Daily Archives: March 3, 2011


私が住むサンアントニオ・ビレッジの、パソンタモ通り沿い、バグチカン通りとエステレリア通りの間(ミニ・ストップのすぐとなり)にAmber’s  Bestという大きなレストランがある。そばを通り過ぎるたびにどんな店なのかと興味を持って眺めていたが、利用する機会が全くなかった。最近、知り合いのフィリピーノに付き合って、例のゴールディラックスと、このAmber’s Bestで誕生バーティの準備することになり、中を覗くことができた。 フィリピン人のパーティ好きは語るまでも無いが、そのパーティといえば、あの甘いスパゲッティかフィリピン風やきそばのパンシット・カントンないしパンシット・マラボン、それにチキンのから揚げかシャンハイ・ルンピアがつけば上等だ。その調達先がAmber’s Bestだったのだ。 カウンターには5種類の麺類の料理に対し、300ペソから800ペソまでの5種類のサイズがあるが、一番大きい800ペソのは、なんと25人前だ。もちろん、その場で食べるメニューもたくさんあるが、ここの売りはパーティ用のテイク・アウトなのだ。客席は広々、あっさりしていて、なにか社員食堂を思わせる風情だ。  ゴールディラックスで例の巨大な角型のケーキを700ペソ、Amber’s Bestで25人前のパンシット・マラボンを800ペソ、それにコークやビールなどのドリンク代が500ペソ、しめて2000ペソで、20人程度の誕生パーティが開催できてしまう。一人当たり、100ペソ、これでもフィリピン庶民にとって見れば立派な贅沢なのだ。 Amber’s Bestはチェーン展開をしていて、マニラのあちこちに店があるそうだ。デリバリーもしている。パーティを安く済ませたかったら、ここを利用すると良い。下手に日本レストランに招待して、万単位のお金を使うよりも、ここの食べ物の方がフィリピーノにとってはよほどありがたい。ただし、あなたの誕生パーティだったら、少なくとも上記にチキンのから揚げとシャンハイ・ルンピアを加えたいところだ。そうすれば数千ペソでフィリピーノに多いに感謝されることは間違いない。質より量が問題なのだ。

Amber’s Bestは庶民の味方 2011年3月3日