買い物所


  マカティのパソンタモ通りを北に向かってブエンディア通りを横切って2本目のヤカール通りを左に入って100m位のところにヨーロッパ食材を売るサンティス・デリカテッセンというお店がある。ここはヨーロッパ食材を売る店で、ハムやチーズ、牛肉やワインなどが豊富においてある。値段も高級で145ペソなどと書いてあるが、普通Kg単位の値段がここでは100g単位と日本と一緒だ。チーズやハムなど、その種類の豊富さに驚かされるが、どれもこれもとてもおいしそうで、食通の方にはたまらないだろう。 今回は、もとスイスに本社のある外資系の会社に勤めていた方が、この店のすぐそばのスイス・レストラン、チェサ・ビアンカで食事がしたいというので同行した。この方は、本社のあるスイスに行くたびに生ハムを食べるのが楽しみで、無料雑誌Primerでこの店を見つけて、久しぶりに、生ハムを食べたいということだった。  店の雰囲気は白木作りのいかにもスイス風で雰囲気がある。メニューを見ても良くわからないが、値段は一品あたり300~500ペソ、メインディッシュは 600~1000ペソで一流ホテル並みだ。もうそんなに食欲もない我々は生ハムのアペタイザーとスパゲッティを一皿ずつ、ほとんど前菜とボトル一本のワインだけで腹が一杯になってしまった。   生ハムを楽しんでいるころ、店に入ってきた人が、元フィリピン観光省に勤めていた顔なじみの日本人で、さすが元観光省、通の食事どころを知っていると関心した。

サンティス・デリカテッセンとチェサ・ビアンカ 2012年3月31日


  サウス・スーパー・ハイウエイとブエンディア通りの角、マニラ寄りにCash and Carryというスーパー・マーケットがある。Hyper Market(SM系)、Hyper Mart, Pure Gold、Shop Wise、Robinson、Walter Martなど大型のスーパーマーケット・チェーンが幅を利かせているが、ここは1980年代からの老舗でお金持ち用のスーパーとして名が通っている。ちなみにCashは現金、Carryは運ぶという意味だから、現金取引問屋といった意味合いだ。 現在の広大な駐車場には、かつて輸入雑貨を扱う店がたくさんあって香水、タバコ、薬、くつなどを売っていた。それらが名前の由来にもなっている。それらは火事で消失して、改装された建物の2階に移って営業しているが、現在もNikeやAddidasのFactory Defect(傷物)が格安で手に入るそうだ。  久しぶりに行って見ると、とてもきれいになっていて、2、3階はモールで、映画館も併設され一大ショッピングセンターと化していた。入り口付近にはJolibee、太った少年(テリヤキボーイ)、Pancake Houseなどなど一通りのファスト・フード店も出店していてゆったりと買い物と食事を楽しむことができる。 広々としたスーパーはKIANもお気に入りで、カートに飽きると店内を走り回っている。あまりに広いので迷子にならないかとちょっと心配だが。 […]

スーパーマーケットの老舗、Cash and Carry 2012年3月18日



マカティの東に位置するボニファシオ・グローバルシティの一番奥(東より)にあるのがマーケット・マーケットというショッピングモールだ。ここは、ビサヤ地方で大型ショッピングモールを展開するガイサノ系のモールで、SMやロビンソンが圧倒するマニラ首都圏にあって特異な存在だ。大きな屋根に覆われた広い空間は各地の名産品が売られる屋台など、ウエット・マーケット風の雰囲気をかもし出している。  中央の吹き抜けのホールではカルチャー・ダンスで人を集めている。KIANは初めて見るショーを夢中に眺めていたが、開業以来5年を経過し、この日モールは人であふれかえっていた。   この日、ママたちは、兄夫婦が尋ねてきて、デビソリアに買い物に出かけてので、残された9歳のバレリー(KIANのいとこ)をつれ、ヤヤと4人で、初体験のマーケット・マーケットにやってきた。マーケット・マーケットの裏手(北側)には幼児の遊び場があり、一応3歳以上とされていはいるが、1歳と11ヶ月目のKIANが目の色を変えて遊びまわる遊具が並んでいた。夕食前の腹ごなしには丁度良い。   マーケットマーケットの西側の道路沿いにはレストランが並んでいる。その一つのNORTH PARKで食事を取った。NORTH PARKはマカティアベニューの店には良く入ったことがあるが、中華料理の人気チェーン店だ。ヌードルやおかゆが主体で安くてうまいので評判だが、一人分の料理が100ペソ強、200ペソ代の料理なら2~3人前ある。 KIANのためにドライ・ヌードルとチキンを頼んだが、しっかりと中華料理の味を出していた。3人分で飲み物もいれ〆て850ペソほど。一人200~300ペソも払えば、たっぷり楽しめる。  もともとヌードルが大好きなKIANだが、例のビューティフル・アイズを連発して満足を表現していた。また、ヌードルに入っているきのこを盛んにほおばっていたが、野菜嫌いのKIANがきのこを食べるのはきっと初めての経験だろう。

