生活情報


ピーナッツ(日本語では落花生、古くは南京豆と呼んだ)は枝豆とともにビールのつまみの定番だが、あまり良い印象は持っていなかった。クルミやアーモンドなどと比べて安物の感があり、味も劣る。また、ピーナッツは本来ナッツではなくて豆の一種で、油分が多く健康にもよろしくないされていた。しかし、ここのところ、よろしくないはずだった食品が健康に良いミラクル食品であるとの見直しが盛んに行われている。カカオ(チョコレート)、コーヒー、ココナッツオイルなどなど数え上げればきりがない。一方、食の基本だったはずの米、麦、麺、パン、とうもろこし、あるいは砂糖を代表とする甘いもの、植物油(サラダオイル)などへの風当たりが強い。その間、あまり取り上げられることのなかったピーナッツが、1月11日放映のためしてガッテンで、「長生きしたかったらピーナッツを食べろ」とまで言わせしめた。血管を強くして血糖値を下げ、含まれる各種不飽和脂肪酸はコレステロールを下げ、抗酸化作用があり、さらに肥満防止効果までもがあるという、奇跡の健康食品だというのだ。 はっちんで売っている殻付き落花生。殻付き170g、一袋168ペソ、フィリピン産の5倍以上する。ちなみに落花生の名前の由来は、地上で咲いた花が地面にもぐって実が成長することにちなんでいる 日本製の落花生(ただし中国山東省原産)はフィリピン産の落花生(右)に比べてはるかに大きく、味もよく、フィリピーノがおいしいと目を丸くしていた。フィリピン産のものは食べられたものではない。南京豆というくらいだから原産はきっと中国なのだろう  かつて、夜遊びをしてビールとつまみのピーナッツを散々食べて、帰宅して血糖値を計ってみると、いつも120前後と正常な空腹時血糖値なので不思議に思ったことがある。ピーナッツが血糖値をさげるということの裏づけがとれた。幸いフィリピンでもピーナッツは盛んに栽培されているのでどこでも安価に手に入る。我が農場でも栽培できるので、早速、生活習慣病の元凶であるとされる米の栽培をやめてピーナッツを栽培しろと指示したが、何を血迷っているのかと相手にされなかった。しかし奇跡のオイル、バージンココナッツ・オイルに続いて、身近なところに奇跡の食品が新たに登場したのは朗報だ。 道路沿いで釜でゆでた殻付きピーナッツを売っているが、渋滞で、いらつく運転手を癒してくれる。一カップ20ペソ、地方へ行けば半値以下だ 中身は小粒だが、運転中のおやつとしてはあっさりしていて丁度良い  フィリピンでは殻付きの炒ったピーナッツはほとんど見かけなくて、殻付きでゆでたものか、殻をむいて油で炒めたものが街頭で売っている(ただしマーケットでは殻付きの生のピーナッツが食材として売っている)。ゆでたものはなかな美味で健康的だが、油で炒めたものは何の油を使っているのかわからないので躊躇される。したがって、生のものを買ってきて家でココナッツオイルやオリーブオイルで炒めるのがお金はかかるが安心だ。 市販の油炒めピーナッツ(アドボ・マニ)、100g 30ペソと格安だ ココナッツオイルで炒めたホームメイド・アドボ・ピーナッツ。血糖値を下げるというので、みそ椀一杯食べたらかなり血糖値が上がってしまった。すぐに下がったが、ほどほどにしておいた方がよさそうだ  ピーナッツの加工食品としてピーナッツ・バターがある。ピーナッツを砕いて油と砂糖を混ぜてペースト状にしたものだが、フィリピンでも非常にポピュラーな食品だ。これが意外とうまくて、安価なので庶民の味方だ。しかし、この油と砂糖が問題で、市販のものは何を使っているかわかったものではない。そこで、油はココナッツオイル、砂糖もココナッツ・シュガーなどの自然の甘味料を控えめに使えばダイエット・ピーナッツ・バターの誕生だ。早速、農場で作って送るように指示をしたが、いつありつけるかは神頼みだ。 ピーナッツバターはバターの代用品ではない立派な健康食品だ  ピーナッツが奇跡のナッツなのであれば、農場で栽培しているビコール名物のピリ・ナッツはどうなのかインターネットで調べてみた。そうしたら、これも知る人ぞ知る奇跡のナッツで、日本でも密かなブームになっているらしい。歯ざわりがちょっと柔らかいのが欠点だが、味もまあまあだ。キャラメルを絡めた甘いのが主流だったが、最近は健康ブームのせいか炒っただけのものも出回っている。ビコール地方だけで取れるそうだが、いずれ農場にも植えてある木が育ったら、農場特産のピリ・ナッツを味わうことが出来るだろう。   農場で実ったピリの実。ちなみにピリとはビコール地方のピリ・シティから来ている 周りの実の部分も食べることができるがおいしくない。大きな種の中がピリ・ナッツだ。 […]

