十?回目の小島訪問 2011年1月8日


26日はタバコ港から船で1時間のカグラライ島沖合いのピナミントアン島に向かった。この日は幸い雨も上がって暑くも寒くもない、まあまあの海水浴日和 となった。ダシンやボボイの子供など10人ほど連れ添ってチャーターしたボートで離島に向かう。サンミゲル島とカグラライ島の海峡、男性のシンボルに似た 奇岩などを経由して少々荒れ気味の海の道中だった。 CIMG4638s-1 

離島に上陸すると、大人たちは早速昼飯の準備だ。ダシンは港で買ったカツオないしマグロのような魚を刺身にしてくれた。また、地元の人がココナッツの若い実を取ってくれて、訪問者には初体験のココナッツジュースを味わってもらった。

なんと言っても海水浴は子供たちの独壇場だ。大きな白浜には我々の一行しかおらず、独り占めだ。ちなみにフィリピン人は泳ぐときに裸にならない。T-シャツなどを着たままだ。これは日に焼けるのを極端に嫌うためと思える。  CIMG4680s-1 CIMG4652s-1 CIMG4649s-1

この日は少々海が荒れ気味で、しかも満潮とあって、浜まで波が来ていた。子供たちは波に揺られながら白い浜と青い海を大いに満喫していた。海には時折、離島をつなぐボートが行き来している。

午後の2時を回るともう帰宅の時間だ。帰りはカグラライ島の反対側を回って帰るコースをとったが、となりのバタン島との間は大変浅く、潮が引くと大きな船 は通れなくなる。漁師が仕掛けた定置網や魚釣りのボート、そしてマングローブの林などを眺めながら、ゆっくり慎重に通り過ぎていった。皆疲れて寝ていたが 4歳のヤナはポーズをとって写真を撮ってくれとせがむ。CIMG4715s-1

 カグラライ島の本島に面したところにはミシビシ(Misibisi)という大型のリゾート・ビレッジがある。かなり大規模な開発で頓挫してしまうのではな いかと心配だったが、順調に売れているそうだ。

カグラライ島と本島の間は狭い海峡で、潮の満ち干きには流れが速く、渦が巻いていることもある。本島とカグラライ島の間は、現在フェリーで結ばれているだ けだが、この海峡に2島を結ぶ橋が建設中だ。橋脚もできあがり、地上には橋の材料も保管されており、20116月が完成予定後は車でそのままミシビシ・ リゾートに行けそうだ。

海峡を抜けるとタバコ湾に入る。天気がよければマヨン火山がその勇姿を見せるところだが、この日はまったく雲に隠れていた。また、途中小雨も降って寒いく らいだった。ここではボートが車代わりに使われ、バスやジープニーに相当する大小の船が行きかっている。漁師が魚を釣っているがどんな魚が釣れるのか興味 のあるところだ。CIMG4740s-1 

 

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