マーケット・マーケットとノース・パーク 2012年2月26日


 うわさには聞いていたが、マカティ、サルセド・ビレッジのSaturday Marketが、この日、見に行ったワン・サルセド・コンドミニアムのまん前の公園とパーキングで開かれていた。レガスピ・ビレッジのSunday Marketは以前、このブログでも紹介したが、朝から中々の賑わいだ。 この付近は事務所ビルとコンドミニアム街で、買い物するところといえばセブンイレブンくらいしかない。だから付近の住民にとってはとても楽しみだろう。住民といっても高級コンドミニアムの住民だから、皆お金持ちだ。 それだけに、バクラランやデビソリアなどの庶民の買い物どころなどへは行ったこともなかろう。だから、このマーケットの雑踏はとても新鮮に映るに違いない。 今日はKIANが同伴でゆっくり買い物をしたり食べることもできなかったが、この次はじっくりと一つ一つのお店をのぞいて見たいと思う。いろいろ珍しい健康的な食材や料理もありそうだ。

土曜マーケットの紹介 2012年1月14日



  本年度のPRAクリスマスパーティは第3ターミナルの先、パラニャケにある、デューティ・フリー・ショップで行われた。ここは通常空港内にあるデューティ・フリー・ショップが空港とは別途に設けられているもので、フィリピンに入国してから数日以内であれば、パスポートを提示して買い物ができる。一昔前は空港のまん前のピラミッドのような建物(現在はカジノ・パラニャケが入っている)にあったのが、現在はここに移転されている。 何度か訪れたことはあるのだが、ここに催し物ができるような会場があったものかと訝った。しかし、入り口には確かにPRAの案内が出ているので間違いないようだ。クリスマスが近いとあって、ここにもキリストの生誕のモチーフが飾られている。         巨大なショッピングエリアの中央あたりにクリスマスパーティの会場はしつらえられていた。単に売り場をかたづけてスペースを作ったにすぎない。午後3時から6時までという時間設定から、食事もスナック程度だ。この節約志向はどうしたのだろう、PRAはよほど予算的にきついのだろうか。毎年多額の上納金を政府に献上しているPRAは、そんなはずは決してないのだが。前代のマネージメントのように職員をむやみに海外に派遣して無駄遣いしている様子もないのだが。 昨年と同様、出し物はハイスクールの音楽クラブにお願いして出演してもらっているようなもので、会場も、なんらかのコネでただで提供してもらっているのだろう。そういえば、ビザ発行の際、必ずここのパンフレットを渡されるが、きっとPRAのスポンサーとして強いつながりがあるのだろう。  顔なじみのPRAの幹部と記念撮影。左上がトップのアティエンサGM、左下が営業部長のノエルさん、右上が総務部長のルパさん。だ。 この日司会を務めた、唯一PRAがお金を払って呼んだであろうプロらしき女性に抱っこしてもらって、ご機嫌のKIAN。21ヶ月目にはいったKIANは美女がことのほか大好きだ。サンタから渡されるクリスマスプレゼントも皆が持ち寄ったものを交換しただけだ。当方も二つ提供したのでしっかり二つもらって帰った。  日も暮れたところでお開きとなって、しばしデューティ・フリー・ショップを見物することにした。フェルガモ、シャネルなど聞きなれたブランドや耳にしたことないブランド(もちろんブランド音痴の私が知らないだけの話だが)が、所狭しと並んでいる。価格はドル表示なので80倍して円換算すると安く感じる。しかし44倍してペソ換算すると高くてびっくりする。ブランド品に興味のある人は、コピー商品が氾濫する巷と違って安心して買い物ができるだろう。 階を下っておもちゃ売り場にでた。SMあたりのおもちゃ売り場とは比較にならない充実振りだ。特にLEGO売り場の商品の豊富さに圧倒された。もちろん値段にも圧倒されたが、KIANがもう少し大きくなったら日本へ行くたびに、ここによってLEGOを買い求めることになるかもしれない。 LEGO売り場にはサービスにたくさんのLEGOが置いてあって子供達がLEGO遊びをしている。何を思ったかKIANはLEGOの中に入ってLEGOを外にほうり始めた。このLEGOは子供の創造力を養う優れもののおもちゃで、私の子供達はLEGOとプラモデルで育ったようなもので、ファミコンやプレイステーションで育つ現在の子供達に比べて、とても創造力豊かに育っている(すでにもう皆、30代だが)。  デューティ・フリー・ショップにはスーパーマーケットもあって輸入食品を豊富においてある。輸入品が大好きなフィリピーノには格好のお土産となりそうだ。さらに大きなフードコートもあって、まさにショッピング・モールの様相を示している。買い物客もカート一杯に食品を買っていて、単に海外帰りのフィリピン人だけではなく、日常的にここで買い物をする客もいるのではないかというような気がする。

