フィリピーナの金なし日本紀行(その2)2010年6月13日


  土曜日は、雪を見たいというたっての希望で富士山へ向った。途中サービスエリアに立ち寄ると、行楽日和とあって大勢の人がやってきていた。そこでびっくりしたのが、清潔なトイレだ。公共のトイレでありながら、これだけ手入れのされたトイレはフィリピンなら五つ星ホテルくらいにしか見当たらない。子供用のトイレも芸術的なデザインとまで言える代物に脱帽の様子。

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そして、数多くの、まるでモールのようなレストランやみやげ物売り場だ。もちろん試食には目がない。パン屋さんにもことの他、興味を示しているが、ゆくゆくはパン屋さんを経営することを夢見ているそうだ。

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 御殿場インターを降りたところで、フェラーリの隊列を見かけた。きっとフェラーリ同好会か何かの集まりだろう。数千万円もするような車を乗り回すなんて、日本にもお金持ちはいるようだ。ちなみに中古の軽自動車に乗ってでかけたのだが、我々の車以上にみすぼらしい車は見当たらなかった。

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この日は曇りがちだったために富士山の頂上は拝めなかった。しかし、5合目まで来るとさすがに寒く、上着がないと表には出れない。富士山の5合目は標高2400mとあったが、これはマヨン火山の頂上に近い高度だ。

 5合目からながめるとようやく待望の雪が見えた。しかし、産後間もない彼女としてはそこまで上るわけには行かず、次回のチャンスを待つことにした。

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富士山の麓には多くのリゾート施設が出来ていた。リゾート牧場というので行ってみたら、ほとんど富士の裾野で生産している乳製品を売るだけの店で、当方がマヨン火山で展開しようと夢見ているリゾートファームとは程遠いものだった。

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最後にたずねた白糸の滝、周囲は民家があるというのにここはうっそうとした森に囲まれ、意外に見ごたえがあった。

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翌、日曜日は千葉の兄の家にでかけて行ったが、途中デズニーランドに立ち寄って、外だけを見てきた。中に入ったとしても、ほとんどの時間が待ち時間と聞いており、そんな無駄な時間をすごすことは、とても出来る相談ではない。そして車で走っていて、やたらと目に付いたのがトヨタのハイブリッドカー、プリウスだ。リッター30km近くは知るのだと話したら、目を丸くしていた。

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千葉の北の方まで行くと、立派な農家が目立つ。これがファーマーの家だというと、またびっくり。是非フィリピンの人たちに見せたいというので、失敬して写真を撮らせてもらった。 CIMG0839s-2この日の終わりは宿の近く、横浜中華街。マニラの中華街とは違って、完璧な観光地だが、そのど派手な外装に興味深く眺めていた。中国人の血を引く彼女だが、中国語も話せず、地元の中国人には別に興味がないようだった。

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