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10月16日(月)早朝、下記の懸案事項を片付けなければならないと張り切っていた。 ①退職者からのとっくに届くはずの急ぎの郵便物が届いていないので郵便局に問い合わせ、受け取りに行かなければならない。 ②急ぎの書類を日本に発送しなければならない。 ③産休明けで戻ってくる銀行支店長に相続のための大量の書類を提出し、残高証明を発行してもらわなければならない。 朝刊を見ると、「きょうジプニースト 全国で休校、市場も閉鎖へ、」と2面に出ている。理由は「排ガス規制や電気自動車化を促進する車両近代化政策廃止を訴え」、とあるが、目を疑ったのが、「政府機関を休業する」、というくだりだ。あわててママ・ジェーンに確認するとその通りで、テレビのニュースでやっていたという。いつも6時には家を出るキアンも学校に行かないでまだ就寝中だ。そうなると、郵便局は、政府機関だから当然休み、さらに銀行もあやしい。この突然のれが時間的制約のある仕事をしている者にとってフィリピンの怖いところだ。 夕方になるとタクシーをつかまえるのが至難の業で、そんな時頼りになるのがジープニーだ 学校はともかく、政府機関も、台風が来ると休み、法王が来ると休み、ストがあると休みと、ことあるごとに予定外の休みになってしまう。職員にとってはジープニーという主要な交通手段が無いということで休みになるのはありがたいだろうが、代替の交通手段もあるはずで、決して出勤できないはずはない。その証拠に民間企業は、休みにするかしないかは、その企業の判断に任されている。ちなみに、キアンの通うドンボスコ・スクールでは、月曜の期末試験の予定を急遽、前の週の土曜に変更して、ピアノのレッスンとぶつかってしまい、てんてこ舞いさせられたが、これで謎が解けた。今週末から期末休みになるので、試験の予定を後ろにずらすことができなかったのだ。いずれにせよ、手の打ちようが無いので、この日はブログを書くなどして時間をつぶした。 ストライキの後、18日(水)、何事もなかったようにジープニーは庶民を乗せて街を走る そして翌日火曜日(17日)、朝刊を開けると「ジプニースト、きょうも続行」とある。ただ、「休校や休業は行われない」とあるので、安心した。しかし、ママ・ジェーンによると学校も政府機関も休みだという。その証拠にキアンはやはり就寝中だ。それで、一方、①の到着を待ちわびている書類はFEDEXで再送したという連絡がありけりがついた。月曜に発送して火曜の昼には到着したが、さすがFEDEXだ。ちなみに件の書類は、翌水曜に届いたのだが、郵便局の書留で送ったそうで、2週間かかってしまった。②の書類の発送に関しては、郵便局がだめならFEDEXを使うようママ・ジェーンに依頼した。しかし、ママ・ジェーンからFEDEXも閉店していると連絡があり、ならばDHLで発送することもトライしたが、この日は結局送れずじまいになってしまった。 マヨン火山の噴火で非難した人々が山へ帰るときもジープニーの出番だ そして18日(水)、満を持して①、②、③にけりをつけるべく臨んだ。①の書類は、年金証書の翻訳を比外務省(DFA)で認証するための委任状(SPA)だったのだが、FEDEXでとどいた書類を持ってPRAに赴き、担当者を呼んでもらったら、担当者は先週末で辞めてしまったといのうのだ。ジープニーストの影響でも有るまいが、代わりの人が出てきたが、まだ、交代のものが決まっておらず、DFAの認証は受け付けられないと告げられた。例え交代者が決まってもSPAには前の担当者の名前が入っていてせっかく苦労して入手したSPAが使いものにならず、万事休すだ。こうなったら、退職者がフィリピンに来てから新しいSPAにサインしてもらって、私自らがDFAに認証を受けに行かなければならないが、その分、申請が遅れることになってしまう。 田舎のジープニーはけばけばしく、なぜかどの車もベンツのエンブレムをつけている 一方、②の書類の発送には住所以外に電話番号が必要との連絡がジェーンから入った。その時、すでにキアンの出迎えに出ていて、さらにピアノのレッスンに付き添っていたので、外で、E-メールを開けて電話番号を調べなければならない。しかし、不運は重なるもので手持ちのタブレットの充電に不具合があってバッテリーが空で使えない。前日、キアンには充電できないので使うなと指示をしていたのだが、携帯ゲームで遊んでバッテリーが空になっていた。なじみの携帯屋さんに持ちこんでもすぐさま修理するといっても時間がかかる。しかもこのとき、ポケットWifiが家で見当たらず、持参できず、イターーネットも使えない。すでに2日間も送れずにいたので、これ以上発送を遅らせるわけにはいかない。そこでキアンのレッスン中に抜け出して、事務所に戻ることにした。 パソンタモ通りは大雨が降るとすぐに道路冠水が発生するが、多少の水ももろともせずジープニーが駆け抜ける ようやくタクシーを見つけて、事務所に戻ってE-メールをあけて電話番号をジェーンに携帯で知らせようとしたら、その瞬間に退職者から電話がかかってきた。ほとんどパニック状態で、失礼ながら話もしないで電話を切って、無事にジェーンに電話番号を連絡することができた。これで一件落着だが、マカティスクエアのピアノ教室に戻るタクシーで、70ペソのところを、ちょっとおごって100ペソを支払うのに1000ペソ出したら、お釣りを800ペソしかよこさない。頭にきたが、爆発してしまいそうなので、黙ってOKとした。 […]

