Daily Archives: May 24, 2015


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イタリアネスといえば、大きなモールでは必ず見かける本格的イタリア料理のチェーン店だ。値段もなかなかなので、あまり入ったことはないが、ここ、グリーンベルト・ワンの端、パセオデロハス通りのマクドナルドの近くにあるイタリアネスはいつも繁盛している。 この日、ジェーンの招待で、皆で、イタリアネスへ出かけて行った。9人もで食べたら、相当な金額になるのではないかと思ったが、ディスカウント・カードがあるから大丈夫だという。 まず出てくるのは無料のパン。一流ホテルのロビーの食事と同じだが、まずは、これであらかた腹ごしらえができてしまう。もちろん、子供達にはドリンクはなし、アイスウオーターだけだ。KIANにとってはいつもと同じだから不満はない。ただし、私だけはビールを注文する。       ランチタイムならば、スパゲッティとピザのセット(895ペソ)ですんでしまうところだが、夜は、普通のメニューから選ばなければならない。それでもちょっと大き目のものを注文しても倍程度の値段ですむ。16インチ程度のピザとスパゲッティはなかなか食べごたえがあって、9人のお腹を十分くちくしてくれた。したがって、9人でディスカウントもあって1500ペソ程度の出費で済んだ。なんと、一人当たり200ペソにも届かない。 ディスカウント・カードは、2500ペソを支払って買うそうだが、すべての系列店(Bistro Group)で通用し、20~30%の割引が受けられる。ちなみに和民(ワタミ)も系列店の一つだ。さらに只のアペタイザー、コーヒー、なども付いてくるし、いたれりつくせりだ。 イタリアネスの隣にはとんかつ店が開業していたが、これもBistro系列だそうだ。次回、試してみたいと思う。そのあと、しばらくグリーンベルトを歩いてみたが、夜のグリーンベルトは外国人でいっぱいで、ここが一体どこの国なのかわからない。その、真ん中には教会があって、人々が熱心に祈りをささげている。KIANといえば、水牛(カラバオ)の背中に乗ってご機嫌だ。もちろん、このカラバオは本物ではない。

イタリア料理イタリアネスで食事2015年5月24日


Working Visa(9g)あるいはPeza Visa(47(a)2 )などで、フィリピンで働いていて、その後、退職ビザ(SRRV)を申請する場合は、これらのビザは、前もってダウングレーディングと呼ばれる短期ビザ(9a)への切り替えが必要となる。もし、それが終了している場合は、それらの手続きの書類をPRAに提出すればよい。 SRRV申請にあたって、PRAが要求する書類は下記なので、元の雇用会社に依頼して事前に準備しておく必要がある。 ① 9g等のビザの発行の入管の決定書(Order) ② 9g等のビザの切り替え(取消し)の入管の決定書(Order) ③ 所得税の納税申告書(Income Tax Return) 通常、このダウングレーディングは前の雇用主の責任で行われるのだが、雇用契約終了後、ほったらかにされてしまうこともしばしばだ。そのため、ある退職者のたっての依頼で、当方が面倒見ることになった。しかし、それは、退職ビザの取得以上、予想を上回る難敵だった。とにかく、相手が入管であるということがことを面倒にしている。その手順は下記だ。その時々に色々な用紙に本人の署名を求められるので、それぞれのステップの申請ごとに本人同行が必要となる。 ① ACR (Alien Certificate of […]

SRRVの申請準備-難敵ダウン・グレーディング2015年5月24日



現在、SRRV取得のためのPRAへの預託金はDBPのPRA口座に送金するのが一般的だ。現在、申請中の方は、Working Visa(9g)でフィリピンに滞在していたので、そのダウングレーディング(短期ビザへの変更)というややこしい事前手続きを完了して、ようやくSRRV申請にこぎつけた。 預託金の着金の確認や無犯罪証明書の認証などはとっくに済んでおり、ようやく申請書一式を提出したら、PRAの担当が、DBPの預金証明と日本のゆうちょ銀行からの送金票を見比べながら難しい顔をしている。そして口にしたのが、DBPの預金証明には、送金はLand Bank(フィリピンの国営銀行)からされており、それが日本のゆうちょ銀行から送金されたという記載がない。預託金は国外から送金されなければならないので、その証明をLand Bankからもらって来いというのである。 そんなことを言われても、送金は退職者の友人が行い、受け取りはPRAとなっており、私ないし退職者がLand Bankにかけあっても相手にされるはずがない。なにかの間違いではないのか、あるいは、PRAからDBPに掛け合って必要な書類を受け取って欲しいと依頼した。一方、退職者に対しては、ゆうちょ銀行が、一体どこを経由して送金したのか、問い合わせて欲しいと依頼した。 PRAのDBPへの問い合わせによると、間違いなくLand Bankからお金は送られてきており、それ以上の情報は得られないという。一方、ゆうちょ銀行は、間違いなくPRAにお金は届いており、それ以上の情報は提供できないとのことだった。 間違いなく、退職者の名前で預託金は入金しているものの、その経由がわからないので、このままではビザの申請は受け付けられないという。銀行間の手続きの問題で、申請ができないという、とんでもない事態になってしまったのだが、要は、預託金の送金経路が、途中でつながらないのという摩訶不思議な状況(ミッシングリング)に陥ってしまったのだ。 こんな時、PRAの担当者のアドバイスは、PRAの財務部門のトップであるフィリップ部長に相談しろというのだ。幸い、フィリップさんと当方は、大変親しい間柄にあるので、相談を持ちかけると、快く応じてくれた。しかし、フィリップさんの尽力にも関わらず、DBPからは情報が得られない。しかし、彼は、Land Bankの担当者に連絡をとり、たしかにLand Bankはゆうちょ銀行と提携しており、ゆうちょ銀行からの送金をLand Bankが中継してDBPへ振り込むことはあるとの情報をうることができた。 さらにフィリップさんは、ビザ発行部門のハビタン部長と掛け合って、フィリップさんのメモを海外からの送金の証拠として、ビザの申請を受け付けてくれることになった。まさに迷宮入り寸前でフィリップ部長の尽力により解決にこぎつけたのだ。 これで、なんとか申請にこぎつけることができたのだが、ゆうちょ銀行からの送金について、今後とも同じ問題がおきかねない。フィリップさんは、Land BankからDBPへ再送金するとき、送金元の銀行を明記する、あるいはLand Bankから海外送金の証明書を発行させるとか、なんらかの仕組みを作らねばならないと話していた。 […]

PRA預託金送金の怪(ゆうちょ銀行使用の注意) 2015年5月24日