KIANの成長記録


約2年ぶりにボニファシオのキザニアをキアンのお供をして訪問した。この日は月曜でたまたま学校が休みなので、どこかに連れて行ってほしいというキアンのたっての願いで、ボニファシオのマインドミュージアムに行ったのだが、月曜は休館日で閉館。しかたがないのでキザニアに行ったのだが、それが正解だった。前回は、幼稚園の遠足でつきそったのだが、新規開館直後だったので、平日とはいえ、幼稚園や小学校の団体客で大混雑、一時間待ちの行列が当たり前で、楽しむどころの話ではなかった。5歳だったキアンも7歳になって、キザニアの社会生活体験実習にいたく興味を示し、かつ待ち無しなので、おおいに満喫できて、10時から午後4時の閉館まで、一日が瞬く間に過ぎてしまった。味をしめたキアンの願いで、それからしばらく、毎週、キザニアに通うはめになってしまった。 キザニア(KIDZANIA)訪問 2015年10月4日 この日、真っ先にチャレンジしたのが、前回、一時間待ちで涙の呑んだ消防訓練だ。 消防訓練は人気なので、順番待ちがあるが、一番で待っている間も、瞬く間に周囲の子供達と友達になってしまった 消防とはなんぞや、何が大事なのか抗議をうける。左に立っている子は智恵遅れの子供のようだが、係の人たちは親切に対応している 講習を終えていざ消防車に乗って出陣だ 放水はキアンにとっては単なる水遊び、得意とするところだ 赤いランプで燃え盛るビルに放水する 小さな街を走る消防車、救急車もある   次はアイスクリーム工場での体験学習、キアンの狙いはアイスクリームの試食だ。 記念撮影にポーズは欠かさない 説明を真面目な顔をして聞き入るキアン これが楽しみだったキアン   […]

久しぶりにキザニア訪問 2017年10月15日


先日、ママ・ジェーンが、キアンの成績が急降下して、現状のクラスを維持するのが難しい、下位のクラスに編入されるかもしれない。そうなると、成績の悪い子ばかりのクラスで、キアンの将来が危ぶまれると危機感を露にしていた。そして取った処置が、当面、パスコン・携帯ゲームの禁止だ。私にも決して携帯を貸し与えないようにと懇願してきた。私としては、携帯よりも一体何故キアンの成績が悪くなったのか、現状を把握して、適切な指導を行わなければならないと思うのだが。一方、ママ・ジェーンは公文をやめて算数など多教科をこなす家庭教師を雇うべきと主張していた。 8月某日、Intramuralsの集まりに駆り出された。Intramuralsとは何度聞いてもよく意味がわからなかったが、要は生徒の家族が集まって行う年中行事のようだ パソコンゲームを禁止されたキアンは、私の部屋に来て、やることがないからトランプゲームをやろうと言い出した。数年前、ゲームは、遊びながら子供の思考、計算能力を育てると、碁、将棋、トランプなどを奨励したのだが、今一乗ってこず、忘れ去られてしまっていた。碁や将棋をこなすには程遠かったが、トランプは、お互いの手から一枚のカードを出して、大きさを競うという単純な遊びにキアンは興味を示していた。久しぶりにそれをやろうというのだ。そこで私は、2枚づつ出して、そのトータルで勝ち負けを決める、あるいは一枚づつ出してその差を計算できたらキアンの勝ちとするルールを追加した。以前は、公文を思い出すからいやだと言っていたが、今回は計算に自信があるのか、OKとなった。 ダンスの代表に指名されてうれしそうなキアン そこで、発見したのが、キアンは一桁の足し算や引き算が暗算ですらすらとこなすことができず、もごもごと指を動かして考えていることだった。公文では3桁の足し算や引き算をやっていて、それなりにこなしていたはずなのだが。この状況は何なのか、この3年近い公文での苦悶は一体なんだったのかと、愕然とした。一方、学校の宿題を見てくれと頼まれたが、なんと二桁と一桁の掛け算ではないか。公文で引き算に明け暮れているうちに学校では九x九(ただし1から5まで)が始まっていて、二桁にまで突入していたのだ。私は、一桁の掛け算は出来るものと仮定して、二桁と一桁のの掛け算の仕組みを教科書に添って教えたが、キアンはわかっているのかわからないのか、謎だった。それでもあとで、キアンは、ママ・ジェーンにダダ(私)の教え方はわかりやすくて、Very Goodとお世辞を言っていたらしい。 入場行進では旗持ちを任された それで、気がついたのは、足し算と引き算は公文でいやというほどやっていたので、学校でもそこそこの成績を維持していたものの、掛け算に到って、しっちゃかめっちゃかになってしまったらしい。そこで、成績の急降下がおきたのではないかと推測された。やはり、学校の進捗にあわせてキアンを鍛えないと、いずれ算数嫌いになって、数字から逃げまわる人生になってしまうことは必定と思われる。両親の感想はは、小学校のときに算数の授業についていくことができず、授業中、わかったような顔をしながら授業が終わるまで我慢しているのが辛かったと、いうもので、そんな思いをキアンには味あわせたくないという。多分、フィリピンの国民の大多数がこんなものなのだろう。それでも学校をちゃんと卒業しているのは、フィリピン人特有の有事への対応力なのだろう(要はカンニング)。   小学生全員が集まって自慢の衣装と踊りを競う そこでキアンのコメントも手伝って白羽の矢が当てられたのが私だ。例え、公文を続けても、学校で劣等生では致し方ないので、即刻公文を退学させることにした。これにはキアンは大賛成で、私としては週二回、学校の出迎えと公文でのアテンドがなくなるのはかなり楽になる。そうなれば、出迎えは水曜のピアノのレッスンだけになる。ピアノの方は、かなりの成果が出ているので全員、継続に異議はない。 10月1日はFamily Dayとやらで、やはり親が参加する催し物だ、この日は2年生だけだった ドンボスコの算数の教科書は440ページもあって、2年生は二桁ないし3桁の数字の概念から始まって、その足し算と引き算、さらに現在、一桁の掛け算(5まで)と簡単な二桁x一桁まで進んでいる。そしてさらに割り算、分数までカバーしている。非常に懇切丁寧な教科書で、これに添って進めるだけで、自然に理解を進めることが出来そうだ。しかし、大多数の子供達は、この辺で暗礁に乗り上げて、数字から一生目を背けることになることは用意に想像される。この2年生で習う四則演算が今後のキアンの生涯を決める正念場となりそうだ。 いならぶ屋台になんとラーメンのちょうちんがあったが、ただの飾りつけらしい […]