ジープニーストライキで思いがけない4連休に右往左往 2017年10月19日


兼ねてから取りざたされていた禁煙令が大統領の肝いりでいよいよ7月23日から全国的に施行された。すべての公共施設で禁煙、もちろん駅や公園、道路も含まれる。かつてマカティ市でも市条例として禁煙令が施行された歴史はあるが、いつのまにかうやむやになり徹底とは言い得ないものだった。しかしながら違法薬物の取り締まりで見せ付けられたように、世界的なブーイングにもめげない大統領の強硬姿勢からか、市民は唯諾々と従っているようだ。麻薬のように超法規的殺人とまではいかないにしても高額の罰金を課しており(一回目が5百~千ペソ、2回目が千~5千、3回目で5千~1万)街からタバコが一掃されたという感がある。 それでかわいそうなのがタバコの一本売りで生計を立てていたベンダーだ。街の人が集まるところにはかならずタバコが売りがいた。、20本入りのタバコ一箱を60ペソで仕入れて、一本、6ペソで売り、一本あたり3ペソのもうけ、一日、100本(5箱)売れば300ペソの収入となり、一家の生計をまかなっていける。禁煙令以降、これらベンダーは街から姿を消した。ちなみにサリサリやスーパーではタバコは売っているはいるが、その場では禁煙となっている。 究極の小売、タバコのばら売りは公共施設のいたるところで見られた レストランなどで喫煙室を設ければ喫煙可能だが、そこは換気装置のほかに他のエリアとは壁とドアで仕切られ、かつトータル面積の20%以下という厳しい規制があり、簡単に喫煙席を設けるわけにはいかない。どこかの国では店のオーナーの反対などで規制がとんと前に進まないがフィリピンは大統領の鶴の一声で実行され、何の騒ぎにもなっていない。レストランや喫茶店ではどこも誇らしげに禁煙の看板を掲げている。 レストランの前には誇らしげにNo Smokingの張り紙がある。ちなみにRA9211とはRepublic Act 9211の略で法令第9211号という意味 それで喫煙場所を探してみると、ほとんど見当たらない。先週、ようやく我が家のあるコンドでその看板を発見した。「Designated Smoking Area」と書かれた立て札を見て、キアンに「Designated」とはどういう意味かと聞かれて説明に窮した。日本語であれば「指定喫煙所」となるのだろうが。一方、日本たばこ産業(JT)は22日、フィリピン2位のたばこメーカー、マイティの資産を総額526億ペソ(約1200億円)で買収すると報じた。こんな状況のフィリピンでタバコ事業を買収するなんてどぶに金を捨てるようなものではないのか。いくら日本の市場が縮小されつつあるとはいえ、フィリピンは縮小どころか消えてなくなりそうな状況なのだ。 Designated SMOKING AREA(指定喫煙所)という立て札を見ることはめったにない 一方、ドテルテ大統領の施策が矢継ぎ早に発表されている。8月5日「国立大学の教育無償化」、ハイスクールまではすでに無償なのだが、国立大学まで無償にするというのだ。巷では、そんな予算はないとか、大学に進む子弟はすでに富裕であり、格差是正どころか格差を広げるだけとか意見があるが、とにもかくにも英断であることには間違いないだろう。 […]