2011年PRAクリスマスパーティは節約志向 2011年12月18日


   モール・オブ・エイシアのクリスマスの飾り付けがすごいという話を聞いて、出かけていってみた。EDSA通りの突き当たりにあるモール・オブ・エイシアに向かう車は、日曜だというのに渋滞して、中々前に進まない。 モール・オブ・エイシアはマニラ湾の埋立地の辺鄙なところに建設されたため、自家用車で行くしかなかった。そのためSMはモールの前に巨大なターミナルを作って、近隣へ直行するジープニーやフィルキャブなどの交通網を作り上げた。私としては帰りのタクシーを心配したが、さほど待たずに乗ることができた。   巨大なモールはどこもかしこも人でうずまっている。レストランや休憩所も人で一杯だ。しかし、買い物袋を持って歩いている人はまれで、エアコンの効いた街を映画を見たり、食事をしたり、ウインドーショッピングをして楽しんでいるようだ。  広い通路にはクリスマス用の飾りやギフトを売る店が並んでいるが、それを買い求めている人は少ない。庶民はバクラランやデビソリアで、半値以下で買い求めているようだ。そのバクラランやデビソリアに様子を見に行きたいのだが、周囲のフィリピン人には、こんな時期にとんでもないと一蹴されたしまった。  中央入り口の広場にはユニークなクリスマスツリーに北欧風のサンタの家が建っている。女性コーラスは聞き覚えのあるクリスマスソングを歌っている。        たくさんの人が並んでいるので、家の中をのぞいてみると、そこにはサンタがいて記念撮影をしている。サンタと写真を撮るためだけに人が並んでいるのだ。はじめは人形かと思っていたが、よく見ると生きた人間で、いかにもサンタの雰囲気を持った西洋人だった。 海側の催し場ではSanta Vilaと名づけ、舞台でパーフォーマンスが行われている。ショーの時間にはまだ早すぎたようだ。お店の中にもそこそこ客はいるようだが、客の数より売りこの方が多いようだ。  海沿いの広場には巨大なクリスマス・ツリーが飾られている。夜にはイルミネーションがとてもきれいだろう。また、名前は忘れたが、回転式の展望台が建設中が建設中だったが、年内の開業には間に合いそうもない。 モール・オブ・エイシアの周囲には次々とユニークなビルが建ち始めている。モールの目の前にはSMDCの巨大なコンドミニアムも完成間近で、この付近の様相も一変しそうだ。