キアン、ついに公文をギブアップ 2017年10月13日



9月末の日曜日、突如としてソレイアで宿泊の話が持ち上がった。カーネルに招待があったそうで、家族で一泊することになったのだが、一部屋だけなので、私とヤヤは夜は自宅に戻って寝て、翌朝、再びホテルを訪問することになった。ソレイアと言えば、マニラ湾沿いのエンターテイメント・シティ(モール・オブ・エイシアの南)に4年ほど前に最初に開業したカジノで、現在は、シティ・オブ・ドリームとOKADAマニラと並んでエンターティメント・シティの3大カジノ・リゾートの一角をなしている。開業当初、PRAの招待があったのだが、私には話しがなくて今まで訪問の機会がなかったものだ。 シティ・オブ・ドリームやOKADAマニラのような人目を引く派手さはないが庭園やプールなどカジノ以外でも十分楽しめるリゾート・ホテルだ シティ・オブ・ドリームやOKADAマニラと比べて度肝を抜くような装飾はないが、落ち着いた感じで、目玉のプールが格別で、KIANの楽しみだった。一方、生後、11ヶ月目のクッキーにとってははじめての外泊で、心中はいかに? 入り口も十分高級感を感じさせる 広大なカジノエリアも開放的だ 親子連れへの配慮も欠かさない 中庭に面した部屋はさすが五つ星ホテルの面目躍如で、開放感がすばらしかった。また、ゆったりしたCRにびっくり。 直接庭には出れないが大きなガラス窓で仕切られ、開放感がある KIANは早速、2週間ほどここですごしたいとダダをこねる クッキーも普段と違うことは感じているようでご機嫌だ 一般のホテルの客室ほどもあるCRにびっくり バスタブ初体験のクッキー 5階の部屋からそのまま中庭に抜けてプールに出られる。そこからはマニラ湾の眺望と、隣接する工事中のOKADAマニラも見える。 中庭がなかなかのものだ 遠方にそびえるOKADAマニラ、敷地的には隣接しているようだ […]