ピーナッツはミラクル・ナッツなのだ 2017年1月22日


マカティスクエアのまん前、パソンタモをはさんで北山ミートショップという店がある。一年以上になると思うが、毎日、前を通りながら、中に入ろうとは、一度も思わなかった。非常にしゃれた店構えで、牛肉専門となると、きっと日本から輸入した馬鹿高い霜降り和牛でも売っているのだろうと、勝手に思い込んで足が向かなかったのだ。 KITAYAMAの門構えはいかにも和風でしゃれている そんなある日、ママ・ジェーンから北山ミートショップで和牛を買ってきてほしいと指示が飛んだ。先日義理の弟のNongを韓国焼肉のSeoulに招待したのだが、大変気に入って、早速焼肉のことをリサーチしたらしい。インターネットで調べて、北山ミートショップが評判の店だというのだ。そして、韓国焼肉を我が家で再現しようというのがママ・ジェーンの企みだ。 我が家の定番、韓国料理のSeoulで焼肉を満喫(左がNong)野菜が食べ放題なのがうれしい そこで、KIANのピアノ教室の帰りに和牛を買ってくることになったのだが、入り口も和風で、いかにも高そうで二の足を踏んだが、思い切って中に入っていった。入り口はいかにも和牛という雰囲気を醸し出している 正面のケースに並んでいる霜降り和牛の塊は確かに見事なものだったが、値段がついていない。きっと、ひと切れ1000ペソを越える代物にちがいないと、値段を聞く気にもならなかった。 店の正面は見事な霜降りの和牛が並んでいる、価格は2000~3000ペソ/Kg(460円~690円/100g) そして、脇に置いてある冷蔵庫をのぞいてみると、トレイに入った切り身が、200とか、300ペソの値札が張ってある。これならいけるとにわかに購買意欲がわいてきた。 店の奥においてある冷蔵庫には我々庶民向けの製品が置いてある。焼肉用で600ペソ/Kg(140円/100g)で極めてリーゾナブルだ そこで、ためしに買い求めたのが、すき焼き用、焼肉用、それにT-ボーンステーキ。それぞれ、300g程度だが、200ペソ、300ペソ、500ペソ程度の値段でまさにアホーダブルな値段だ。フィリピン産の牛肉は硬くて歯が立たないが、さすが和牛で、日本で食べなれた牛肉だった。量的に足らないので、ブタ肉もスーパーで買ってきたが、食べなれた豚のほうがKIANを含めフィリピン人には受けたようだ。 左からT-ボーン、すき焼き用、焼肉用の切り身    ここの肉は、和牛といっても、フィリピン産で、日本から連れてきた和牛を掛け合わせて暑さに強い品種を作り出したもの。原産地は、ミンダナオ島のBukidnon地方で、カガヤンデオロの南に広がる高原地帯の牧場で育っているそうだ。肉の値段は、部位と霜降りの程度により大いに異なるが、すき焼きや焼肉用の切り身で600ペソ/Kg程度、ステーキ用の高級なものは2000~3000ペソ/Kgだ。これを円/100gに置き換えると、140円/100gと460~690円/100gとなり、日本の半分以下の値段だ。 和牛を日本から輸入して売ると日本の販売価格の倍くらいになるから、概算で4分の一程度ということになる。 店の中を興味深く探索するKIAN […]