師走のモール・オブ・エイシアは人で一杯 2011年12月12日



  バリクバヤンは何度かこのブログでも紹介したが、やはりおみやげ物を買うならここだ。最近ご夫婦あるいは女性の方を案内してここを訪れたが、やはり目の色が違う。グロリエッタやモール・オブ・エイシアに案内しても、日本とあまり変わらないと言って、たいした興味を示さない。しかし、ここはお土産によさそうな、フィリピン全土からの民芸品が集まっていて、とても興味深い。ちなみにバリクバヤンとは「ふるさとに帰る」という意味で帰郷といったところだ。バリクバヤン・ボックスという「フィリピン向け海外宅配便サービス」を知っている方も多いだろう。  場所はマカティのパサイロード沿い、マカティアベニューからちょっとEDSAに向かったところで、大きな建物なので分かりやすい。入り口には仁王像ならぬ大きな木像がおいてある。 1階は貝細工や装飾品、木でできた日用品、手作り石鹸にドライマンゴなどの特産品、バロンなどの民族衣装、ハンドバックやT-シャツなど、手軽に買える物が、所狭しと並んでいる。見ているだけでも楽しい。 フィリピンの手作り石鹸は肌にやさしいと奥様方に評判だ。 フィリピン土産の定番のドライマンゴもおいてある。        2階、3階に上がると大きめの木彫りの人形や工芸家具が並んでいる。特に黒檀(コクタン)の家具は数十万円もするが、ちょっと他では見られない一品だ。いつしか我が家にもと思っているが、その前に、この家具を納めるのにふさわしい家を建てるのが先決だ。 石鹸と食べ物を除いてすべて50%引きとなっているが、私が知っているアバカ(マニラ麻のハンドバッグ(タバコの名産品)で比べてみると、50%引きでもまだ倍くらいはする。それでもバッグを買いに飛行機でレガスピまで飛ぶわけにもいかないし、フィリピン全土のものが買えるということで良しとするしかないだろう。 モール・オブ・エイシアに近いマカバルト通りにバリクバヤンの支店がある。品揃えは基本的に同じだが、こちらの売り場は平屋で広大な広さをほこり、とてつもない大きなテーブルがおいてある。

お土産はやっぱりバリクバヤン 2011年10月12日


チャイナタウンのデビソリアが庶民の買い物どころの北の横綱とすれば、バクラランは南の横綱でパラニャケ、カビテ方面、南へのの玄関口でもある。このあたり一体は数千軒の大小の問屋、小売店がひしめく、フィリピン有数の一大ショッピング・エリアだ。  エドサ通りを過ぎてロハスブルバードの沿い、バクララン協会の横の通りが一番にぎやかな通りだ。今回はゲストがエドサ沿い、ヘリテージ・ホテルのすぐそばのコパカバーナ・ホテルとソゴーの間の道を入ったところにあるTシャツ専門店で買い物をしたいということで、かすかな記憶を頼りに探し回った。ちなみにヘリテージの目の前はエドサ・インターナショナル・エンターテイメント・コンプレックス(通称エドコン)という長い名前のゴーゴー・クラブが8軒入居したビルで、ヘリテージのカジノとあわせて日本でも有名なところだ。      ヘリテージホテル              エドコン    コパカバーナ・ホテル           ソゴー(モーテル)  ソゴーを過ぎると早速、靴の問屋が並んでいる。しばらく行くとTシャツやさんがあったが、残念ながらこれではないという。道路沿いはそこそこの数の店だが、この一体は道路沿いのビル全体が靴、カバン、衣類などの店で埋まっているのだ。   ビルの中の店を通り過ぎるとバクラランLRT駅に出たが、ここもバクラランのメインストリートで、日曜とあって、多くの人と屋台がひしめいていた。   ゲストの話によると、一目遠くから眺めただけでその質が分かるそうで、なかなかお目当てTシャツ屋さんは見当たらない。   以前、Tシャツを買った店はあきらめて、どこでもいいからTシャツの専門店で買うことにした。そこで見つけたのがバクララン協会に近い、間口が1間ほどの細長い店だ。   両隣はカバン屋さんだが、中には大量のTシャツが陳列されている。店の子も愛想がよい。一枚270ペソをそのゲストは20枚まとめ買いするので、170 ペソにまけさせたというつわものだ。東日本大震災の被災地に送るそうだが、ここで買ったTシャツは縫製がしっかりしていて、4~5年使ってもなんともないという。ただし、2枚で150ペソとかいう安物はすぐにだめになるそうだが、ただ、デザインが派手派手なのが玉に傷と言っていた。   実を言うとTシャツを買いに行ったのは平日だったが、写真を撮り損ねたので、今日、日曜日に写真をとるために再度バクラランを訪問して、前に歩いた道筋をたどって見た。しかし、日曜とあって、メインストリートの人出と出店は半端ではない。自分のポシェットのチャックの調子が悪いので探してみたら、Addidasのマークのしゃれたのが見つかった。それがトリプルAの優れものだから、600ペソだという。半値原則の300ペソといっても相手にされない。ある程度粘ったのだが、500ペソにすることもできずにしぶしぶ支払ったが、件のゲストがいたら300~400ペソくらいになぎってくれただろうと口惜しかった。 道路の半分以上は屋台で埋め尽くされ、辛うじて2車線程度が車両用となっている。そこを例の派手派手のジープニーが人をかき分け走っているだが、この熱気はどこから来るのだろう。確かに今日は天気が良くて暑かったが、それ以上の熱帯にみなぎる熱気を感じた。 