禁煙大統領令施行される 2017年8月20日



9月3日追記 土曜のピアノレッスンの折にクリークサイドをのぞいてみると、そこかしこで開店の準備をしていた。そこには得意げに9月4日にオープンとの貼り紙があった。一方、通路沿いには大量のごみが出してあったが、あわてて退去する際、部屋に残して行ったごみを処分しているらしい。 4日(月)のオープンのために準備がいそがしい、中はきれいに片付いている 通路イ沿いには大量のゴミ袋がごみ収集車を待っている ドテルテ大統領への抗議の横断幕もはずされてホテルの看板が顔を出し、開店の準備におおわらわだ 高級カラオケ店、ファラオの看板もきれいに磨かれており開店まもないようだ ついに9月9日、ファラオも開店にこぎつけた 8月26日追記 恒例の土曜のピアノ教室のためにマカティスクエアを訪れたが、なんとマカティスクエアの裏手にあるマクドナルドがオープンしているではないか。たったの10日足らずのうちに当局とネゴをして再開にこぎつけたようだ。さすがアメリカの大資本あるいは運営会社が政界にコネがあるのか、やることが早い。 めでたく再開したマクドだが裏手の駐車場は相変わらず立ち入り禁止だ   8月16日(水)、この日は午後3時にキアンをドンボスコでピックアップしてマカティスクエアの音楽教室に連れて行ってピアノのお稽古をする日だ。最近はウオルターマートの地下駐車場は満車で駐車できないことが多く、さらにマカティスクエアとリトル東京の間の道路沿いの駐車場も工事のために閉鎖され、もっぱらリトル東京の裏手、クリークサイドの駐車場に停めるようにしていた。 この日はピアノのお稽古、学校の教科書、それにピアノの楽譜を背負ったキアン この日、どういうわけかクリークサイドの通路沿い、駐車場の反対側にはトラックが隙間なく駐車しており、一台がやっと通過できるスペースしかなかった。空きの駐車場がなくて中ごろまで進んだところで対向車が来て、にっちもさっちも行かなくなってしまった。バックするにしても狭い通路を100mほどバックしなければならない。当方にくれていると駐車場が一台分空いた。しかし、駐車場の反対側には車が駐車していて、車庫入れをするには狭すぎる。警備員の案内で試みたが、私の力量ではどうしようもない。幸い、駐車中の車のドライバーが運転を代わってくれて、うまく駐車させてくれて難を逃れた。 19日、突然の退去を終えて廃墟となったクリークサイド、この狭いところに左側が駐車場、右に路上駐車の車が並び、立ち往生してしまった […]

