Daily Archives: November 29, 2012


先日のロングステイフェアでは、退職者の希望するロングステイ先としてはマレーシアが6年連続一位で、フィリピンはベスト10に入ってはいるものの、下位に甘んじていた。しかし、永住という観点に立つと、フィリピンの優位性が目立つと感じる。そこで今回、物価の安さ、日本からの距離、日本人退職者の受け入れの積極性などを考慮して、永住先として、実質的に3強と考えられる3つの国、すなわち、マレーシア、タイ、そしてフィリピンの退職者用のビザの比較を行った。添付比較表参照。 1. 比較対照としたビザ フィリピン:特別居住退職者ビザ(SRRV)のスマイルプログラム マレーシア:マイセカンドホーム・プログラム タイ: ノンイミグラントO-A査証 2. 有効期限 フィリピン:無期限、永住(既得権として無期限に継続される) マレーシア:10年、更新可能だがその時点でビザ発行の要件(将来変更の可能性あり)を満たしていること タイ:一年、更新可能だが、その時点でビザ発行の要件(将来変更の可能性あり)を満たしてていること 3. ビザの取得要件と年齢制限 フィリピン:35歳以上 2万ドルの預託金 収入制限は無し マレーシア:50歳以上35万リンギット(約1000万円)の資産、および               15万リンギット(約430万円)の定期預金、                         […]

退職ビザの比較(フィリピン、マレーシア、タイ)2012年11月29日