題は、キアンのお好みのエビフライが無かったことだ。しかし、店の人がとなりに聞いてくれて何とかしのぐことができたが、メニューの交換もするというのはいかにも庶民的だ。 次に向かったのが苫小牧郊外のウトナイ湖、白鳥の渡ってくるということで有名な湖だそうだ。しかしながら湖畔には一羽の鳥もいなくて、案内してくれた方も一体どうなっているのかと首をかしげたいた

カーネル一家念願の札幌旅行に同行(その5苫小牧観光)2019年2月10日


翌24日、ホテルはビュッフェ(バイキング)スタイルの朝食付きで、和食、洋食が食べ放題ということで、キアンの目が輝いた。最近のNHKの番組によると、バイキングにすると人件費が半分程度で済んで、しかも土日、休日のピーク時でも同じスタッフでこなせるため、返って原価が安上がりで済むという。その分、材料費にお金をかけるとアラカルト(メニュー)の倍くらいの料理が食べられて、大いに客が喜び、バイキング目当てに客がやってくるという好循環で、ほとんどのホテルはバイキングになっているという。ただ朝食なのであまり量は食べられないのが残念だったが、カーネル夫妻は至極ご満悦のようだった。キアンも食べ放題の味付け海苔が気に入って少々失敬して部屋に持って返っていたようだ。 外へ出てみると夕べの雪で、雪をかぶった車で出迎えてくれた。車に雪というのもキアンにとっては初体験の光景で、早速雪をかき集めて雪合戦を始めていた。 今日の予定は円山動物園、大倉山ジャンプ場、札幌ビール園など札幌市内の見所を回る予定だ。札幌市の繁華街は雪かきや融雪が行き届いていて路面に雪はないが、気温はマイナス2度といてつく寒さだ。もっとも最近のニュースでは前代未聞の寒波がやってきて、北海道中がマイナス20~30度、札幌も昼間でもマイナス10度と、とんでもない寒さとなっていて、この程度でラッキーだったのかもしれない。 円山動物園は丘の中腹ということで繁華街とはうって変わって一面の銀世界だった。動物たちはガラス張りの部屋の中で暖房を享受していて心地良さそうだったがカーネル一行は、その寒さと雪に返って興奮気味だった。 動物園から大倉山ジャンプ競技場に向う道は、雪が車で踏み固められたアイスバーンになっていた。へたにブレーキを踏むとすべってしまうので、雪国ならでの運転テクニックが必要とのことだ。いつも零度以下なので、雪や氷が融けることが無いので、全てが白くて大変美しい。住宅も心なしかしゃれていて北海道は豊かという印象をもった。もちろん昨年の地震の跡形などは全くない。 大倉山ジャンプ競技場はちょっと奥まったところにあるので外気温はマイナス4.2度、さすがキアンも震え上がっていた。 今日の目玉は北海道名物のジンギスカン料理、サッポロビール園は博物館というよりはジンギスカン料理目当ての客でにぎわっていた。しかもこの日はクリスマスイブとあっていやがうえにもムードは盛り上がった。 本日のとりは札幌テレビ塔。大通り公園のクリスマスのイルミネーションを期待したのだが、案外地味でマカティのアヤラトライアングルの方が印象が強い。もっとも先の地震のため、自粛したのかもしれないが。

カーネル一家念願の札幌旅行に同行(その4札幌市内観光)2019年2月10日



東京(駅)見物を終えていよいよ本命の札幌に向う。羽田空港から千歳空港への空の旅は私にとっても初めてのような気がする。学生時代の旅行あるいは出張で北海道や九州、あるいは四国にも足は延ばしたことはあるものの、当時は夜行列車が主体だったような気がする。なにしろ40~50年も前のことなのですっかり忘れてしまった。 瞬く間に千歳空港に到着して期待に胸を膨らませる彼らは、荷物を待っている間、まずは北海道到着の証拠をFace Bookに載せるため、写真撮影だ。 千歳から札幌まで電車で約40分、札幌到着でまずはFace Book用の写真撮影。ママ・ジェーンに仕込まれて久しいキアンは素直にポーズを取っているが、まだまだ赤ん坊気分のクッキーは知らん顔だ。一方、カーネルは荷物と格闘中で姿が見えない。 札幌在住の知り合いの方の出迎えでホットする一行。特に一人増えると運び手が荷物の数と一致するので大いに助かる。このときばかりはキアンも一丁前だ。 駅からさほど遠くないホテルモントレエーデルホフ札幌という長ったらしい名前のホテルに泊まった。普通に歩けば駅から10分もかからないはずなのだが、いてつく寒さの夜の札幌で一人あたり20kgの荷物での移動は苦行に近いものがあった。それでも無事にチェックインを終えて、いよいよ札幌の夜の探索だ。と言っても子連れで長旅で、すすき野というわけにもいかず、駅の近くのラーメン共和国に連れて行ってもらった。 どこも行列ができていたが、やっと待望のラーメンにありついてご満悦のキアンとクッキーだ。 ホテルに帰る道すがら降り出した雪を両手を広げて喜ぶキアン。雪降りに遭遇するなんてもちろん生涯初めての経験だ。

カーネル一家念願の札幌旅行に同行(その3札幌到着)2019年2月10日