北山ミートショップで和牛を満喫 2016年7月16日



最近、我が家でもてはやされているのがバージンココナッツオイル、クエン酸そして重曹だ。これらはいずれも食品だが、万能薬品といってもいいくらいの優れもので、これさえあれば、医者も薬もいらないとさえ言われている。 バージンココナッツオイルの効能については以前、このブログで紹介したので今回は割愛する。「奇跡の食用油、ココナッツオイル2015年7月13日」 クエン酸と重曹の効能は大分前に伝え聞いていたので、手に入れて使ってみた。しかし、何の自覚症状もないので、忘れかけていた。しかし、最近、親しくしている人たちの強い勧めで、我が家の住民が(ジェーンやキム)こぞって使い始めて、その効果を絶賛した。私が何の自覚症状がないのは、どこも悪くなくてすこぶる健康だからにちがいない。ちなみに、私は、薬というものを一切常用していない。 クエン酸(Citric Acid)は、酢、梅干、トマト、レモン、グレープフルーツなどに含まれ、昔から疲れたらクエン酸と言われている。クエン酸は体内の毒と言われる乳酸をエネルギーに変えて体をアルカリにして万病に効くそうだ。だから、トマトが赤くなると医者が赤くなる、ともいわれ、医者の天敵だった。 一方、重曹(NaHCO3 炭酸水素ナトリウム、Bicarbonate Sodium))はベイキングソーダ(Baking Soda)とも呼ばれパン作りや料理、水回りのよごれや家の掃除に使用される。私が子供のころはお腹の調子が悪い時は重曹と相場が決まっていた。身体を弱アルカリに保ち、体内の酸を中和し、美容と健康に大きな効果を発揮するそうだ。 こんな良いものも、時代とともに忘れ去られ、その効能を知って常用する人も減ってしまった。その原因は、これらが安すぎることだ。これらが行き渡って人々が健康になると薬も医者も要らなくなってしまうので、医薬の世界で葬り去られてしまったのだそうだ。これは、ココナッツオイルが受けた迫害にも似ている。 先日、息子が久々にフィリピンにやってきた時、到着時から体調を崩し、強い腹痛と水のような下痢に悩まされていた。息子は薬嫌いで、下痢の特効薬、イモジウムを勧めても拒否して、2~3日、外出もままならない状況だった。そんな時、やおら、私がほったらかしておいたクエン酸を飲んでみたいと言い出した。昼に飲んだのだが、数時間後、直ったと、息子がうれしそうにしていた。まさに劇的な効果を発揮したのだ。それ以来、息子は、クエン酸無しでは生きていけないとまで言い出している。 クエン酸(英語名Citric Acid)をフィリピンで探してみたがどこにも見当たらない。仕方なく、日本からやってくる人にお願いしたが、500gで400円程度で、簡単に買えたそうだ。私としてはクエン酸を水に溶かして飲むのも寂しいので、ダランダンの生ジュースを飲むようにしている。グレープジュースもいいが、高いし、輸入物は何がはいっているか知れたもんではない。ダランダンのすっぱみがなんともさわやかで、成分的にはクエン酸と大差ないものと思う。ダランダンの生ジュースは健康の元 2015年4月12日 ジェーンとキムは歯磨きに重曹を使っているという。使いするぎるとエナメル質がなくなってしまうとも言うが、歯を白く美しくする効果があるという。そして、キムが口を開けてた歯と矯正ブレスレッドを見せてくれた。たしかにブレスレッドは光輝いていた。さらにキムはブレスレッドのおかげで口の中が傷ついて口内炎ができて痛くて仕方がないという。そこで重曹を傷口にこすりつけたら、翌日には完治してしまったそうだ。 重曹はパン作りにつかうベーキングパウダーだからスーパーでも簡単に手に入る。ちなみに一ポンド(454g)で47.95ペソ(125円)と格安だ。只、ジェーンはフィリピン製は品質に不安があるから日本から取り寄せたいと主張している。        