カジノリゾート・ソレイア(Solaire)訪問 2017年10月8日


日本に行くことが決まって一番の悩みはいかにキアンの了解を取ることだった。ほとんど毎日、出迎えと塾や習い事に連れて行って、週、二回外で食事を取ることがキアンにとって無上の喜びだ。それが一週間無しとなると、キアンがどんな反応を示すか、想像が出来なかった。話をしてみると、キアンの関心事は私がフィリピンに帰ってくるのか、ということで、そうであれば行ってもいいと、なかなか分別がついてきたようだ。かつては、ほんの2~3日の留守でも大泣きしてしまったのとは大違いだ。その代わりに出発の前日の土曜は、10時からはじまるピアノのレッスン以降、夜まで私と外で一緒にすごすことを許され、さらに一緒に寝ることにまでなった。 一直線で上に向かう飛行機雲、キアンもこのようにまっすぐ伸びて欲しいものだ ピアノのレッスンの後は、お気に入りの樹海でランチ、注文はお決まりのエビフライ定食。そしてロックウエルの銀行で用を足した後、ドリーム・プレイに向かった。キアンにとっては最高の遊び場だが、二人で1700ぺソ近いお金は日本の水族館やスカイツリーと一緒だ。ドリームプレイで夕方まで過ごし、再び、マカティスクエアの樹海で夕食、さすがにことの時は焼肉定食を注文した。 ドリームプレイでご機嫌のキアン 何も知らないクッキーは口をとがらすしぐさをするようになった 出発は午後なので、午前中はキアンと過ごした。その時、なにも思ったのかキアンが文書をしたため、一週間後には戻ってくるとの確約書を渡された。キアンにとってはこのまま私がいなくなるのではないかという不安が払拭できないらしい。 キアンの書いた確約書、上の日付は私が書いた帰国までのカレンダー   皆で空港まで送ってくれたが、キアンはいつまでも窓から私を見送っていた。この後、離陸まで数十回のメールのやり取りがあった 私にとっては一週間という時はあっという間に過ぎてしまったが、キアンにとっては長かったらしくて、私の部屋でテレビを見たり、私の席のとなりで食事を取ったり、常に私の存在を感じながらすごしていたそうだ。 家に帰ってくると、クッキーがお座りができるようになっていた  

キアンとの契約 2017年7月31日 



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キアンが公文に通い始めて2年半が経過して、ようやく二桁の引き算が始まったところで壁にぶつかった。たとえば、34-19=15という計算だが、4から9は引けないので十の位から10を借りてきて14-9=5とし、十の位は30から借りた10を引いて20、さらに20から10を引いて10となり、答えは15となる。文章で書くと長ったらしいが、これを頭の中で一瞬のうちに計算して答えを出さなければならないのだが、キアンは借りてきた10を十の位から引くのを忘れる、というミスを繰り返す。また、キアンを教えていてると14-9=5という計算を10、11、12、13、14と唱えてその数字の数を指で数えて5と解を導き出している。どうも二桁マイナス一桁の計算もマスターしていないようで簡単な計算もミスが多い。 公文で勉強に励むキアン こんな調子だから、キアンは公文の宿題をやるのが辛くてたまらない。ママ・ジェーンに怒鳴られながらようやく終わった宿題を私に見せると容赦なくバッテンが続いて脇で見ているキアンは悔し涙を流す。マミーがそう教えたと言い訳するが、私が解き方を教えようとすると耳を貸さない。時にキアンは公文の宿題を隠して、そのキアンもどこにおいたのか忘れてしまい、ママ・ジェーンはキアンをどなりちらす。それでキアンが泣きじゃくると、今度は私がママ・ジェーンに小言をいう。公文は正にキアンにとっての苦悶で、こんなものがなければ家中がこんな大騒ぎをしなくても済むのにと、幼心で宿題を隠すという手段に出るのだろう。 妹のクッキーをあやすキアン 毎週火曜と木曜にはドンボスコスクールが終わってから公文に直行するのだが、これだけは何の文句を言わずに喜々として出かけていく。それは、私が学校で出迎えて、車で一緒にサルセド・ビリッジの塾に連れて行くためだからだ。お腹がすいたといってミニストップでアイスクリームやシューマイを買ってやったり、私に甘え放題だ。 車の中では禁止されているスマホでゲームを楽しむキアン さらに水曜と土曜にピアノのレッスンに私と一緒にいくのものキアンの癒しのひと時だ。先日、ピアノのレッスンの後、ママ・ジェーンのきついお達しもあり、そのまま家に帰ろうとしたら、車の中で30分ほど泣き続けた。「毎週水曜は一緒に外で食事をする約束だったはずだ」と権利を主張してやまない。キアンにとっては私と外で食事をすることが無常の喜びで「家ではマミーがいつも怒鳴るから、外で食事がしたいんだ」と泣き続ける。2歳のころから土曜の昼は外で食事をするのが習慣で5年続いてきたのだから、無理もない。結局その日はママ・ジェーンを説得して、近所のとんかつ屋で夕食を一緒にとった。 ピアノのあとのレストランでの食事を満喫するキアン 食事の直後、土砂降りの雨の中でずぶぬれになった後、疲れ果てて座ったまま居眠りするキアン しかし、小学2年生の算数の標準的学力とは一体どの程度のものなのだろう、日本の小学生にとって二桁の引き算はいつごろから始めるのだろうか。キアンは二桁の引き算に挑戦し始めてから2~3ヶ月なるが、こんなもんなんだろうか。ママ・ジェーンも数字には滅法弱いから遺伝的に数字に弱いDNAを持っているのだろうか、などと考え始めてしまう。そもそもキアンを公文に通わせたのは普通のフィリピーノの数字の弱さに愕然とさせられるものがあるためで、私の傍で育ったキアンだけはそうなってはほしくないという私の切なる思いからだった。しかし、これほどまでに苦労しているとなると、教育の問題よりもDNAなのか、どんなに苦労したところで徒労なのかと思ってしまう。こんな話も後で笑い話になってくれればいいと思うのだが、私の苦悶はまだまだ続きそうだ。  2年生になってからはスクールバスで毎朝6時に登校するキアン    8月24日追記 私だけがいらついていても始まらないので、こうなったら、しばしほっておくことにした。宿題のチェックもしないでそのまま公文に提出して先生にキアンの実力を見せ付けて対処させることにした。そのために月謝を支払っているのだから、教えるのは先生の役割のはずだ。しばらく経って宿題をそっと見てみると、なんと全問正解しているではないか。キアンは得意げにI’ concentrated(集中していたから)と答えた。宿題も、催促無しで期限までにちゃんと終えている。環境さえ整えておけば、自分で勝手に学んでいるようで、とやかく口を挟まない方がよさそうだ。