クリークサイドに突然の退去命令 2017年8月20日 8月26日、9月3日追記


8月30日追記 30日のマニラ新聞によると、ウーバーは29日、LTFRBに一億9千万ペソの罰金と、登録運転手に対しては約3億ペソの補償金を支払い、営業停止処分の解除され、2週間ぶりに営業が再開された。庶民にとっては、これで一安心だ。 8月27日追記 27日のマニラ新聞によると、LTFRB(運輸省陸運事業認可調整委員会)はウーバーに対して、一億9千万ペソの罰金を支払い、さらに所属の全運転手に対して営業停止期間一日当たり約1995万ペソの経済的補償を行えば処分を解除すると通告した。これに対し、ウーバーは一千万ペソの罰金を支払うと申し出ていたので、その差は数十倍に上り、ウーバーがこの通告を受け入れるのかどうかが注目されている。ちなみにウーバーの登録車数は6~7万台に上るそうで、ペナルティは一台あたり3000ペソ、補償金は300ペソで、法外とは言い難い金額だ。 8月15日早朝、日本からコンドミニアムの契約に来られた方のサポートでボニファイシオに出かけるためにジェーンにウーバー(配車アプリ)で車を呼んでもらおうとした。ところがその日の新聞を見るとウーバーに一ヶ月の営業停止命令が出たというニュースがマニラ新聞の一面で報じられていた。ジェーンは別の配車アプリのグラブで呼ぶからと大丈夫と言うので、とにかく外で車を待つことにした。ところが、外ではSRRV申請中の奥さんがたまたま日本から来ていたご主人と必死に携帯をいじくっている。空港に行く前にボニファシオの住居を見に行こうと思っているのだが、一時間待ってもウーバーもグラブも捕まらないという。 注 ちなみにウーバーとはアプリをスマホにダウンロードすることにより、近くを走っている空車が地図上に表示され、自分の居場所と行き先を入力すると値段が表示される。気に入った車をリクエストすると、何分で来ると返事が来る。無線タクシーのようなものだが、自社のタクシーだけではなくて、ウーバーに登録している全ての車が対象となる。一方、この車はタクシーではなくて、一般の車で空いている時間にアルバイトで送迎サービスをしている人達だ。 最近は、運転手がいないので自分で運転して出かけるのだが、どこに行っても駐車場を探すのが一苦労だ。先日も日本大使館でちゃんとお金を払って駐車したのに車を牽引車で持っていかれそうになって、あわてたことがある。この時は駐車係の人が必死に私を探しに来てくれて、事なきを得たのだが(駐車場料金20ペソのところをいつも50ペソ渡しているので、その恩返しをしてもらったのだが、まさに一宿一般の恩義だ)、これからは遠出はタクシーで行くことにした。そこでジェーンにウーバーのアプリをダウンロードして、わたし用に車を呼べるようにして欲しいと頼んだ。一方、これを機会に手持ちのソニーのタブレットにシムカードを入れてスマホを使えるようにして、ウーバー専用に使おうという決意もした。ジェーンは案外すばやくアクションして、自分用にウーバーを使ってみたが、早い、きれい、親切の三拍子そろったサービスと感激していた。 いつ来るかわからない空車タクシーを当てもなく待つなんてことは、すでに時代遅れでウーバーやグラブは生活必需品といっても過言ではない。昔の言葉で言えば、白タクだが、GPSとインターネットそれにスマホという最先端の技術を組み合わせ、しかも空いている車(資源)を有効活用するというすぐれもののビジネス・モデルだ。ソフトバンクの孫さんが中国の配車アプリの会社に数百億円の投資をしたというニュースがしばらく前にあったが、世界的な潮流といえるようだ。一説にはウーバーの企業価値はGM(アメリカ最大の自動車会社)をも上回る600億ドル(6兆円)を越え、空いている車をシェアするという観点から車の必要台数が激減し、世界の自動車産業の未来をゆるがしかねない代物だともいう。民泊という言葉ももてはやされているが、民泊サイトのAirbnbも同じくスマホ時代のホテル業界を揺るがしかねないすぐれもののビジネスモデルだ。 しばらくして、ジェーンもギブアップして、流しのタクシーを拾って行けと連絡してきたが、こんな状況で流しのタクシーがつかまるわけないし、覚悟を決めて自分で運転していくことにした。しかし、ボニファッシのどこなのか、駐車場はどこにあるかなど、必死の覚悟で出発した。コンドの入り口では件の奥さんとすれ違った。窓を開けて聞いてみると、ご主人はなんとかグラブを捕まえたが、ボニファシオはあきらめて空港へ直接向かったとのこと。ならば、私はボニファシオに行くので一緒にどうぞと、期せずして私もカー・シェアリングをやることになった。 久しぶりに訪問したボニファシオは新たに完成した高層ビルが異次元の様相を見せていた ちょっと遅れて目的地に到着して契約は無事に済んで、食事のあと、マカティの建設中の契約物件の下見、それに銀行に寄って、一日の予定を完了した。自分で運転するという選択肢がなかったら一大事だった。電車が4本しかなくて車に頼らざるをえない交通インフラの貧弱なマニラではウーバーやグラブの配車アプリは、まさに交通インフラの要といえるものなっていて、自家用車を減らして交通渋滞を解消する切り札といえるだろう。 LTFRB(運輸省陸運事業認可調整委員会)はタクシーなどの公共交通機関の営業免許を発行する役所だが、その命令に違反したということで営業停止命令を発行したとのこと。一方、グラブは違反をしていないとのことで営業停止を免れたそうだ。ウーバーはきっと上納金の支払いが滞らせたので、当局の怒りを買ったのではないか、あるいは、ウーバーの出資者にはノイノイ・アキノ前大統領の妹の女優、クリス・アキノが名を連ねているためというのが巷のもっぱらのうわさだ。 久々に一ドル51ペソ代をつけて、円も一万円が4600ペソ代に回復して日本人退職者には一息ついた その辺の役所の都合はどうでも良いのだが、命令の翌日、即刻実施というのは庶民を混乱に陥れるだけで、クリークサイドの立ち退き問題(クリークサイドに突然の退去命令)にせよ、どうみても庶民の都合はまったく蚊帳の外いうのが癪にさわるところだ。この辺の政府の姿勢が昨今のペソ安につながっているのではないかという気がしないでもない。ジェーンは黙っていれば、ばれることはない、だからウーバーも使えると豪語していたが、警官がアプリを使って車を呼んで、やって来たら現行犯逮捕をするというのだから、たまったものではない。しかし、一旦ウーバーの利益を被った庶民は黙ってはいないだろう。早期にウーバーが営業を開始できる日を願ってやまない。  