我が家の万能常備薬 クエン酸と重曹 2015年12月3日


2016年の祝日が大統領府より発表になった。 1月1日(金)元日;金土日と3連休となるが、前年の12月30日(水)がリザールデイ、31日(木)大晦日で休みなので、あわせて5連休となる。しかもさらに、12月24日(木)クリスマスイブ、25日(金)クリスマスで、土日を含めて4連休となっており、この間の平日28日(月)と29日(火)をはさんで、11日間、休む人が大半だ。 2月8日(月)旧正月;チャイニーズニューイヤー、2月6日(土)、7日(日)とあわせて3連休となる。 2月25日(木)エドサ革命記念日;26日(金)ブリッジ休みをとれば4連休となる 3月24日(木)、25日(金)ホリーウィーク;ほとんどの国民が故郷に帰るので21日(月)から25日(金)の1週間は仕事にならない。19日(土)から帰省ラッシュが始まって、27日(日)まで9日間、マニラは空になる 4月9日(土);勇者の日;もともとバターン死の行進と呼ばれた第二次世界大戦の記念日 5月1日(日)メイディ;2日(月)が振り替え休日になる可能性がある 6月12日(日)独立記念日;13日(月)が振り替え休日になる可能性がある 8月21日(日)ニノイアキノディ;22日(月)が振り替え休日になる可能性がある 8月29日(月)英雄の日;27日(土)、28日に(日)と合わせて3連休となる 11月1日(火)万聖節オールセイントデイ;前日の10月31日(月)がブリッジ休みとなり、10月29日(土)、30日(日)とあわせて4連休となる。ほとんどすべての人々は墓地に行って先祖に再会し一晩を過ごす。 11月30日(水)ボニファシオディ; 12月24日(土)クリスマスイブ、12月25日(日)クリスマス;来年のクリスマスは土日にかかり、休みがない 12月30日(金)リサールディ、12月31日(土)大晦日、1月1日(日)正月;さらに年末年始の3日間の休みは金土日と最小限で、毎年10日~2週間の大連休となるのだが、めったにないことだ。 このほかにイスラム教のラマダンと犠牲祭の2日間の休日があるが、日程は未定だ。さらにこの年は、大統領をはじめとする統一選挙があるので5月に休みがはいる。 […]

2016年の休日 2015年9月6日



バリクバヤン・ボックスとは、海外の出稼ぎ労働者(OFW)がフィリピンの家族のもとに様々な物品を無税で送れる優れものの宅配便だ。大中小の段ボール箱にいっぱいの荷物をつめて、5000円から1万円、2週間程度玄関まで届けてもらえる。ちなみにバリクバヤンとは帰郷という意味だ。詳細は次をクリック(マニラ生活電話帳の広告)IMG_20150831_0002 一口に一千万人のフィリピン人が海外で働いているといわれているが、バリクバヤン・ボックスは、それらのOFWと国に残された家族をつなぐ大切な絆だ。免税範囲は、一箱につき500ドル以下、利用頻度は月に一回などと制限はあるものの、中を調べるわけでもないので、無制限に等しい。 これが、密輸や違法物品の輸送などにも使われていることが発覚し、税関が通関検査の厳格化を打ち出した。これに対して、中身が盗まれるなど、多方面から抗議が出て、翌日、大統領が開封検査を取りやめるよう税関に指示を出した。 これで一件落着だが、実は、このバリクバヤンボックスは息子も大いに利用している。しばらく農場に滞在していた息子は、フィリピンを故郷のように想い、日本には出稼ぎに行っているという感覚がある。だから、ビアンカにプロポーズして、いずれはフィリピンに家族を持とうと目論んでいる。 その息子が、ビアンカ攻略に利用しているのがバリクバヤンボックスだ。ダンボールボックス一杯に、お菓子、即席めん、缶ビール、中古屋で買った衣類、などなど、大量の物品を年に1~2度、送ってくる。これが届くと子供達は大喜びで、目当ての品を競い合って手にする。もちろん早い者勝ちだ。 息子から送られてきた食料品を独り占めにするKIAN、その後、ボックスの中で遊んでいたら、姉のキムに唇を奪われてしまった。 逆に、日本に何か送りたいがどうしたらよいかという相談をたまに受ける。書類などはEMS(郵便局の国際宅急便)やFEDEXなどの航空宅配便で、一通、1000ペソ程度、2~3日で届くが、お菓子などの日用品を送るのにはコストが嵩む。日通や佐川急便、クロネコヤマトなども進出しているが、こっちは駐在員の帰国にともなう引越しなどには利用するのはよいが、例えダンボール一個でも一般の貨物扱いとなって、宅配便のような手軽さがない。早く、バリクバヤンボックスのようなサービスを始めて欲しいと思うが、そもそもフィリピンから日本へ日用品を送るようなニーズはほとんどないのだろう。 以前、犬の血清を検査のために日本に送ろうとしたら、FEDEXなどの航空宅配便では扱ってくれなかった。そして、某大手運輸会社からは、一辺が20cm程度の発泡スチロールの箱、一個が、冷凍宅配で、10万円の見積もりが出てきて度肝を抜かれたことがある。