キアンの公文(=苦悶)はそれでも続けるべきなのか 2017年7月9日


 今年もキアンのピアノリサイタルがやってきた。6月4日の日曜日、両親は、普段、ほとんど興味を見せないで私にまかせっきりだが、この日ばかりはおめかしをして家族一同で出かけていった。リサイタルの2ヶ月ほど前、先生から週一回を2回に増やせないかという提案があった。キアンの張り切りようを見て、2回どころか、週3回を提案した。週3回、一時間のレッスンに張り付かなければならないのは時間的に少々きついものはあるが、キアンのやる気を感じて決断した。ちなみに月当たり(12回)の授業料は4500ペソになるが、それも少々きつい。その結果、今まで曲を弾いているというには程遠かったものが、両手の5本指を駆使して、去年に比べてはるかに高度な3曲を、見事、そらで弾けるようになっていた。リサイタルという目標をおいて、それをやりこなすことにより、達成感を感じて、人は成長するものなのだ。写真番号をクリックして動画を見てください。口を開いている時はキアンが集中している証拠だ。「CIMG0015」 譜面を見ながら右手と左手の指を別々に動かすことが出来るということは、私にとってはもはや神業に映る  リサイタル直前になって、2000ペソの参加料を教室から請求された。てっきり只だと思っていたのが甘かった。教室も商売だから、この際、一儲けしようという魂胆だろう。会場は、アルファランドのモールの一角で、只みたいなお金で借りているはずだ。そんな愚痴をママ・ジェーンに話すと、ママ・ジェーンは「止めたら」と一言。傍らで聞いていたキアンは泣きそうな顔をして、「参加したい」となきついてきた。そうなるとNOとも言えず、財布の紐を緩めざるを得ない。 受付で登録して番号札をもらうキアン、少々緊張気味だ リサイタル会場全体。リサイタルは2部制で到着した時は第一部の演奏中だった 第二部の開始に先立って恒例の記念撮影、キアンは緊張で紅潮している 両親も記念撮影に参加、キアンというより両親の方が熱心に被写体になりたがる 出番を待つキアン、番号札は25人中7番でまだまだ新米の内だ エキジビジョンでボーカルギターを演奏したのは、普段から教室でうろちょろしているおじさんで、まさかこの人がミュージッシャンとは!この日一番のサプライズ 番号札3番のフルート演奏は、全くの初心者で、キアンの演奏とは比べ物にならない いよいよキアンの出番だ、あがることもなく曲目を難なくこなした 。私はこのとき譜面を忘れてきたと焦ったが、キアンには不要だったようだ      キアンの演奏が終わると、さっさと先生との記念撮影を終えて帰宅、先生からはおおげさな表彰状をもらった この夏(4月~5月)はキアンの水泳教室(月~金、午前7時半~8時半)、ピアノ(水、金、午後一時から一時間、土、午前10時)、さらに、公文(火、木、午後2時から一時間)と毎日2回、朝と午後はキアンの送迎とアテンドで明け暮れてしまい、その合間に仕事をするといって按配だった。元々、アティ・キムや従姉妹のアリアやアレクサの仕事のはずだったが、彼らは田舎に帰ってしまい、私だけの役割になってしまった。キアンは相変わらず私のベストフレンドなので、決してやぶさかではないのだが、おかげで忙しい日々をすごした。私にとってもキアンにとっても二人でいるときがもっともリラックスできて、癒しのひと時でもあるのだ。 […]