ウーバーに営業停止命令 2017年8月20日  8月27日、30日追記



今年の3月31日を持って、外国の永住権を持つ日本人向けのJRパスの発売が停止されていたが、このほど、条件を変えて復活した、その条件とは、単に永住権を持っているだけではなくて、「在留期間が連続して10年以上であることを確認できる書類で、在外公館で取得したもの等」の提出となっており、まさに海外に生活している日本人であることだ。 日本人向けのJRパスが廃止されたことは、海外で外国人と暮らす日本人にとって、その家族、知人などの外国人を伴って日本を旅行する場合、極めて不便であり、日本旅行を躊躇させるとのクレームが出ていた。これは、より多くの外国人が日本を訪問して欲しいという国策に反する、ということでこの条件をかえての復活につながったものと考えられる。 実は、このJRパスについては裏話がある。昨年の後半、拙著「新・金無し、コネなし、フィリピン暮らし」の執筆に精を指していたころ、このJRパスの海外居住の日本人向には廃止される旨のニュースが入った。下記がその原稿であるが、この本が世に出る頃には日本人向けのJRパスがなくなるということを編集者に告げたところ、躊躇無く没とされた。JRパスの復活に際して、ブログで件の原稿に日の目をみせてやりたい。 ちなみに私は、2003年1月1日にフィリピンに乗り込んで以来、丸14年を越えているので立派にJRパスの資格がある。キアンとジェーンは、前回、マルチ入国ビザを取ったそうだから、飛行機のチケットさえ買えば、いつでも日本にいけるのだ。さしづめクッキー(キアンの妹)が5歳位になったあたりだろうか。 先日の日本旅行では、新幹線は駅で見物しただけだったが、いつかJRパスを駆使して乗り放題の旅をさせてやりたい ◆ジャパン・レール・パス ジャパンレールパス(JRパス)とは7日、14日あるいは21日間、JR 6社の列車に乗り放題の最強のチケットだ(新幹線ののぞみ号とみずほ号を除く全線)。資格は観光目的で入国した外国人(観光目的以外のビザで入国する場合は資格がない)、日本人で外国の永住ビザを有して海外に居住している、あるいは外国人と結婚して海外に居住していることだ。事前に海外で引換証を購入し、日本の駅でJRパスに引き換える(購入から3ヶ月以内)。価格は下記の通り、日系の主な旅行社で扱っている。 種類 グリーン車用 普通車用 区分 おとな こども おとな […]