バリクバヤン・ボックス(ふるさと宅急便)2015年8月31日


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最近、食の常識が覆され、今まで見向きもされなかった当たり前の食品が見直されている。カカオ(チョコレート)、コーヒー、バナナ、パパイヤ、ナッツ類などなど、そして、その際たるものがココナッツ・オイルだ。日本でも、今やブームとなっており、その効用が、Yahooのサイトでも頻繁に取り上げられている。 一方、コレステロールや血圧の上限値が上げられ、しかも脂肪の摂取や塩分の摂取と関係がないという考えが主流になっている。このため、数百万の人々が高脂血症や高血圧から解放された。そのため、悪玉の塩や脂肪が無罪となるなど、今まで唱えられきた食の常識が見直されている。そんなときに注目を浴びたのがココナッツ・オイルだ。        先日、日本に帰った折、家族に持って帰ったのが、バージン・ココナッツ・オイルだ。一リットル380ペソ(約1000円)は安くはないが。日本では格安だ。さらに、そのココナッツオイルで作った石鹸は透明でいかにも自然の手作り石鹸だが、肌に優しいと評判の石鹸だ。 10年ほど前、アメリカではバージン・ココナッツ・オイルが高値で取引されており、フィリピンで小さな工場を立ち上げたいとアメリカ人の退職者が話をしていた。その時は、半信半疑で聞いていたが、従来、アメリカでは大豆やコーンの植物油を売り込むために、ココナッツオイルのパッシングが行われ、ココナッツ・オイルは毒物扱いをされていたそうだ。その結果、植物油で揚げられたフレンチフライやポテトチップの食べすぎで、肥満や糖尿病がアメリカそして全世界に蔓延した。ところが、その後、ココナッツオイルの有用性が見直され、逆にブームとなっていたらしい。ちなみにバージン・ココナッツ・オイルとはバージン・オリーブ・オイルと同様、実を絞っただけのもっとも自然な製法によるオイルだ。 フィリピンでは、米を栽培できない斜面など、国土の大半がココナッツの木で覆われていると言っても過言ではない。ご多分にもれず、我が農場でもココナッツの木が100本ほど植えられている。ココナッツの木は、肥料もやらずにほったらかしにしておいても、数十年間、一年中、実をつけ、捨てるところがないというすぐれものの木だ。しかも、強烈な台風がきても、実と葉を落とすだけで、幹は折れず、たくましく生き続ける頼もしい存在だ。 ジェーンの保有するレガスピ市の丘の上の土地から後ろを眺めると延々とココナツ林が続く。農園のココナッツの木は、10年目を迎え、たわわに実をつけている。 ココナッツの若い実は、ブコ・ジュースと呼ばれる透明の液体で、そのまま飲むことができる。ポカリスエットをあっさりさせたようで、まさに天然のスポーツ飲料といったところだ。さらに実を割ると、内側に柔らかなゼリーのような白い実がついており、スプーンですくって食すことができ、ほの甘く子供達のおやつの定番だった。しかし、最近は、ご多分にもれず子供達はポテトチップなどのジャンクフードを好んで食べている。 ブコ・ジュースを売る屋台は街のいたるところで見かける。1個25ペソ、20年前は2ペソだったがずいぶんと値上がりしている。田舎ではこのブコ・ジュースがソフトドリンクのかわりにのどをいやしてくれる。 ココナッツは十分熟すと茶色になり、中は白い硬い実が1cmほどの厚さになる。これを細かく砕いて、そまま料理に使ったり、あるいは、水を加えて絞ってミルク状(ココナッツ・ミルク)にして料理の味付けに使う。また、ココナッツ・オイルもこの実から取れる。南の国の料理と言えば、このココナッツ・ミルクで味付けるのが定番だ。 ココナッツの実は熟すると茶色になり、料理用のココナッツ・ミルクやココナッツ・オイルの原料となる。左の写真は熟して、芽を出しているココナッツの実、右は、マーケットでココナッツ・オイルを絞っている職人さん。 農場の面倒を見てもらっているマミー(ジェーンの母親)にバージン・ココナッツ・オイルが日本で脚光を浴びている話をした。身近にあり、日常、食しているココナッツが、奇跡の食品と聞いて、マミーはご機嫌だった。 その効能と言えば、心臓病、脳溢血、認知症、糖尿病、癌などありとあらゆる生活習慣病に有効で、おまけにインフルエンザやエイズ/肝炎などのウイルス感染、さらにはアレルギー疾患にも効果があるそうだ。さらに、ダイエットばかりでなく、にきびや老人斑などの肌の手入れいにも有効だそうで、特に石鹸やシャンプーなどの薬用品の影響で潤いや感染防止力を失った肌に塗ると若々しい素肌を取り戻せるという。まさに、健康の秘訣、アンチエイジングの秘薬というものだ。 ココナッツ・オイルは中鎖飽和脂肪酸とかいうもので、酸化しにくく、高熱にさらされても変質せず、体の老化を防ぐ抗酸化作用があり、揚げ物に使っても、その効能はかわらないそうだ。価格は一般の植物油と同じ1リットルあたり100ペソ少々だが、バージン・ココナッツ・オイルとなると400ペソ程度にはねあがる。 そのため、我が家からは、大豆油やコーン油は姿を消し、料理用には無味無臭のココナッツ・オイルを使い、ドレッシングや食用にはバージン・ココナッツ・オイルを定番とした。また、以前から、ブコ・ジュースは毎日買い求め常飲することにしており、砂糖たっぷりのソフト・ドリンクは子供達を含めてご法度だ。また、私自身、毎晩、バージン・ココナッツ・オイルを体中に塗って床についている。 […]