キアンのピアノリサイタル 2017年6月11日



3月末からKIANが通うドンボスコは夏休みに突入した。KIANは4月早々から2週間、田舎のビコール、農場で過ごしたが、4月17日から水泳教室がはじまった。月~金、毎日一時間、二週間ずつ3回のセッションがあって、それぞれ3800ペソと案外高額だ。水泳のほかにも、バスケットボール、サッカー、卓球、バレーボール、バドミントン、さらには空手、合気道、テコンドーなどがある。空手にも行かせたかったが、体力的負担が大きすぎるということで来年にまわしとなった。ちなみに、こちらは週3回、2ヶ月間で2900ペソと大分安い。 農場のプールでは水が汚れないように裸で遊ばせている  KIANは水遊びが大好きで、農場には子供用のプールまで作ってやったくらいだ。休暇中、KIANはそこで、ほとんど一日中遊んでいるが、太目のKIANには、好ましい運動で、この間ばかりは携帯でゲームにいそしむことは忘れている。今回の2週間の滞在で、ビーチやプールリゾートにほとんど毎日連れて行ってやったが、その時ばかりは、KIANは一日中ご機嫌だ。ただ、泳ぐという段階には程遠く、あくまでも水遊びレベルだ。 バカカイのビーチでいとこ達と戯れるKIAN  何もしないで家にいたら携帯に食らいついてゲームをしているだけなので、大枚3800x3=11400ペソもはたいたわけだ。このほかにKIANは午後から公文とピアノのレッスンが週2回づつあるので、勉強嫌いのKIANには十分なタスクだろう。水泳教室の月謝を工面するために、英語の家庭教師は夏休み中は休みとした。公文も中断しようとしたのだが、公文の先生の巧みな交渉により、続ける羽目になってしまった。 準備運動のメニューは半世紀を経ても同じだ  水泳教室は朝の7時半から8時半、これには誰か付き添っていなければならないので、少々きつい。パパカーネルは朝の5時ごろ出かけていくし、ママ・ジェーンはクッキーの育児で難しい。そうなると私がついていくしかないのだが、毎日と言うわけにはいかない。したがって夏休み中、田舎からいとこのアレクサを呼び寄せて、その任務に当たらせた(本来ならばアティ・キムがその任務に当たるはずなのだが、訳あって現在、彼女は家にいない。一方、アレクサの双子の片割れアリアはハイスクールは田舎で通うことになり、母親の実家に戻った)。私としては時間が許す限り付き添うことにしたが、生活を規則的にするためもあって、送りだけは毎日することにした。 バタ足は水泳の第一歩  水泳のレッスンは、Tadpole、Basic Freestyle、Advance Freestyle/Breaststroke/Backstroke/Butterfly の三段階になっているが、このTadpoleというのは辞書で調べたら犬かきのことだった。KIANは、もちろん犬かきからはじめるしかない。キックボードを構えていざ出陣 買ってやったゴーグルを一日で無くしてしまって、これは二つ目  準備体操からはじまり、プールの縁をつかんでのバタ足、そして、ボードを使って先生に向かってバタ足などを経て、犬かき。そういえば子供の頃、そんなレッスンを受けたことがある。ただ違うのは、子供達が皆、長袖のスイミングシャツを身につけ、さらにゴーグルをつけていることだ。確かにフィリピンの日射しは強すぎるし、目を感染症から守るためには必要なことだろう。それから、父兄がレッスンの間中、見守っていることだ。立派に泳いでいるKIANはいかにもうれしそうだ 先生に抱きかかえられたKIANはいかにも気合が入っている。  水泳のレッスンを見守る父兄たち […]