今、アジアが熱い(その2)2011年8月14日



フィリピンではmercury drugと赤い看板を掲げた薬局が街中いたるところ、コンビニエント・ストア並に出店している。薬局だけではこれだけの出店は成り立たないと見えて、中はまるでコンビニエント・ストアあるいはそれ以上の品揃えだ。日本で言えばマツモトキヨシとセブン・イレブンをあわせたようなものだ。  先日、3人の小さなお子様連れのご家族をマニラの学校事情の調査に案内した折、出がけに奥さんにコンビによってほしいと頼まれた。フィリピンのコンビニの品数の少なさは定評があるから、何を買うのかと尋ねたら、遠慮がちに「ナプキン」と答えた。フィリピンのコンビニにそんなものがあるはずもないから、迷わずマーキュリー・ドラッグに直行した。  マーキュリード・ラッグの中は入り口付近が、コンビニのそれと同じになっており、化粧品、バス・トイレ、台所用品それに健康食品などが豊富だが、飲み物やスナックまでも置いてある。まさにコンビニエント・ストアで、24時間、週7日営業しているところもあるそうだ。奥は薬局で、店員に処方箋を見せたり、薬の名を告げて注文する方式で、薬に直接触ることはできない。  まさに破竹の快進撃を果たした薬の小売王だが、全国で自前の店を700店舗運営し、マカティ市内だけで30店舗と、フィリピン最大のコンビニ・チェーンといえる。ちなみにフィリピンのコンビニ大手はセブン・イレブンとMINISTOPだ。  しかし、このmercury drugの赤い看板をデパート/モール・チェーンの覇者、SMの中に見ることはできない。 SMの創設者ヘンリー・シーがまだ、一介の靴の修理屋だったころの話だ。戦争直後の1945年、日本が立ち去った後、チャイナタウンのキアポに店を構えたマーキュリー・ドラッグは、この靴屋を店先から追い出した。その後、立場が逆転してデパート/モール・チェーンを全国展開するSMはマーキュリー・ドラッグを自らのモールに出店することを決して許さない。ちなみマーキュリー・ドラッグはアヤラ系のモールを中心に展開している。SMにはWATSONSというドラッグ・ストア・チェーンが入っているが、きっとSMの肝いりで設立されたチェーン店なのだろう。

マーキュリー・ドラッグ・ストアとSMの確執 2011年7月28日


アンヘレスのバスターミナル、ダウにトライシクルで乗り付けると、ターミナルの右側の通路を進んでターミナルの奥へ連れて行かれる。その右には例の SOGOの出口があるのだが、そこにミリタリー・ルックのショップが並んでいる。以前から気にはなっていたのだが、覗いてみたことはなかった。 普段は小さめのボストン・バッグを持って歩くのだが、これが意外と重くて邪魔だ。そもそも、ブログの取材のために歩いているようなものだから、常に両手が使えるようにしておく必要がある。だからボストンバッグをぶら下げて歩くのは極めて不都合だ。ところが男性用のショルダーバッグはデザインが悪く、ちょっと買う気になれなかった。女性用のものは色々デザインがあるが、男性用はほとんど黒で、デザインと呼べる代物ではない。私はおしゃれには一向興味はないのだが、鞄と靴だけは少々こだわりがある。30代に衝動買いしたアタッシュケースは400ドル、当時10万円以上したアイグナーの鞄だが、とても気に入っていた。そのほか、ハンティングワールドのバッグにあこがれていたが、20~30万円もするのでついに手が出なかった。 今回もずた袋みたいな持って歩いていたが、我ながらいかにもみっともないと思った。そこで、このミリタリーショップ街を覗いてみたが、なかなか面白いデザインの鞄や服が並んでいる。その中で目に留まったのがリュックサックの形をしたショルダーバッグだ。  ポケットが10個もあって、カメラ、携帯、ボイスコーダー、小銭入れ、パスポート、財布、常備薬などの7つ道具を入れて歩くにも具合よさそうだ。布地も丈夫そうで、店の人はYKKのファスナーを使っているから、壊れにくいという。確かに安物のポシェットはファスナーがすぐにだめになる。アメリカ製のオリジナルだというので値段が心配になったが、1500ペソだというので、すかさず交渉して1300ペソにまかった。アメリカ製というのは信じがたいが、このデザインと仕上がりで1300ペソは超お買い得だと思う。

いまどきのミリタリールック 2011年3月10日