奇跡の食用油、ココナッツオイル2015年7月13日



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バイアグラ(成分名:シルデナフィル)のジェネリックが発売され、世の熟年男性に福音となったことは、以前、報告した。バイアグラと同様の薬効を持っているシアリスに関して貴重な情報を得た。それは、シアリスの主成分は、タダラフィルであり、これは、血管壁の弾力性を回復し血管を若返らせるアンチエイジングの特効薬/秘薬であるというのだ。 糖尿病による主要な問題は血流の障害で、糖を過剰に含んだ血液が血管を傷つけ、さらに血液がよどんでいるために体中に血液を循環させることができず、脳溢血、心筋梗塞、壊疽、視覚障害、認知症、前立腺肥大症、などなど、感染によらない疾患、すなわち成人病(生活習慣病)を呼び起こすというものだ。もちろん、食生活の注意は必須であろうが、シアリスを若干(5mgを一錠)、毎日服用することにより、全身の血管がよみがえるという。このことは、全身に十分な栄養、酸素、そして免疫細胞などを送り込むことができて、肉体を正常に機能させることができるということだ。 まさに血の巡りがよくなるということで、不治の病の糖尿病ばかりか、サイレントキラーといわれる高血圧、そしてほとんどすべての成人病(生活習慣病)を克服できるというすぐれものだ。その副作用が、男性であれば、ちょっとした刺激で容易に勃起してしまうという、まさに青春がよみがえるというものだ。こんな副作用は大歓迎だが、一説によると、セックスを頻繁に行う熟年夫婦は、若々しくて肌の色艶もよく、健康長寿を楽しんでいるという。前立腺肥大、癌に罹病する確率もセックスを頻繁に行う熟年男性はそうでない男性に比べて低いという。まさにセックスはアンチエイジングの秘訣だそうだ。秘薬で秘訣、なんとも頼もしい限りだ。 問題は、コストだ。従来のように一錠、1400円もするのでは、とても毎日、服用するのも難しい。しかし、フィリピンではシアリスのジェネリックが販売されているそうなのだ。20mg一錠入が、約800ペソ、5mgなら、約220ペソで済む。これなら十分まかなえる。そこで、ジェネリックの薬屋を数件回ったが、どこも品切れで手に入れることができない。さらにマーキュリードラッグストアに行ったら、同じ値段で、シアリスを売っていた。しかし、こちらは、処方箋がないと売れないと硬いことを言っている。 まさに健康に対する投資だが、近い将来、ややこしい病気にかかって薬漬けの生活が待っていることを考えると、大いなる投資効果が見込めるといえる。ただし、シアリスを飲んだからといって、暴飲暴食に明け暮れたので元も子もない。糖尿病の経験で培った食生活の知恵を今後も生かし続けることは言うまでもない。 人生、死ぬまで健康でいたいというのは誰しもの願いだ。感染症はいろいろな薬が開発されて治る時代になったが、薬ではどうしようもない成人病(生活習慣病)が血のめぐりを良くするシアリスで克服できるというのは、福音以外の何ものでもない。 下の写真はバイアグラ(成分名:シルデナフィル)のジェネリック、これはいくらでも手に入る