JRパス(日本人向け)の復活 2017年6月18日


6月2日(金)、早朝、キアンの水泳教室にアテンドしているとき、ジェーンからテキスト・メッセージがはいり、「リゾート・ワールド(マニラ空港第3ターミナルの目の前のホテル街にある大型カジノ)でテロ事件が発生し、37人の死者が出た。だから、キアンをモールなどの人の集まるところに連れて行かないように」との指示があった。事務所に戻ってみると、フィリピン在住の方や日本から問い合わせやお見舞いのメールが入っていた。IS(イスラム国)から犯行声明が出され、最近、観光地といて名高いパラワンにイスラム過激派が潜入したというニュースもあり、テロに間違いないと誰しも思った。イギリスでも矢継ぎ早にテロが発生し、アフガニスタンでも大量の死者が出ている矢先だ。しかも、ドテルテ大統領はミンダナオ地方に戒厳令を発令し、マラウィ市では国軍と過激派の戦闘が続いているさなかだ。 カジノの老舗として安定した収益を上げているリゾートワールド  そうでなくても、保険金目当ての2名の日本人のパラワンでの殺害事件が新聞をにぎわせ、フィリピンのイメージを「危険」の一文字で片付けてしまう風潮が根強い。このテロ事件で、フィリピンはイギリスやフランスのテロ先進国の仲間入りをしたのか、あるいは、アフガニスタンやシリアのように劣悪な治安国家と同列とみなされてしまうのか、などなど、色々な思いが頭をよぎった。一方、キアンはそんなことは関係なく、水泳のレッスンに励んでおり、ここは平和そのものだった。 夏休み最後の日々を水泳教室で練習に励む子供達   事務所に戻ってからは、ちょっとした書類の作成にとりかかって、時間を忘れていたが、ふと時計を見ると午後1時近い。そうだ、キアンのピアノのレッスンの時間をうっかり忘れていた。そこでキアンに声をかけたら、「キャンセル」と声を張り上げた。そこで、テロ騒ぎに乗じて、ピアノ教室の先生に、「パパ・カーネルの命令により、キアンは外出できない、しかし、連絡が遅れたので、今日のレッスンは参加したものとみなして、レッスン料は支払う」と連絡を入れた。実は、翌々日のリサイタルを控えてこの日のレッスンはキアンのピアノ演奏の仕上げをするために大事な日だったのだ。 リゾートワールドのカジノの入り口  翌日の新聞を見ると、犯人は銃を発砲し、一億ペソ相当のチップを盗んで、放火し、5階のホテルの一室で自殺した。37人の死者は逃げ遅れた従業員が大半のようで外国人の死者は数名だった。大統領府、そしてデラロサ国家警察長官は犯人も特定できないうちから「テロではない」と否定して、単なる発砲・放火事件として扱っていた。 カジノの周囲は豪華なモールで日々とが集う  翌々日の新聞では犯人は白人と見られ、防犯カメラが一部始終をたらえていた。犯人は人に向けて発砲はしなかったが、放火により多数の死者をだした。リゾート・ワールドは遺族に100万ペソの見舞金を支払うと発表した。さらに3日後の新聞では、犯人は下財務省職員のフィリピン人男性(42歳)と特定され、容疑者の家族が会見して侘びを入れ、ドテルテ大統領も犠牲者の葬儀に出席し、遺族を弔問し、誠意をしめした。 中庭はヨーロッパの街並みを再現している。この日はハロウィンの催し物が行われていた  これで一件落着、いかにも単なる事件として扱い、容疑者の背後を云々しようという動きもなく、蓋をしてしまったといった感がぬぐえない。事件は、テロとして世界中を駆け巡り、ミンダナオのイスラム過激派との戦闘とあいまってフィリピンのイメージを地に落とし、さらに勃興しつつあるカジノビジネス大打撃を与え、ドテルテ政権そのものを転覆しかねない出来事だった。単なる発砲・放火事件として蓋をしてしまったドテルテ政権に対して、彼が一芝居をうったと、とらえる人も少なくないようだ。  