KIANの水泳教室 2017年4月30日 5月19日追記


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7歳を迎えたKIANは、幼児の域も脱し、もはや子供であり、甘やかしてばかりはいられない。特にクッキーの誕生でクヤ(お兄さん)として、他人を思いやり、責任を自覚して、わがままをコントロールできなければならない。これは当然のことであろうが、ここのところ、マミー(ママ・ジェーン)のKIANへの風当たりが強い。時には、私が甘やかすから、いつまでたってもKIANは無責任で、親の言うことも聞かず、反抗的であると、私が攻撃の矢面に立たされる。 一方、KIANの私への思いは、なみなみならぬものを感じるのだが、私を甘く見て、私の言いつけや小言には一向に耳を貸さない。しかし、マミーの声がかかると一目散で飛んでいって、やけにしおらしくて、素直な態度を示す。私には、良い子を演じているように見えるが、これが、果たしてKIANの本心なのか、7歳にして身につけた処世術なのか、KIAN自身もわかっていないのではないか。 KIANもいよいよ7歳の誕生日を迎え、クヤと呼ばれるようになった 外で、食事をするとき、私がビールを注文すると、KIANは、「今日は許す」と、耳打ちする。先日、息子の日本からのお土産の缶ビールを家で飲んでいたら、すかさず、マミーがKIANに小言を言ったらしい。KIANは私に何気なく近づいて、缶ビールを盗んで逃げて、誇らしげに台所にいるマミーに持って行き、マミーの歓心をかった。そのあと、一階の事務所に行こうとしたら、KIANが一緒に下りるというので、私が、「You are my enemy(お前は敵だ)」と言ったら、KIANの顔が凍りついた。マミーの歓心を買うための行動が、思わぬ結果を招いたことに気がついたのだ。そして彼のとった行動が、私の太ももに抱きつくことだったのだ。口に出すと台所のマミーの耳に入って、ややこしいことになるし、彼としてはその場をおさめるのに100点満点の行動をとったのだ。 マミーは一家の司令塔として、すべてを自分の思い通りにしようとする。さしあたりの目標がKIANを意のままにすることだ。一方、KIANは私を頼りにしてか、なかなか意のままに行動しないと苦言を呈する(田舎のおばあさんの話によると、KIANの態度はマミーの子供の頃と瓜二つだそうで、血は争えないということなのだが)。そのため、KIANは、日に一度くらいはマミーの罵声を浴びて、私に助けてくれと涙目をむけるのだが、私には一体なんで怒られているか、理解に苦しむような些細なことで怒られているのだ。たとえば、3回呼ばれて現れないと、それだけで罵声を浴びせられる。始から「KIAN Come here」と罵声で呼ぶこともしばしばだ。だから、KIANが私の部屋にいてもマミーの呼び声がしないか、KIANはいつもそわそわしている。 クッキーも6ヶ月、笑ったり話に反応したりかわいらしくなってきた KIAN はピアノや公文のレッスンのための私との外出は喜んで行く。家を出れば、彼は自由で、おまけにアイスクリームを買ってもらえるからだ。家に帰ると即座に「マミーはいるか」と私に聞く。いない場合は、うれしそうに「Good」と言って、リラックスする。マミーさえいなければ、家でも彼は自由だ。パソコンや私のタブレットで好きなだけゲームを楽しめるし、彼をとがめたり、叱ったりする人間はいない。ヤヤや従姉妹のアレクサは「マミーが言った」と言って、シャワーを浴びるようなどと言いつけたりするが、その時だけは素直に従っているようだ。だからマミーとの外出を拒否することもママあり、このことがマミーの印象を悪くしているようだ。 相変わらず偏食の著しいKIANは気に入らない食べ物は食べない。また、お腹がすいていないと、当たり前だがやはいり食べない。そんな時、マミーは強制的に食べさせようとする。そこでKIANが編み出した作戦は、私やアレクサに残りを食べさせることだ。食べるということは人間の本能だから、それを強制してさおさすることはできないはずだ。ほっておいても食べたければ食べるし、お腹が一杯ということは脳が食べるなと言う指令を出しているのだから自分の意思ではどうにもならない。偏食も時間をかけて矯正していくしかない。だから、マミーがKIANを泣かせること(いじめと私に映る)に耐えられない私は、血糖値が上がることを気にしながら残りをたいらげてやる。 私と外出してセブンイレブンでアイスクリームを食べるのがKIANの至福のときだ。永久歯の前歯も、もう一本生えてきた […]