シアリスはアンチ・エイジングの特効薬2015年5月26日


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おやつといえばフィリピンではポテトチップなどのジャンクフードが定番だ。コンビニにはジャンクフードがあふれ、巷ではジャンクフードの袋を抱えてうら若い女性がおいしそうに口に運んでいる。油であげた炭水化物は肥満の元凶と我が家では禁止しているはずなのだが、皆、私に隠れて食べている。 そこで欠かさずに我が家においてあるのが韓国製の味付け海苔だ。10枚入りのパックが3個入って一袋50ペソと少々割高だが、毎週、10袋ほど買い求めている。野菜も果物を全く食べないKIANにはせめてもと自由に食べさせているが、海草は海の野菜だから、多少の足しにはなるだろう。幸いKIANは海苔と納豆が好物なのだ。 KIANばかりか、皆、この焼き海苔が大好きで、おやつ代わりに四六時中食べるのであっという間になくなってしまう。週一回、あるいは2回、PRAの帰り道にある韓国食材店、ARAに寄って買い求めるのが私の日課だ。私も、負けずに毎晩食しているが、ナッツやかぼちゃの種を海苔に包んで食べると中々美味だ。海草とナッツの組み合わせならば、血糖値も上がらないのでワインを飲みながらおやつとして楽しんでいる。 そして、最近ハッチンで発見したのが、韓国海苔と同じようなパッケージの日本産(正確には日本の会社がシンガポールで生産されている)味付け海苔だ。家に買って帰ったら、この方が油っぽくないし、味わいがあると大評判。われもわれもけんか腰で取り合ってあっという間に、8箱入りのパッケージがなくなってしまった。ちなみに一袋190ペソだから、韓国海苔より25%ほど高めだ。

我が家の定番おやつ韓国味付け海苔 2015年4月12日



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ここ数ヶ月、我が家の食卓を飾ったいたのがダランダンの生ジュースだ(旬は3月までだそうだ)。ダランダンとは柑橘系でカラマンシーを大きくしたようなみかんの原種といえるような果物で、フィリピンで採れる。房の皮が厚くてみかんと思って食べると、すっぱみが強くて、とても口にする気になれない。しかし、ジュースにして飲んでみたら、ほどよいすっぱみでとてもおいしい。ビタミンCが豊富な感じで、糖尿病や認知症にも効果がありそうだ。 しかし、実が小さいのでコップ一杯のジュースを作るのに、10個くらい絞らなければならず、手間がかかる。したがって、我が家の女の子たちが、毎日、ダランダンのジュース作りに励むことになった。       ダランダンはもっぱら近くの屋台で買うのだが、いっぺんに5kgくらい買うが、1kg、たったの30ペソと格安だ。一般の輸入オレンジやみかんは1kg 200ペソ位するので、はるかに安い。だから、私は、農薬で汚染された輸入果物(りんご、オレンジなどほとんど中国産)を買わないで、マンゴ、バナナ、パイナップル、パパイヤなどのフィリピン特産の果物を買えと主張する。 一方、ママ・ジェーンはスーパーで売っているバナナやパイナップルはミンダナオのDoleなどの銘柄物なので、何が含まれているかわからないから決して買わないと言う。ウエットマーケットや屋台で買うのが、見てくれは悪いが安くて安全で間違いない。バナナやパパイヤは、常に我が家においてあるが、野菜嫌いのフィリピン人にはこれらの果物が必須なのだ。 我が農場にはバナナやパパイヤはあるものの、パイナップルは気候のせいかなかなか成功しない。しかし、ダランダンなら行けそうと、大量の種を農場に送りつけた。今回、ホリーウイークの休暇で来てみたら、以前から葉っぱだけで実をつけていない役立たずの柑橘系の木がダランダンで、いくつか実をつけていた。まさに、農場で見放されていた木が、注目を浴び始めたのだ。