速報 リゾートワールド襲撃事件 2017年6月5日



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今日のマニラ新聞にナビマニラ(Vol.32 May 1 2017発行)が折り込まれていたが、その後ろから2ページ目に、先日4月4日に発刊された拙著「新・金無し、コネなし、フィリピン暮らし」が紹介されていた。ナビマニラといえば、マニラ新聞が隔週発行しているフリーぺ-パーで、新聞社が発行するだけあって、読み物が充実していて、日刊マニラ新聞とは一味違う情報源となっている。 ナビマニラに掲載された紹介記事  この本の発行元のイカロス出版からホリーウイークあけに宣伝用にと10冊送ってきた。そこで最初に持って行ったのが、PRA(退職庁)で、営業部長のノエルさんは、こっちが驚くほど大喜びで、早速、GM(長官)に報告に行ったが外出中で、秘書にもう一冊預けてきた。所詮彼らは日本語が読めないので、中身はわからないだろうが、日本から来た客に紹介してくれることを期待したい。 そして、その次に持っていったのが、日本人会クリニック、ここは日本人のたまり場でもある。日頃お世話になっている日本人医師に本を紹介したところ、皆が見れるところにおいておきたいが、その前に、自分で読みたいとのこと。その次に行った時は、おおいに楽しんでいると、喜んでくれた。 その次に持っていったのがマニラ新聞でKIANのピアノのレッスンに間に、同じマカティスクエアにある事務所に顔見知りの編集者を訪ねていった(あのパスポート紛失事件の当日だ)。やはり、大変喜んでくれて、その夜、早速メールで、ナビマニラに空きスペースがあったから、この本を紹介してくれるとのことだった。さらに数日後、近所のトロトロレストランでばったり出会って、2時間ほど編集、出版の苦労話を聞かせてもらった。そして翌日、メールで「マニラ新聞でもこの手の本を出版したいと思っていたが、これ以上の本を作ることはできない。ナビマニラ編集の参考書として使わせてほしい」という、編集のプロに最上級の賛辞をいただいた。しかしながら、写真590枚とは、よく数えたものだ。  5月1日発行のナビマニラ フィリピン生活にとって貴重な情報源だ  次にクリニックに行ったおりに、下の階の日本人会に一冊寄贈、早速、図書館においてくれるとのこと、また事務長さんは前の版を読んだことがあるとのことだった。JETROは不在とのことで日本人には会えなかったが、後から、丁寧な礼状がきた。やはり図書館においてもらえるとのこと。 同じ日、最後に持って行ったのが、Primerで、ナビマニラと同じ、月刊のフリーペーパーを発行している。その場にいた日本人に渡して、事務所を後にしたが、その直後、人が飛び出してきて、挨拶をしてきた。Primerのトップで、編集会議を抜け出してきたのだという。Primerは92ページも及ぶ広告満載のフリーペーパーだが、買い物や食事どころなどマニラの生きた情報を提供している。これフリーペーパー以外にも就職ナビなど、セブのフリーペーパー、セブポットと同様、幅広くビジネスを展開している。フィリピン日本人社会の牽引役を果たしているが、さすが、このトップならではと感心した。この一月には正月の読み物として「金無し。。。」を紹介してもらったが、今回は早速、ブログに載せてもらえるとのこと。 最後に持って行ったのが、マガリヤネスの小林歯科、ここも日本人のたまり場だ。小林歯科は「金無し。。。」の193ページで紹介しているが、旧版のこの記事を読んで、小林歯科を訪れる日本人が数多くいるらしい。そのためか、クリニックを訪問するたびに、ご夫婦である二人の小林先生から、深々と頭を下げられて恐縮至極だ。この改訂版を執筆中に、写真の撮影に行ってのだが、奥さんも一緒にとお願いしたが恥ずかしがって決して撮影に応じてはくれなかった。フィリピン人といえば、こんな機会には、だめと断っても写りたがるものなのだが。この日は、スタッフ全員が出てきてうれしそうに本を眺めていた。 一冊の本で、多くの人の注目や賛辞をいただけるということは、本の出版というものがいかに社会貢献をするものだという感慨を新たにしたが、執筆の苦労に十分報われるものだと同時に痛感した。私にとっては最初で最後の本の執筆となろうが、次回、5年後に改訂版を発行するころまでは、現役を続けていたいと思う。その頃はKIANも小学校を終えて、ハイスクールに入学する頃で、新たなフィリピン生活の経験をつんで、改訂版に載せることができるだろう。

「新・金無し、コネなし、フィリピン暮らし」発刊 2017年5月6日


ここ2~3年、マニラ空港(NAIA)へのアクセスは惨憺たるものがあった。距離的には近いのだが、空港周辺の道路は24時間渋滞し、いつ空港へつけるか、あるいは、いつマカティやマニラのホテルにたどり着けるかは神頼みだった。それは南ルソン高速道路の上を走るスカイウエイを空港の第一(国際線)、第2(PAL専用)、第3(セブパシフィックと全日空など)、さらに第4(国内線専用)ターミナルに直結させるための工事が行われてたためだ。同時に空港からマニラ湾の埋立地に計画されているエンターティメントシティにも直結させようとしていた。それがついに完成したのだ。先月通った時は、空港からスカイウエイへの接続だけが未完成だったが、ついに100%の完成をみた。 第3ターミナルと既存のスカイウエイの接続点も完成して、いよいよ全面開通となった(ターミナル3への出口付近)  数年前、スカイウエイに近いターミナル3からマカティまでは15分でいけるという、世界でも一番都心に近い空港と思っていた。しかし、空港スカイウエイの着工で、ターミナル3でさえも渋滞を見ることになった。今回の空港スカイウエイの完成で、すべてのターミナルにマカティから20分程度でいけるようになった。しかも途中、見苦しい街並みを見ること無しにマカティに行けるので、初めてフィリピンを訪れる外国人にとって、フィリピンの印象を格段に向上させることになるだろう。さらにターミナル3からは歩いて対面のニューポートシティにいける歩道橋ができた。 ターミナル3の対面のニューポートシティにはあるいて行ける ターミナル1、2とマニラ湾方面のとの分岐点 マカティからスカイウエイ経由でターミナル3まではたったの20ペソ、そしてその後、ターミナル2,3、さらにエンターティメントシティまでは45ペソと高速料金も格安だ。数十億はかかったろうと思うが、この料金で資金を回収できるのか疑問を感じるが、安いに越したことはない。 スカイウエイからは空港の中が見える 空港からマカティまではこんな景色を眺めながらいくことになる  空港からエンターティメントシティないしマカパガルBLVD(通り)を目指すことになるが出口は、巨大カジノであるCity of Dreamsと完成間近いOKADA Manilaの至近距離にある。これは、それらのカジノから相応の資金が提供されているのではないかと推測される。ちなみにOKADA Manilaは4000億円の巨額投資がなされているそうで、そのピラミッドのような威容には度肝を抜かされる。 マニラ湾岸には巨大カジノCity of […]