KIANのしつけ、共依存症と家族の絆 2017年5月1日



4月3日(月)から4月16日(日)の2週間、ホリーウイーク(4月10日~16日)を含んで農場ですごした。公には、台風被害を受けた農場の修復ということだったが、本音は、パパカーネルがKIANに少しでも長く農場生活を満喫させたいという意向によるものだった。私としては、2週間のブランクは仕事上きついものがあるが、幸い、来客の予定が入っていなかったので決行することにした。しかし、ポケットWifiを持参したものの農場では全く訳にたたず、インターネット無しでは顧客の問い合わせにタイミングよく対応することができず、ストレスがたまる一方だった。また、マニラ帰還後の17日(月)の週は朝から夜半まで多忙による地獄の一週間だった。一方、KIANは、農場のプール、ビーチ、プールリゾート、そして極めつけの誕生会(7歳)で、2週間の農場滞在を満喫してもらった。 4月3日(月)500km、12時間の旅にハイエースで出発、KIAN、従姉妹のアレア、それにヤヤとメイド、ボボイが運手する。持参した携帯のナビとポケットWifiが渋滞をさけるのにおおいに役立った。 中間点のグマカでは海沿いのレストラン・リタで食事をとるのが定番だ。なししろ安くてうまいのでいつでも満員だ ビコールに入ると道端で野菜やスイカを売っている。同行したヤヤにもと5個も買ったが、重いので誰も家に持って帰らなかった 4月5日(水)一日休んだ後、早速、近場のバカカイビーチへ繰り出した。  近場と言うことで、サントドミンゴとバカカイが候補に挙がったが、ジェーンとアランはかたくなにサントドミンゴが良いと主張する。私は、サントドミンゴには何度も行っているので、そこにはもはやビーチはないと言っても彼らは聴く耳を持たず、執拗にサントドミンゴを勧める。しかし行ってみれば一目瞭然だった。知りもしないことを強力にすすめる精神構造はなかなか理解できないが、親切心から言っているのであって、決して責めてはいけない。しかし、当方としては、それが本当なのか、こちからでまかせなのか、見極めるテクを身につける必要がある。とにかくフィリピーノは知らない道でも、聞けば教えてくれるというホスピタリティーに富んでいるのだ。 久しぶりのビーチにKIANは大満足。ただしこのビーチはマヨン火山の噴火の影響で砂が黒いのが難点だ いとこと遠浅のビーチで水遊びを満喫 4月6日(木) 従姉妹の小学校の卒業式で、農場で過ごす。KIANにとっては、従姉妹の卒業式などはどうでもいいことのようだ。 プライベートプールなので、水が汚れないように裸で泳がされている アレクサとヤナが借り物のガウンで卒業式に出席 4月7日(金) KIANのたっての願いで、再びバカカイ・ビーチへ いとこのアレクサはKIANの面倒を良く見てくれる 砂はきめが細かくて上質ではある、火山灰なので体にもいいそうだ 4月8日(土) カグラライ島訪問、偶然見つけたマタアス・ビーチは人手が入っていない秘境だ […]