ダランダンの生ジュースは健康の元 2015年4月12日


我が家があるマカティ、サンアントニオビレッジから歩いて5分くらいのところに日本食材店の老舗「はっちん」がある(カマゴンとセイクレッドハート通りの角の近く)。週に一度くらいは、私の朝食用に納豆や地鶏の卵などを買いに行くのだが、この日、久々に生うにがたくさん置いてあった。10cmx12cmx4cmくらいのタッパーにいっぱい詰まって、450ペソ。これはとばかりに買い求めた。良くみると、サーモンの刺身(120ペソ/100g)、マグロ、イカ、など刺身の具が色々おいてある。さらに奥には冷凍のしめさばなどもあり、まさに5点船盛りができそうだ。さらに塩サバも買い求めて、〆て1500ペソ。5点盛り、サバ塩焼き、うに丼、これを4~5人で食べると、おなじみのサイカの半分ぐらいで出費で済みそうだ。ジェーンは、もうサイカからのTake Outはいらない、これで十分と言っていた。 田舎からやってきているKIANのおばあさん(ジェーンのお母さん)も加えて、KIANの学芸会の後、サイカで食事。注文した料理は、刺身、サバ塩焼きなど、純日本料理ばかりだ。 はっちんに並んでいる刺身の材料。100gあたり100ペソはkg1000ペソになり、破格の値段だが、生で食べるためには必要なコストだ。 ここには海苔巻き弁当などもおいてあって他の日本食材店とは一線を画す。 我が家では、ジェーンが刺身大好きで、とりわけ、ウニとしめ鯖には目がない。カーネルは、毎回決まってサバの塩焼き定食だ。最近はキムも加わって、従来のビーフ鉄板焼きからサーモンの刺身、あるいはサバ塩焼きに乗り換えた。私は、もっぱら海鮮チラシ寿司だが、畑や海から取れたものをそのまま生で食べるのが一番と聞いているので、まさに、我が家の健康食のスターだ。 ちょっと多すぎて刺身で食べるだけでは終わらない。そのため、うに丼にしてたっぷり味わった。このうに丼を食べたキムが翌日、下痢に悩まされた。私はなんともないので、ウニの責任ではないと思うのだが、はじめて食べた大量のウニに胃がびっくりしてしまったのだろう。 ご存知の方もあると思うが、フィリピンではウニを日本に輸出している。だから、はっちんでウニがこんなに安く売っている。大分前にフィリピン人の友人とはっちんを訪れたら、ウニがあると感激していた。彼はウニが大好きなのだがなかなか手に入らないので、それ以来、はっちんを頻繁に訪れているとのこと。まさにウニ中毒なのだそうだ。 フィリピンのウニは、馬糞ウニというウニから採る。素手で持っても痛くない、とげの短いウニで、熱帯の海の2~3mの深さにいくらでもいる。昔、ポリリオ島に出かけた折、これをバケツにいっぱいとって、ホテルでさばいて、同行した日本人に振舞ったことがある。実が柔らかくて、採るのが非常に難しくて、小さなおわんに半分くらいしか採れなかったが、採れたてのウニの味は格別だった。

我が家はお刺身ブーム 2014年10月18日