空港スカイウエイが完成 2017年4月29日



2011年末の改訂版の発行から5年を経て、内容が一部陳腐化しているので全面的に見直した。また、フィリピン移住目的の多様化に対応して、不動産売買の実務あるいは、お子さんのフィリピンでの就学等についてページを割いた。表紙は、2008年5月発行の初版と同じ黄色い無地で初心に帰った面持ちだ。発行は、4月上旬、新刊は書店に並ぶので、是非、手にとって見て欲しい。   旧版は、フィリピン生活のバイブルとの評価を多方面からいただいたが、新版も同様に座右の書ないしバイブルとして多くの方々に愛用していただくことを願っている。

「新・金無し、コネなし、フィリピン暮らし」の発刊のお知らせ 2017年3月17日


今週末と聞いていたが、少し早まって25日の夜半、ジェーン待望の第2子、クッキーが誕生した。赤ちゃんは自分だけで十分と主張していたキアンも、6歳になって妹の誕生を心待ちにしていた。ここのところ、毎日にように病院に診察に行っていたジェーンが、明日の朝、26日、帝王切開の手術をすることになったと、夜になって弟のボボイにつき添われて病院に向かった。そうしたら、即刻手術となり、無事に出産した。すでに、生まれる準備が始まっていたようだが、陣痛の話はなかった。 . 26日、早朝、10時間、バスに乗ってイザベラからカーネルが駆けつけ、病院に向かい、そのまま、29日の退院まで病院に寝泊りした。イザベル州の警察のトップとして赴任していながら、一週間も重責を放り投げるという本人の覚悟と周囲の理解にフィリピン人亭主の家族への忠誠心を見る思いがした。 . 28日になって、やっと面会を許されて行ってみると、ジェーン本人は元気だが、赤ちゃんは一室に収容されていて、雑菌の侵入を警戒してか、面会を許されず、なんのために出かけていったのか、少々、首をかしげた。お見舞いというよりも、キアンの歯の治療のアポがあったので、その付き添いに駆り出された公算が大きい。 . 病院はVRPメディカルセンターという中規模の私立病院だが、清潔で個室部屋も広くて居心地がよさそうだ。料金もなかなかのもので、普通分娩でも10万ペソ、帝王切開の場合は、20万ペソ程度、とられるらしい。ジェーンはキャンプ・クラミの国家警察の病院なら只だから、そこでお産すると言っていたが、帝王切開の手術が予定されているため、カーネルが不潔だと言って許さなかったらしい。普通庶民は市民病院でお産するが、その場合無料だが、翌日には退院しなければいけない。今回のお産でもジェーンは4日目に退院したが、多分、入院費が嵩むのを危惧したのだろう。カーネルが退院前日ぎりぎりになって、入院費をなんとか用立てることができたらしい。ちなみに、フィリピンの病院では入院治療費を払ってからでないと退院させてもらえないから、入院が長引くたびに入院費がかさんで、利子がつくようなものなので金策に必死とならざるをえないのだ。 小ぎれいな入り口の病院 無事に出産を終え、安堵の笑顔が見える 2本の虫歯を治療するキアン。あのキーンと言う歯をけずる音にも平気で耐えていた  新しい命に会うというのはなんとなくそわそわするが、29日、昼過ぎ、いよいよ対面のときが来た。このときの驚きは、キアンの赤ちゃんに対する対応で、優しく頬をなでていたわり、母親に手を貸して気遣ったり、もはや赤ちゃんを卒業したクヤ(お兄さん)であることを見せ付けていた、ことだ。 妹のクッキーを優しくなでるキアンは、間違いなくクヤ(お兄さん)の面目だ 家族5人になってカーネルの責任もますます重い 帝王切開4日目にしてジェーンはすでに歩いていた クヤ・キアンも妹との面会を喜んでいる […]

クッキー誕生 2016年10月30日