KIAN、夏休みを農場で満喫 2017年4月30日


来る6月4日にKIANのピアノ・リサイタルが開かれることになった。もちろん、KIANが通っている音楽教室の生徒、全員が参加するもので、KIANにとって、今年で2回目だ。そのため、週一回だったものを週2回に増やして、毎週土曜の他に水曜の午後一時からもレッスンを受けることになった。しかも、ママ・ジェーンからこの日は平日なので、学校が終わる11時半に出迎えたあと、昼食をとり、そのままピアノのレッスンにいく段取りとなっていた。私と外食することはKIANの喜びでもあり、KIANは水曜のピアノのレッスンを待ち遠しがるようになっていた。今は、すでに夏休みに入っているのだが、この日はアレクサを伴い早めに出かけて私と昼食をとってからレッスンに行った。 石の上にも3年、KIANは譜面を見るだけでピアノが弾けるようになった 下記をクリックすると短い動画を見ることができます CIMG9932  この日、私はビザの取り消しを終えた顧客のパスポートを送り返す仕事が残っていた。しかも、オーストラリア人でロシアに在住のご家族とあって、4冊のパスポートを封筒に入れ、レッスンが終わってDHLの事務所に行くつもりだった(ロシアはEMSはだめでFedexからDHLに限定される)。封筒はピアノの教科書と一緒にKIANのバッグにいれて持っていった。しかも、それを同行するいとこのアレクサ(12歳)に持たせた。車で一緒に行くのだから問題あるまいという気楽に考えていたが、このことが後から取り返しのつかない事態になってしまったのだ。 樹海はマカティスクエアからちょっと離れているせいか安めで、いつも客が一杯だ、刺身系が充実している(マービン・プラザの一階、日本・韓国食材店テッペンのとなり)  まずは、KIANの最近のお気に入りの樹海で昼食をとった。KIANは定番のエビフライ定食、アレクサは、KIANの要求で焼肉定食、私はやはり定番の刺身定食だ。KIANはここの掘りごたつ形式のテーブルがお気に入りだ。その後、マカティス・クエアの音楽教室へ向かう。KIANのレッスン中、最近刷り上った出来立ての拙著「金無し、コネなし、フィリピン暮らし」を同じマカティ・スクエア内のマニラ新聞に寄贈するために席をはずした。広告と無料誌ナビ・マニラを担当している橋本さんに面会して本を紹介したところ大変喜んでいただいて、翌日にはメールがきて、次号のナビマニラで紹介してもらえることになった。レッスンが終わると、向かいのセブン・イレブンでKIANはご褒美のアイスクリームを堪能したが、その後、Walter Martのタイム・ゾーンのゲームで遊びたいと言い出した。 セブンイレブンは品揃えが豊富でKIAN好みのアイスクリームが買える、一方私はピーナッツを買う  これを拒否すればよかったのだが、DHLは明日でもよろしかろうとタイム・ゾーンに向かったのが、間違いの元だった。小一時間遊んで、家に戻ってからアレクサにパスポートが入っているホルダーをよこせと言ったら、返事がない。しばらくして催促すると、カバンの中にはホルダーもピアノの教科書も入っていないと言うのだ。一瞬、心の中に戦慄が走り、アレクサを問い詰めると、ピアノレッスンが終わった時にはホルダーがあったが、その後、家に帰ってきたらなくなっていたと言う。 こんな大事なものを小学校を終えたばかりの子供に預けておいて、あちらこちらと歩き回ったことを痛烈に後悔したが、まさに後の祭りだ。アレクサを責めたところでパスポートは戻ってこないし、客になんと言い訳をしたら良いのか、再発行の費用を負担して勘弁してもらうしかない、などと色々なことが頭をめぐった。しかし、とにかく探しに行くことだと、一番あやしいタイム・ゾーンにむかった。この顧客の担当のママジェーンも心配顔で見送っていた。 タイム・ゾーンには拾得物としては届けられていないという。カバンから誰かが抜き取ったのだろうと主張すると、CCTVで店内の動きはすべて記録してあるから、調べるので時間が欲しいという。名刺を渡して連絡をくれるよう依頼してそこを後にした、その後、駐車場の出入り口のセキュリティガードに、拾得物として届けはないかと聞いたら、管理事務所に報告して欲しいと案内してくれた。管理事務所で事情を説明していると、早速、タイムゾーンに電話をしてくれたが、なんと、「ホルダーが見つかった」とタイム・ゾーンの担当が話しているというのだ。目の前がぱっと開けた思いで、早速管理事務所の人間とタイムゾーンに向かった。 確かにタイム・ゾーンではKIANは気が狂ったように夢中になっており自制心のかけらもないようだ。事件はこの写真の直前におきたようだ  CCTVを調べていると、私やアレクサの画像があり、さらに誰かが床から何かを拾って、ゲーム機の上においている画像が映っていた。そして、そのゲーム機を調べたらホルダーとピアノの教科書があったというのだ。どうも、アレクサがホルダーが大きすぎてカバンのジッパーを閉じることができず、開けっ放してゲームに夢中になっているうちに中身が外へ滑り出したらしい。そのあと、アレクサは空のバッグも持ち歩いていたことになるが、なぜ、それに気がつかなかったのか、と首をかしげるが、いずれにせよ、一件落着だ。 意気揚々と家に戻ってくると、どういうわけかKIANが泣きじゃくっている。どうもママ・ジェーンにKIANがタイム・ゾーンに行くなどと言い出したからいけないと、こっぴどく叱られたらしい。さらにパスポートがなくなったら、ダダ(私)は刑務所に入らなければならないところだった、とまで脅したらしい。その背景には、ドンボスコに通っている生徒が、対面のWalter […]

パスポート紛失事件 2017年4月29日