アモーレの里の新年会 2009年1月7日


   16日、タガイタイ・シランに近々開業が予定されている介護施設アモーレの里の新年会に参加した。この日はあいにく私の相棒がアンヘレスに行く用事があり、車が使えない。仕方が無いので、バスとジープニーを乗り継いでいくことにした。事前のヒアリングによると直行のバスは無く、まずメトロマニラの南の玄関となっているアラバンまでバスで行き、そこからジープニーを乗り継いで行かなければならないとのこと。アンヘレスで大分ジープニーの修行を積んだので何とかなるだろうとで1時間以上余裕を持って出かけていった。アラバンまではスムーズに行けたが、そこから先は乗り合わせた人にジープニーの乗り代え場所と行き先を聞きながら、手探りの旅となってしまった。CIMG8810s-4CIMG8812s-4

  アンヘレスのバリバゴといえば有名なフィールドアベニューのあるところだが、同じな地名のところにタガイタイ等に向うジープニーステーションがあった。ようやくそこでタガイタイに向う最後のジープニーに乗ることができたが、すでに開会の3時をとうにすぎていた。知っているつもりのビニャンやサンタロサも実は高速道路沿いのほんの一部を知っているだけで、おかげ様でアラバンから南の一般道路沿いの多くの街をこの機会に見学することができた。 アモーレの里に到着したのが4時半近く、会はすでにたけなわだったが、おかげ様ですぐに食事にありつくことができた。

CIMG8819s-4  地上5階、地下一階の大変立派な建物だが、1階部分の内装が完成しており、モデルルームもできて、開業を待つばかりになっている。野菜畑では立派に野菜が育っている。玄関にはアモーレの里のモットーが掲げられていた.

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  中央通路は広々としていて入居者がくつろげるようになっている。また、クリニック、キオスク、喫茶店、ジム、客室、事務所などが地下に配置される予定だ。CIMG8838s-4  建物の前、屋外にしつらえられた宴席にはすでに40~50名の客が、スタッフによるカルチャーダンスを楽しんでいた。久々のおせち料理やつきたてのもちを楽しんだ後はゲームやビンゴなど皆でを楽しんだ。

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  5時過ぎ、8名のシスターが到着した。なぜシスターか招待されたのかわからないが、ビンゴの時間になると日本語での数値の読み上げに対して躊躇せず紙に穴を開けている。このシスターは日本語がわかるかと疑問に思って耳をすましていると、日本語で話している。そこで話しかけてみると全部日本人だという。ラグナのドンボスコ校の人だそうだが、確かに良く見ると日本人だ。日本人のシスターがフィリピンにいるなんてはなから思っていないから、てっきりフィリピン人だと思いこんでいた。そうやって見ると日本人もフィリピン人もあまり見てくれには区別がないようだ。

CIMG8831s-4   ここのスタッフはほとんどの人が日本語を理解するそうだ。いつも笑顔を絶やさないこの人たちが日本からやってきたお年寄りを介護する日も遠くはない。来年は大勢の入居者とともに新年会を盛大に開くことができるよう祈っている。

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